今回紹介するゲームは【DORASURE】です!
DORASUREは約30分でプレイ可能な冒険型RPGジャンルの協力ボードゲームです。冒険型RPGは有名なアンドールの伝説を含め中量級〜重量級作品が多い一方で、DORASUREは軽量級で気軽にプレイすることができます。また、多くの拡張セットが存在するのでさまざまな冒険が楽しめますよ!
あなたは、邪悪なドラゴンに脅かされている街を救うため、各地より集まった冒険者の一人となります。 他の冒険者と協力して経験値やアイテムを集め、強大なドラゴンに挑みます。
この記事ではそんなDORASUREシリーズについて紹介していきます。

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
- 1 DORASURE(ドラスレ)ってどんなゲーム?
- 2 DORASUREシリーズ(独立/拡張)一覧の紹介とレビュー
- 2.1 【第1弾/基本セット】DORASURE:無印(シリーズおすすめ度:5)
- 2.2 【第2弾/拡張】ミンキャス(シリーズおすすめ度:3)
- 2.3 【第3弾/拡張】グランドマスター(シリーズおすすめ度:3)
- 2.4 【第4弾/拡張】SS(シリーズおすすめ度:3)
- 2.5 【第5弾/拡張】ファング(シリーズおすすめ度:4)
- 2.6 【第6弾/拡張】帝国紀行ジェメオス(シリーズおすすめ度:4)
- 2.7 【第7弾/拡張】帝国の刃(シリーズおすすめ度:2)
- 2.8 【第8弾/拡張】魔竜の守護者(シリーズおすすめ度:5)
- 2.9 【第9弾/拡張】ユグドラシル(シリーズおすすめ度:2)
- 2.10 【第10弾/拡張】天空列島トルメンテ(シリーズおすすめ度:4)
- 2.11 【第11弾/拡張】小さな大冒険(シリーズおすすめ度:3)
- 2.12 【第12弾/拡張】ヘリテージ(シリーズおすすめ度:5)
- 2.13 【第13弾/拡張】エクステラ(シリーズおすすめ度:4)
- 2.14 【第14弾/拡張】帝都決戦オクタヴィア(シリーズおすすめ度:4)
- 2.15 【第15弾/拡張】ストレンジャーズ(シリーズおすすめ度:2)
- 2.16 【第16弾/拡張】追憶のオートマタ(シリーズおすすめ度:2)
- 2.17 【第17弾/拡張】天竜奇譚アメノミヤ(シリーズおすすめ度:[sta5]5)
- 2.18 【第18弾/拡張】未来視の魔女(シリーズおすすめ度:2)
- 3 DORASUREの遊び方はコチラ
DORASURE(ドラスレ)ってどんなゲーム?
サクッとプレイ可能な協力型冒険RPGのボードゲームです。ミニチュアが同梱されており、剣と魔法の世界で各固有能力を持ったキャラクターたちを自在に操ります。「冒険フェイズ」での経験値獲得と装備集め、「決戦フェイズ」でのドラゴンとの戦いを楽しむことができます。
作品名 | DORASURE |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 30分/1プレイ |
ジャンル | 協力型冒険RPG, ダイスロール |
プレイ方式 | 通常型(リピートプレイ) |
関連作品 | 17作品 |
おすすめ度(個人的) | |
BGG ranking | Rate 5.5:rank:11,465位/28607 (2025.6) |
ひとこと | 冒険型RPGを軽量級(ライト)に落とし込んだ作品 |
DORASUREの世界観
あなたは、ハヴィニア地方の街の近くに棲みついてしまった邪悪なドラゴンを退治するために集まった冒険者の一人となります。経験値をため、アイテムや武器を集め、決戦においてドラゴンを退治できれば勝利となります。
自在に空を飛ぶドラゴンを追い詰めて決戦に持ち込むには、ドラゴンの根城となってる5つの山を暴いてドラゴンの逃げ場を奪わなくてはいけません。山の調査に手間取れば、危険を察知したドラゴンが容赦なく襲い掛かってきます。

世界観がプレイに反映されていて常に緊迫感を持った冒険ができるよ!
DORASUREのゲーム性

「DORASURE」は協力型冒険RPGを、プレイしやすく「軽量」に、かつ冒険RPG要素を雑にすることなくボードゲームに落とし込んだ作品となります。本作品は「冒険フェーズ」と「決戦フェーズ」に大きく分かれており、最終的に決戦フェーズにてドラゴンを討伐できれば勝利となります。
冒険フェーズ
- MAP上の移動
- 冒険やクエストの挑戦により経験値やアイテムを獲得
- 町や村での休息
- ドラゴンの警戒度MAX or 全クエスト達成で決戦フェーズへ移行
冒険フェーズでは決戦フェーズに備え、キャラのレベルアップと装備集めを行います。ただし、常に決戦フェーズへの移行の危険性があるので体力を常に全快状態に近づけ、より有利な状態での決戦を行えるようにアクションを行う必要があります。
決戦フェーズ
- ドラゴンとの一進一退の攻防
- 獲得したリソースを有効に利用し、戦略的に戦闘を進める
- 最後は運がモノを言う
決戦フェーズに移行すればいざドラゴンとの戦闘が始まります。ドラゴンとの闘いは熾烈を極め、ギリギリの戦いが繰り広げられることは間違いなし。与えられた能力やリソースを上手に使用し、ドラゴンを着実に追い詰めていきます。が、最後にはダイスロールの運が必要でドラゴンの最後の抵抗をいなし、勝利を勝ち取ります。
DORASUREシリーズ(独立/拡張)一覧の紹介とレビュー
現在、完全日本語版は第1弾の基本セットから第2弾~第18弾の拡張セット、全18作品が登場しています。
DORASUREシリーズには独立拡張セットが存在しないので、基本セットの第一弾の所有が必須となります。なので、DORASUREに興味を持った方は基本セットの第一弾からプレイしましょう!
サブタイトル | タイプ | 発売日 | 定価 | 販売状況 |
---|---|---|---|---|
無印(1弾) | 基本セット | 2014/7/19 | 4.950円(税込) | |
ミンキャス(2弾) | 拡張セット | 2014/11/17 | 3,300円(税込) | |
グランドマスター(3弾) | 拡張セット | 2014/11/17 | 2,200円(税込) | |
SS(4弾) | 拡張セット | 2015/3/6 | 3,300円(税込) | |
ファング(5弾) | 拡張セット | 2015/5/8 | 3,300円(税込) | |
帝国紀行ジェメオス(6弾) | 拡張セット | 2015/11/23 | 3,300円(税込) | |
帝国の刃(7弾) | 拡張セット | 2016/5/5 | 3,300円(税込) | |
魔竜の守護者(8弾) | 拡張セット | 2016/12/11 | 3,300円(税込) | |
ユグドラシル(9弾) | 拡張セット | 2018/5/5 | 3,300円(税込) | |
天空列島トルメンテ(10弾) | 拡張セット | 2019/11/23 | 3,740円(税込) | |
小さな大冒険(11弾) | 拡張セット | 2020/6/20 | 3,300円(税込) | |
ヘリテージ(12弾) | 拡張セット | 2021/4/10 | 3,300円(税込) | |
エクステラ(13弾) | 拡張セット | 2022/4/23 | 3,300円(税込) | |
帝都決戦オクタヴィア(14弾) | 拡張セット | 2022/10/29 | 4,730円(税込) | |
ストレンジャーズ(15弾) | 拡張セット | 2023/5/13 | 3,520円(税込) | |
追憶のオートマタ(16弾) | 拡張セット | 2024/4/27 | 3,520円(税込) | |
天竜奇譚アメノミヤ(17弾) | 拡張セット | 2024/11/16 | 4,730円(税込) | |
未来視の魔女(18弾) | 拡張セット | 2025/5/17 | 4,620円(税込) |
【第1弾/基本セット】DORASURE:無印
(シリーズおすすめ度:5)


第1弾となる基本セットの「DORASURE」無印版です。
DORASUREシリーズは1弾以降全て拡張セットとなりますが、独立拡張セットはありません。
全て基本セットであるこの第一弾を使用するため、まずはこの作品からのプレイしてくださいね!
あなたは、邪悪なドラゴンに脅かされている街を救うため、各地より集まった冒険者の一人となります。
他の冒険者と協力して経験値やアイテムを集め、強大なドラゴンに挑みます。
「DORASURE」は完全協力型のミニチュアボードゲームです。
本作品には使用可能なキャラクターが5種収録されており、各々がユニークな固有能力を持っています。この固有能力を活かした冒険、決戦は戦略性があり非常に面白いです!
キャラクター
・グラディエーター
・プリンス
・ハンター
・パラディン
・ニンジャ
-
-
【評価/感想】DORASURE(第一弾):30分でプレイ可能な協力型冒険RPG!
第1弾の基本セットである『DORASURE(ドラスレ)第一弾』のプレイが終了しました! 協力型冒険RPGが軽量(30分程度)でプレイできることが魅力的なボードゲームでした!冒険RPGジャンルは開始時の ...
【第2弾/拡張】ミンキャス
(シリーズおすすめ度:3)


第2弾は拡張セットの「ミンキャス」です。
第二作目の本作から全て“拡張セット”であるため、基本セットなしでのプレイは出来ません。
本作品の特徴はやはり2種キャラクターの追加。
キャスターは決戦フェイズでも回復するリソースやダメージ系のアイテム能力を持ち、安定的なアタッカーとして活躍できます。一方でミンストレスはサポート系の能力を持ちますが、戦闘が弱いのが相当痛いです。大人数でやる場合には能力が活きると思いますが、少人数プレイ、特に2人プレイでは使えないキャラクターになってしまいますね。
クエストタイル3枚追加も地味に嬉しいですね。
追加要素
- キャラクター2種追加
・キャスター
・ミンストレル - クエストタイル3枚追加
【第3弾/拡張】グランドマスター
(シリーズおすすめ度:3)


第3弾は拡張セットの「グランドマスター」です。
本作品は拡張セットであるため、単独では遊べません。
本作品の特徴は「ソロプレイ」用の拡張であること。
ソロプレイ用ということで、追加されるグランドマスターは能力値が高めに設定されています。
1人で遊ぶ頻度が高い方にはオススメの拡張ですね!
追加要素
- キャラクター1種追加
・グランドマスター - クエストタイル1枚追加
- 1人プレイ用拡張
【第4弾/拡張】SS
(シリーズおすすめ度:3)


第4弾は拡張セットの「SS」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は「多人数プレイ」用の拡張とキャラクター2種が追加されることですね。
ドラスレ自体は大きくスペースを広げて遊ぶボドゲではないので、多人数で遊ぶ…のもどうでしょ、という感じではあるのですがサクサクラウンドが回るので一度多人数プレイしてみたいところです。
作品名にもある「SS」は恐らく新キャラクターの「サムライ」と「シャーマン」を指してるものと思われます。
「サムライ」は特性上ダメージは受けにくいですが、XPも得られにくいのが難しい所ですね。アイテム能力も制限あるリソース4という具合で可もなく不可もないキャラクターですね。「シャーマン」は強力なタンク役になれますが、少人数だとダメージソースが不足するので使いづらいです。
追加要素
- キャラクター2種追加
・サムライ
・シャーマン - クエストタイル3枚追加
- 追加ルール「強大なドラゴン」
多人数(6人~11人)プレイ用
【第5弾/拡張】ファング
(シリーズおすすめ度:4)


第5弾は拡張セットの「ファング」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴はキャラクター2種追加とルール「異境」の追加ですね。特に追加される「ヴァンパイア」「ワーウルフ」どちらも強力なアタッカーとして活躍します。冒険フェイズでは難ありですが、成否に直接かかわる決戦フェイズで十分な活躍を見せます。
「ヴァンパイア」はリソースの減少が能力の弱体化に繋がるまさにヴァンパイアといった設定になっています。リソースが安易に吐けない点は欠点となりますが、戦闘のステータスは脅威の5で、アイテム能力は味方の蘇生なので強い部類のキャラクターです。「ワーウルフ」はXP値で人間、人狼モードを行き来するユニークなキャラクターです。XP最大時には「戦闘」が脅威の6となり、決戦フェイズで圧倒的な優位性を誇ります。
追加ルール「異境」により冒険フェイズ時のイベント増加に繋がるタイルが設置されます。よりランダム性が高まり繰り返しプレイ時の刺激が得られる変更ですね。
追加要素
- キャラクター2種追加
・ヴァンパイア
・ワーウルフ - クエストタイル4枚追加
- 追加ルール「異境」
【第6弾/拡張】帝国紀行ジェメオス
(シリーズおすすめ度:4)


第6弾は拡張セットの「帝国紀行ジェメオス」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
冒険の舞台は新たなる街「ジェメオス・シティ」へと移されます。数年前にこの地方に住み着いた「双子竜」によって住人達は竜の脅威に怯える日々を送っています。
凶悪な兄竜と狡猾な弟竜。
「双子竜」の手から「ジェメオス・シティ」を解放して下さい。
本作品の特徴は初めての追加マップですね!
これまではハヴィニア地方の街に棲みつく竜との対峙でしたが、新マップ追加により舞台は「ジェメオスシティ」へと移ります。待ち受けるのは双子竜ということで、純粋にマップが変更になるわけでなく最終目的の退治する竜そのものも変更になります。MAPのサイズは約1.5倍になり、双子竜の攻略難易度は基本セットよりも難化しています。
追加要素
- マップ追加
- クエストタイル1枚追加
【第7弾/拡張】帝国の刃
(シリーズおすすめ度:2)


第7弾は拡張セットの「帝国の刃」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は3種のキャラクター追加ですね。
「アーチャー」は想像できると思いますが、遠距離から『協力』が可能です。移動ターンが無駄にならないので地味に優秀な能力ですね。また、『連携攻撃』時の安定的なダメージ増加にも繋がる能力を有しており、比較的使いやすく強いキャラクターですね。
「ビショップ」はサポート役と思いきや、アイテム能力によりアタッカーにもなれるキャラクターになっています。サポートとしては冒険フェイズの安定化に繋げることができ、アタッカーとしては制限なしの戦闘5なので「竜の財宝」を取得できれば、一気に優位になりますね。
「チェスター」は外見がうさんくさい道化師さんです(画像参照)。ダイスの全裏返しや、ドラゴンアクションの選択が可能なトリッキーな能力ですが、ううん…ちょっと中途半端な気もします。
追加要素
- キャラクター3種追加
・アーチャー
・ビショップ
・ジェスター
【第8弾/拡張】魔竜の守護者
(シリーズおすすめ度:5)


第8弾は拡張セットの「魔竜の守護者」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴はゲーム性が大きく変わる追加ルール「魔竜の守護者」とそれに対応した新キャラクターの登場です。
追加ルール「魔竜の守護者」と「ダスクブレード」はセットで使用します。
大きな変更点は、クエスト要素が倍増しそれの成否によって決戦フェイズの際の難易度が変わることです。「ダスクブレード」自体がイカれた性能のキャラクターで純粋なアタッカーとして最強クラスです。ただ、ダスクブレードは冒険フェイズ中に試練を課し、そのイベント達成数により竜側に付くか、人間側に付くか決まるという謎の立ち位置のキャラクターです。竜側に付くと言ってもゲーム上寝返るわけではなく、決戦時に竜に優位な戦闘になるだけです。人間側に付けることができればグンッと難易度は落ちるので、戦略性もクリア率も高まる良い追加ルールだと思います。
追加要素
- キャラクター1種追加
・ダスクブレード - 追加ルール「魔竜の守護者」
【第9弾/拡張】ユグドラシル
(シリーズおすすめ度:2)


第9弾は拡張セットの「ユグドラシル」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は3種キャラクターが追加されることですね。
「プロフェッサー」は強力な味方バフが可能なサポートキャラです。味方バフは強力ですが、本人はさほど強くないので少人数で挑む場合にはちょっとお荷物感はありますが、多人数プレイする際は圧倒的に強キャラになります。
「メカニック」はあまり欠点が無い強キャラです。これまでは「竜の財宝」でのみ能力解放されていましたが、メカニックは「竜殺しの武器」取得でも能力解放があります。地味にありがたいドラゴンへの開始時1点ダメージとランページ無効化、クリティカルの定義拡大が強く、能力による安定的なダメージが効果的に働くことでしょう。
「ウォーマシン」は「プロフェッサー」に依存する部分もあるのでセットで使用すると良いでしょう。単体でもまぁ優秀な能力値ではありますが、「プロフェッサー」が味方にいるといないではリソース数が3も変わります。
追加要素
- キャラクター3種追加
・プロフェッサー
・メカニック
・ウォーマシン
【第10弾/拡張】天空列島トルメンテ
(シリーズおすすめ度:4)


第10弾は拡張セットの「天空列島トルメンテ」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
冒険の舞台は新たなる街「トルメンテ・シティ」へと移されます。飛行艇が飛び交い、その起点となるトルメンテシティは、多くの冒険者や旅人たちでにぎわっていました。
しかし、嵐をあやつるドラゴンが天空列島に居を構えたことにより、この街もまた恐怖と絶望に満ちた毎日を過ごしています。
大空に浮かぶ島々を自在に渡り、嵐の魔竜を追い詰めてトルメンテ・シティを救いましょう。
本作品の特徴はマップの追加とキャラクター1種追加ですね。
「トルメンテシティ」を舞台とするマップの大きな変更点は、冒険フェイズでの竜の存在感が増し難易度がぶちあがることです。これまでの2種マップでは「冒険フェイズ」では竜は特別多大な影響を与えることはありませんでしたが、今回はひどく妨害をしてきます。ドラスレの基本セット自体難易度が低いわけではありませんが、強力なキャラクターの数々が出た現状では難化したマップもアリでしょう。他拡張と併せて楽しみたいところですね。
新キャラクターの「スカイフォーク」はどちらかというと移動優位なキャラクター。今作の「トルメンテシティ」の設定に合わせたキャラクターになっていますが…「戦闘」が3ということで決戦フェイズでは活躍しにくく…正直強くありません。やはり最後の決戦フェイズがモノを言うのでアタッカーの重要性が高いゲームではありますね。
追加要素
- マップ追加
- キャラクター1種追加
・スカイフォーク - クエストタイル1枚追加
【第11弾/拡張】小さな大冒険
(シリーズおすすめ度:3)


第11弾は拡張セットの「小さな大冒険」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は「旅のオトモ」ルールの追加と対応する「テイマー」の追加ですね。
少人数プレイ用ではありますが、キャラクターとは別に「オトモ」を連れて冒険を行うというもの。正直オトモ自体は特に強くなく、EXPの振り分けを行う必要もあるので…サポートのはずがむしろ難易度を上げに来る始末、という拡張になってます。ただ、設定だけ見るとちょっと購入してプレイしたくなる方もいるでしょう。あくまで少人数プレイ向けなので、普段ソロや2人プレイで楽しんでいる方は手を出してみてはいかがでしょうか。
追加要素
- キャラクター1種追加
・テイマー - 追加ルール「旅のオトモ」
少人数プレイ向けシステム
【第12弾/拡張】ヘリテージ
(シリーズおすすめ度:5)


第12弾は拡張セットの「ヘリテージ」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は追加ルール「遺跡と遺産」と2種キャラクターの追加です。
ドラスレ基本セット自体はあまり初期セットアップのランダム要素が少なく、それ自体だけだとリピート性が低いボドゲです。今回の拡張はリピート性を強化するものになります。ルールとしては、報酬タイルの下に遺跡タイルを置き、そのイベントやクエスト次第で「金貨」や「遺産」を獲得し、今後の冒険を優位に進めることができるというものです。これにより戦略性が上がる、難易度が下がるので純粋に面白さは高まると思います。難易度はキャラクター等でいくらでも縛れるので、それを踏まえると単純に何度もプレイしても飽きない良ルールの導入が可能な拡張ですね。
追加キャラクターの「アルケミスト」は仲間依存強めのキャラクターで、性能としては普通。ここまでの拡張で強キャラが実装された中だと弱い部類かもしれません。
「トレジャーハンター」は今回の追加ルールにシナジーを持つキャラクターなので、本ルールを追加して行う場合には使用してもいいでしょう。「遺産」の効果が強めなので、冒険フェイズでの「遺跡」攻略を優位にするトレジャーハンターはかなり有能です。能力値も悪くなく、素でも「決戦フェイズ」で腐ることはありません。
追加要素
- キャラクター2種追加
・アルケミスト
・トレジャーハンター - 追加ルール「遺跡と遺産」
【第13弾/拡張】エクステラ
(シリーズおすすめ度:4)


第13弾は拡張セットの「エクステラ」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は3種キャラクターの追加です。久しぶりに純粋なキャラ追加拡張です。
同人誌発祥のキャラクターを逆輸入したということもあり、ビジュアルがお好きな方は多いのではないでしょうか。職業もセンスがありますよね。
「竜拳士」は基礎能力が戦闘特化の化け物で、アイテム能力は一度のみ「戦闘」を12に変更できるというもの。瞬間火力の鬼で、ゲームシステム的には確実のとどめを刺すことが可能な能力なのでクリア率の安定化には貢献できるキャラクターです。リソースの制限はありますが、攻撃は最大の防御的なボドゲなので、全然デメリットにならないですね。強キャラです。
「土地神」はリソースの最大値が7で、アイテム能力で決戦フェイズでのリソース上限まで回復可能です。ゲームシステム上、リソースは攻めよし、守りよしの万能システムなので、リソースをMAX14使用可能な本キャラクターの万能感は飛びぬけてます。戦闘は2ですが、普通にリソース2ずつ使用して疑似的に戦闘4の状態が7ターンも持つので、十分に補える性能を持ってますね。「竜拳士」のせいでちょっと基準がブレますが、強い方ではあります。
「ゾンビ」は「不死」の能力を持つユニークなキャラクター。ではありますが、いざ決戦フェイズでは味方がダメージを貰うことも多いので、自身が不死であっても味方を失えば厳しい。自身の性能値も悪くはないですが良くもないので、1人生き残っても最後は…。一番ユニークな能力なのに一番平凡というキャラクターです。
追加要素
- キャラクター3種追加
・竜拳士
・土地神
・ゾンビ
【第14弾/拡張】帝都決戦オクタヴィア
(シリーズおすすめ度:4)


第14弾は拡張セットの「帝都決戦オクタヴィア」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
人類最大の都市、帝都オクタヴィアを舞台に「白銀の竜皇」率いるドラゴンたちの軍団「ドラゴンレギオン」と戦います。
最大8名までのプレイヤーで遊ぶことができます。
通常のDORASURE とは異なるルールが満載の拡張版です。
プレイヤー全員で協力し、「白銀の竜皇」を撃退しよう!
本作品の特徴は新マップの追加とキャラクター1種の追加ですね。
新マップの追加により「攻城戦」要素が導入されたゲームシステムに変更になりました。これにより、本MAPを使用する場合は従来の追加ルール等は使用できません。タワーディフェンス形式で城の耐久度を守るシステムではありますが、結局冒険に出てクエストをする流れの方がクリアに近づくのでやることはあまり変わらなかったりします…。一方で決戦フェイズではドラゴン親分「白銀の竜皇」との対峙です。難易度は相当高く、強いです。
追加キャラクターの「シティガード」は名前とは裏腹に別にシティをガードするわけでなく…と思いきや防衛団長的な意味なんですね。人類最大の都市、帝都オクタヴィアの衛視隊長とは言えただの人間、能力値が高いわけでもなく、ダメージを引き受ける能力を有していて…ちょっと頼りないです。過去登場したキャラクターはもはや人外のやべーやつらだったので、仕方ないですね。
追加要素
- マップ追加
- キャラクター1種追加
・シティガード - プレイ人数2~8名
(おまけのソロプレイルールあり)
【第15弾/拡張】ストレンジャーズ
(シリーズおすすめ度:2)


第15弾は拡張セットの「ストレンジャーズ」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は新キャラクター3種の追加ですね。ここまで来るとキャラクター増えすぎて…最初からすべての拡張を購入してる人よりは基本セット遊んで他のキャラクターも試したいな、とかそんな人向けかもしれません。
「オニ」は冒険フェイズ中のクエスト挑戦で、「教養」や「探索」の代わりに「戦闘」を使用でき、そもそも「戦闘」一本化した非常にシンプルなキャラクター。高い能力値でクエストに挑戦可能なので、報酬が強力な追加ルールを導入しているなら「オニ」は非常に強力でしょう。リソースが無く、戦闘は5、アイテム能力でドラゴンの「丸呑み」が回避可能ということで、ここだけ見ると平凡です。
「ドライアド」は最果ての森出身ということで、森に引きこもり移動に難ありという使い勝手の悪いキャラクター。冒険フェイズがそんな感じなので決戦フェイズが強い…と思いきや見た目通り「戦闘」は低く、ドラゴンのデバフはあるものの拘束ターン数が短く、ちょっと残念なキャラクターだったり。
「マーフォーク」はアイテム能力がリソース3消費で、ドラゴンに2ダメージという地味だけど強力な能力の持ち主。ただし、それ以外が平凡なので、ここまで数々の化け物たちが登場した中では中の中。というか「マーフォーク」って名前初めて聞いた。半人半魚で賞金目当てに上京、独自の神聖魔法を使うなど、むしろ設定がユニークなキャラクターでした。
追加要素
- キャラクター3種追加
・オニ
・ドライアド
・マーフォーク
【第16弾/拡張】追憶のオートマタ
(シリーズおすすめ度:2)


第16弾は拡張セットの「追憶のオートマタ」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は新キャラクター1種の追加ですね。専用ルール「失われた記憶」はルール追加ではなく「オートマタ」のキャラシステムに付随するルールです。
「オートマタ」は従来キャラクターとは異なり、独自のカードシステムを使用します。レベルアップ時にランダムでカードを取得し、本体の強化が行われるというもの。3LVまで上がり、チート能力を得た時の決戦フェイズの頼もしさは異常です。上振れた時の能力値は過去の強キャラと比較しても上位です。追加攻撃を可能にしたり、決戦フェイズでの毎リソース回復、デメリットの少ない復活効果など、ドラスレ経験者ならこの能力を聞くだけで群を抜いた強さと理解できるでしょう。
ただ、キャラクター1種追加だけで値段が値段なので少しコスパが悪いのが難点です。この拡張を購入する意欲があれば立派なドラスレのコアなファンですね。
追加要素
- キャラクター1種追加
・オートマタ - 専用ルール「失われた記憶」
【第17弾/拡張】天竜奇譚アメノミヤ
(シリーズおすすめ度:[sta5]5)


第17弾は拡張セットの「天竜奇譚アメノミヤ」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴はマップの追加とキャラクターの追加ですね。
新マップに付随して、全て専用のクエストタイル、報酬タイルに置き換わっています。なので、これまでの新マップとは異なり完全に一新された状態で楽しむことができる良拡張です。今までの拡張あるいは基本セットのプレイに飽きが来た…という方は購入するのがオススメ。
新キャラクターの「オンミョウジ」はイメージ的にはアタッカーかなと思いましたが、良性能なサポートキャラ。今まで微妙なディフェンシブ能力の持ち主が多かったのですが、オンミョウジはドラゴンランページの出目変更が出来るので、結構戦いを優位に進めることができます。
追加要素
- マップ追加
- キャラクター1種追加
・オンミョウジ - オトモアニマル追加
・ラビット
【第18弾/拡張】未来視の魔女
(シリーズおすすめ度:2)


第18弾は拡張セットの「未来視の魔女」です。
本作品は拡張セットであるため、単独で遊ぶことはできません。
本作品の特徴は3種キャラクターの追加です。
追加要素
- キャラクター3種追加
・ミア
・ルーナ
・フレア