AnotherVisionが著者の『東大ナゾトレAnotherVisionからの挑戦状 第2巻』の書籍を全て解き終えました!
本作品は「東大ナゾトレ」の書籍シリーズの第2弾です。
クイズ番組「今夜はナゾトレ」の放送毎収録分+αとそれを利用した大謎1つが収録されています。単発謎解きが約30問収録されており、謎解きの練習のような書籍となってます。
第1巻同様に長時間フライトの暇つぶしで電子書籍で購入しました。が…最終問題の大謎は外部リンク必須だったのでフライト中はプレイできず!なかなか同じシチュエーションの人はいないと思いますが、最終問題はネット必須なのでご注意を!
知識は不要。頭がやわらかければ小学生でも正解するが、頭が固い大人は苦戦する。この『東大ナゾトレ』の第1巻は発売後たちまち10万部を突破。小学生の間で大人気となり、親子や友だちで問題を出し合ったり、会社では脳トレとして楽しまれるなど、大ブームとなっている。この第2巻でも、あなたの頭を悩ます謎解き問題が集まった。書籍オリジナル問題も増え、今回も驚きの「最終問題」が用意されている。さあ、AnotherVisionからの挑戦状、解けるかどうかは「あなたのひらめき次第! 」。
”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価

『東大ナゾトレAnotherVisionからの挑戦状 第2巻』はAnotherVisionが著者の謎解き書籍です。
フジテレビで放送する「今夜はナゾトレ」出題問題をベースに、オリジナル問題を+αした書籍ですね。最後にはそれら小謎を利用した大謎も1問収録されており、全約30問の謎解きが収録されております。
基本的には小謎をサクサク解くような謎解きの練習書籍に仕上がってます。
ストーリーや章ごとに小謎大謎を収録する書籍ではなく、クイズ番組の問題集的なイメージです。
なのでまとまった時間でプレイするというよりは日頃空いた時間でプレイする方が適してるかなと思いますね!
第1巻よりは若干難易度が上がっており、謎解きっぽさが増してるようにも感じます。
特に最終問題の大謎は、所謂最近の謎解き(≠なぞなぞ)に近く、やりごたえある内容に仕上がってますね。
メーカー | AnotherVision |
作品名 | 東大ナゾトレ AnotherVisionからの挑戦状 第2巻 |
ジャンル | 謎解き書籍 |
発売日 | 2017年8月 |
価格 | 1,100円 |
推奨人数 | 1人~ |
目安時間 | 約~2時間 |
ひとこと | 「今夜はナゾトレ」収録問題の謎解き練習本 |
プレイデータ(人数、時間)
今回の作品は最終問題以外はフライト中にプレイ、最終問題は空港でプレイしました。
第1巻と連続で解いたおかげか、第2巻の小謎はあまり苦戦しませんでした。
ただし謎解きっぽさは第1巻より上がってる印象は受けましたね。
残念ながら最終問題はネット環境が必要なので荷物待ちの間に空港で解きました。
プレイ詳細
- プレイ人数:1人
- プレイ時間:合計76分
最終問題まで:42分
最終問題 :34分 - 場所 :飛行機の中、空港
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
難易度 | :2 | やや易しい |
時間制限 | :1 | 時間制限なし |
面白さ | :2 | 謎解き練習本 |
ボリューム | :2 | 約30問 |
価格 | :2 | |
おすすめ度 | :1 |
クイズ番組で出題される水準で、中には難易度高めのものもありますが基本的に謎解き難易度はやや易しいです。
第1巻よりは「なぞなぞ、IQクイズ」的な要素が低減され、謎解き感が少し向上。
特に最終問題のやりごたえと納得感は第1巻よりもかなり改善されていると思います。
最終問題の難易度は「普通」でしょうか。
ただ、結局最終問題の大謎以外は約30問の小謎ラッシュ。
基本的に本書籍は小謎を解くのがメインとなるので、これならDAISOの謎解きブック(税込110円)の優秀さが際立ちますね。
小謎大謎の展開やストーリー性を求めるならSCRAP書籍の「5分間脱出」。
小謎ラッシュで謎解き練習ならDAISO書籍かなと思います。
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!
網羅的なジャンルの小謎が収録
本作品は基本的に単発の謎解き(小謎)がメインの書籍になります。
約30問の小謎が収録されていて、難易度も様々、謎解き要素も様々です。第1巻と連続して読破しましたが、第2巻の方が謎の質が高く、謎解き感があります。謎解き脱出などの小謎にもなり得そうな要素も含まれていて、練習としては良いかなと思いますね。
1つ欠点を述べるなら、小謎ってネットでも無限に落ちてますしSNSでも毎日投稿してる人もいるぐらいなので、これを単純に書籍化したものを購入するのは少しコスパが悪いかな~というのが個人的な感想です。本作品も「今夜はナゾトレ」で登場した謎解きのまとめ+αですしね。
同ジャンルの書籍で考えても、DAISOの100円書籍でも結構立派な謎解きブックが複数種販売されていたり。
差別化できることと言えば、やはり最終問題の大謎にあると思います。
本書籍の大謎に1,100円の価値があるか…ですが。
一応大謎だけ見れば、今回の最終問題は第1巻と比較してやや難易度が上がり、謎解き要素が詰まってたと思います。
ただこれだけなら謎解きキットやSCARPの「5分間脱出」書籍の方が面白いと個人的には思いました。
AnotherVisionの謎解きキット自体は独自性が強く、低価格でコスパ良く、面白いんですよね。一方で、本作品は「今夜はナゾトレ」出題問題+αと焼き増して書籍にしただけ、感が強いです。
第一巻のレビューでも述べましたが、書籍の狙い層から外れているのもあるかと思います。個人的には小謎よりギミックのある大謎が好きですし、短時間を利用してコツコツ解くよりまとまった時間に謎解きを進めるタイプなので。

僕の謎解きの楽しみ方とは客層があってないんだろうね~。
コスパは…
もう少しコスパについて深掘りします。
小謎なんて無料で大量に落ちてる、DAISOなんかは100円で謎解きブックを出してる、ということもあり小謎自体はかなり飽和していて価値が低いです。リアル脱出ゲームなんかは体験という価値があり、謎解きキットは小謎大謎の展開に価値がありますよね。本作品は一応最終問題は大謎となっていて、それなりにやりごたえがありますが基本的に1問(第2巻は2問)なので、ここだけ見ると非常にコスパが悪いです…。
小謎の収録数も決して豊富とは言えず、書籍1冊に対して30問。SCRAP書籍の「金謎」は52問、DAISO書籍の「謎解きブック」は50問。
では、時間を考慮すると…と思いましたが、本作品は結構サクサク解けちゃうのでなんだかんだ2時間程度で走破できます。謎解きキットなんかも数時間楽しめるので、そこを考慮してもコスパ悪いかもしれませんね。
小謎ラッシュが楽しめる人であれば価値も少し変わってくるかもしれませんが、個人的には他作品を楽しむかな~という感想です。
電子書籍だとやりにくい
後は今回、フライト中の暇つぶしとして電子書籍で購入しました。が…やはり大謎があると電子書籍ではやりにくい。ページ送りが面倒すぎる。謎解き本って電子書籍であまり販売されていないのですが、これがその所以かな~と思います。小謎メインの本作品であれば最終謎以外は電子書籍でもサクサクできるので大部分は問題ないんですけどね。
後は、最終問題がまさかのWeb利用、というか問題自体がWebに乗ってるパターンでした。
なので飛行機内に機内wifiが無い場合は詰み。結局空港ついてから解きました。
最終問題も無事に解き終わり…クリア!
ですが、クリアページがないのも悲しいですね…。
まとめ
第1巻と第2巻を購入しプレイしましたが、謎解き初心者にはおすすめできるかなと思いますね!
謎解きってどんなんだろうとか、リアル脱出ゲームなどのきっかけや練習に使うといいと思います。
謎解きが楽しくなってくると、小謎大謎の展開が面白いキットや書籍、もちろんリアル脱出ゲームに移行する人が多いと思います。そういった次のステージに移った人にとってはあまりお勧めしません(個人的な感想)。ガチで小謎を攻略しにいくなら「謎検」とかにもシフトするのもありだとも思いますね~。
第1巻、第2巻が当然ながら似たり寄ったりの構成だったので、他の巻までは手を出さないかな~と思います。
東大ナゾトレSEASON2は変化があるかもしれないので、ちょい当たりしてみるかもしれませんね。
本作品のポイント
- 「なぞなぞ、IQテスト」系のジャンルが好きな方にお勧め
- 凝った謎解き書籍を期待している方には不向きかも
- 万人受けする小謎ラッシュの謎解き練習本