SCRAP公演のリアル脱出ゲーム『ある自動販売機からの脱出』をプレイしてきました。
過去公演レビューになりますね。
魅力的な求人に惹かれ、飲料会社のアルバイトに応募したあなた。
初日に告げられた勤務先は「自動販売機の中」。
どうもこの会社の自販機は、全て中の人が入って稼働させているらしい。
「30分間、お客様の注文通りにドリンクを提供する。簡単な仕事だろ?」
上司の話が続く。
「そうそう、この会社はノルマにうるさくてね。」
「もし、時間内にノルマを達成できなかったら…」
「罰として、死ぬまでこの自動販売機の中で働いてもらう。」
果たしてあなたは、謎であふれた自販機の業務をこなし、無事にノルマを達成することができるのか…?
なので、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価

SCRAP公演のリアル脱出ゲーム『ある自動販売機からの脱出』です。
本公演は第2回リアル脱出ゲーム甲子園優勝作品で「NAZO NEVERLAND」が制作した特別公演になります。
高校生の柔軟な発想から生み出される設定が秀逸でしたね!
メーカー | SCRAP |
作品名 | とある自動販売機からの脱出 |
ジャンル | オフライン謎解き/ホール型 |
発売日 | 2024年3月7日 ~ 2024年10月6日 |
価格 | 2,800円(一般当日券) |
人数 | 4人/1グループ |
目安時間 | 約70分(制限時間30分) |
ひとこと | 自動販売機の設定を上手に利用した謎解き |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きは謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き初心者卒業レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本公演の制限時間は30分で、本当にギリギリでクリアしましたよ!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人+他2人
- プレイ時間:30分(残り時間10秒程度)
- 場所 :SCRAP会場
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
難易度 | :2 | やや易しい |
時間制限 | :3 | 制限時間30分 |
面白さ | :4 | 設定が秀逸で面白い |
ボリューム | :2 | 10問程度 |
価格 | :3 | |
おすすめ度 | :3 |
ギリギリクリアではありますが、公演の謎解き難易度は「やや簡単」かなと思います。
制限時間も公演の設定上、ちょうどいい程度に感じましたね。
第2回リアル脱出ゲーム甲子園優勝作品ということもあり、誰もが理解できる自動販売機がモチーフで、設定がシンプルかつ面白い公演に仕上がっていました。
本作品は…
・自動販売機がモチーフの秀逸な作品
・難易度は公演の中では易しめ
・オーソドックスな小謎ラッシュと大謎の組み合わせ
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!
自動販売機の中の人って忙しいなぁ
「知らねーのか?自動販売機ってのは全部中に人が入ってるんだよ。」
まじですか…生を受けて30年弱、全然知る由もない事実でした。
ということで、NN飲料に就職して、初めて自動販売機の中に入って仕事をすることに。
先輩たちのブラックジョーク(?)も飛び交う中で、不安と不安に駆られながら仕事を説明されます。
社会に出ると身の回りに様々な人生のロールモデルがいますよね。同会社ならこんな感じで働いたらAさんのように、なんとなく働いていったらBさんのようになるんだろうな…ってね。NN飲料には恐ろしく「なりたくない姿」を見せつけられ、恐怖で怯えながら働くことになります。
超ブラック企業でした。
マルチタスクで仕事しないと終わんないです…
本公演はリアル脱出ゲームということで、業務の中には当然謎解きが発生します。
制限時間30分の中で何人ものお客さんが訪れ、客が来るたびに謎解きを行ってドリンクを提供する。
これが中の人のお仕事です。
もちろんそれだけではありません。(この環境から)脱出しないといけないですから!
通常業務を行いつつも裏で別のタスクのために行動も起こします。
つまり、①通常業務:ドリンクの提供、②特別業務:脱出のための情報集め+αのマルチタスクで働くわけです。
プレイヤーの配分は?
リアル脱出ゲームでは実施形態が公演ごとに異なるので、その情報が気になる方が多いかと思います。
本公演ではホール型で1グループ4人で複数グループ同時に進行します。
参加者4人がグループを組みますが、此方は2人ペア、その他2名もペアの方でした。
基本的にはテーブルで作業することが多いですが、時にはテーブルから離れることもしばしば。
30分間で手持無沙汰になることはない程度に謎を次々とく必要が生じます。
1つの謎を皆で考える…ということは少なく、小謎自体は役割分担して解き進める感じでした。恐らく1つ1つやってたら間に合わないかも。
本題の大謎に絡む部分は皆で考え、行動しますが、小謎の空き時間に進めるので詰まってる人がいればサポートする、そして時間を捻出して大謎に、という具合に進みました。
ルーム型のような協力しつつも、各個人が散らばって…ではないので状況を皆が把握しながら進めることができましたよ!
シンプルな設定と秀逸なギミック
第2回リアル脱出ゲーム甲子園優勝作品という選ばれし題材の作品ですので、期待は裏切りませんでしたね。
制限時間30分という比較的短い時間でしたが、充実感が物凄くあります。
また、各公演でまず設定が呑み込めるか、没入感があるのかって非常に大切だと思います。本公演はモチーフが自販機で皆が理解できるシンプルな設定、そして大謎につながる部分も「自動販売機」という特徴を上手に利用したギミックで非常に秀逸な作品でした。
結局私自身が大謎の攻略には貢献できませんでしたが、チームとしては大謎を突破し本当にギリギリでクリア!
本公演では約8グループいましたが、クリアしたのは2グループでしたね!
