リアル脱出ゲーム

【評価/感想】謎のタワーマンションからの脱出(SCRAP)

SCRAP公演のリアル脱出ゲーム『謎のタワーマンションからの脱出』をプレイしてきました。
ルーム型の公演で探索、謎解きの要素が存分に詰まっており、初めて知り合う人たちとの一体感が味わえましたよ!

「なんて幸運なお客様なんでしょう! 家賃が格安なのに、最新設備を備えたタワーマンションに空きがでております! いかがですか!?」

ふらっと訪れた、不動産会社で担当者はあなたに言った。
同じ生活に飽き飽きしていたあなたは、こんなラッキーなことはない、内見を即決し、マンション内に作られたモデルルームへとやってきた。

機能にもデザインにも優れたスマート家電、座り心地の良いソファ、
見ほれるほどきれいな美術品。
浮世離れした空間での、これからの生活に期待を膨らましていると、

「フッ、フッハハハッ!こんな上手い話があるわけないでしょ?
制限時間は60分。脱出できない場合、命の保証はありません」

扉にロックが掛けられタイマーが動き始めた。
なにやら異常なゲームが始まってしまったようだ。

このタワーマンションすべてに広がる謎を解き明かし、
あなたは脱出することが出来るだろうか?

なので、”実際のプレイデータ“評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

  • 一般企業勤めの20代後半
  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
  • 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!

実際のプレイデータと評価

SCRAP公演のリアル脱出ゲーム『謎のタワーマンションからの脱出』です。
本公演は2022年から継続して開催されている定番の公演となります。

リアルな部屋から実際に脱出を目指す「ルーム型」の公演で、探索、謎解き、道具の駆使の要素が詰まってます。
1つの部屋に最大10人が収容され、全員が1つのチームとして脱出を目指します。

メーカー SCRAP
作品名 謎のタワーマンションからの脱出
ジャンル オフライン謎解き/ルーム型
発売日 2022年11月16日~ 
価格 4,100円(一般当日券/休日)
人数 最大10人/1グループ
目安時間 約100分(制限時間60分)
ひとこと 自動販売機の設定を上手に利用した謎解き

プレイデータ(人数、時間)

今回の謎解きは謎解きほぼ未経験者3人がプレイしました!
最大10名が参加する公演のため、4人グループ、2人グループも参加しており計9名でプレイしましたよ!

本公演の制限時間は60分で、残り時間2分でクリアしましたよ!

プレイ詳細

  • プレイ人数:3人(友人)+他4人グループ+2人グループ
  • プレイ時間:58分(残り時間2分
  • 場所   :SCRAP会場

本作品の個人的評価

本作品の評価は以下の通りになります!

謎解きの評価

難易度:3普通
時間制限:3制限時間60分
面白さ:4王道リアル脱出ゲーム
ボリューム:4ほぼ個別に進める必要有り
価格:3
おすすめ度:3

本公演はギリギリクリアでしたが、公演難易度的には「普通」レベルですかね。
基本的にSCRAP公演は途中まではスタッフのサポートが付くので、最後の大謎にかかる部分をメンバーで解き明かせるかに掛かってます。今回の大謎はそれほど難しいものではありませんでした。

一方、時間制限は「普通~やや厳しめ」かなと思います。謎解きの難易度が「普通」ではありますが、謎のボリュームも多く参加者一人一人が各々の役割を見つけて果たしていかないと時間が足りなくなります。

そのため、積極的に自ら行動して働きかけて進めることができるので、活躍の場は多くありますよ!

本作品は…
・THE脱出ゲーム
・「探索」「謎解き」「道具利用」などの要素が詰まってる
・多人数のルーム型なので声掛け、協力は必須

プレイの感想

さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

シチュエーションは期待度高めの内覧会

本公演のシチュエーションは「内覧会」です。

内覧会って生活のイメージが膨らんだり、非日常感が味わえてワクワクしますよね。
公式画像だと凄く豪華な部屋の画像が掲載されていて、ドキドキが止まりません!

参加者同士の挨拶と内覧会をけん引するスタッフの説明が終わっていざ潜入…!

あれ?掲載画像と全然違う… 
広告詐欺じゃないかっ…!

ということでさすがに画像通り再現はされてませんでしたが、リアル脱出しがいのある2ルームの部屋でした。他の公演会場ではもっと豪華だったりするんですかね?

王道のTHEリアル脱出ゲーム

リアル脱出ゲームの中でも様々な系統がありますが、本公演は「王道」です。

何が「王道」かっていうと、やはり「探索」の要素もガッツリと含まれている所ですね。
中には探索要素が無い公演や、探索要素があっても単純に目立つ置物に書かれた数字や文字を読み取るだけ、なんて公演もあったりします。
対して、本公演は謎に繋がる「モノ」を捜索する要素が存分に含まれてます。部屋のどこかに隠されたものを探して、今持ち合わせてる謎を解き進める…このプロセスが非常に面白かったですね。

「謎解き」のボリュームも非常に多く、1人1人が役割を認識して動かないと時間的に厳しくなるぐらいには多いです。

そして本公演の肝は「道具」を利用することですね。ここも「王道」のリアル脱出ゲームたる所以です。
ネット上で脱出ゲームと言えば、「探索」と「道具利用」が充実していた印象ですが、それが見事にリアルに落とし込まれています。

王道中の王道のリアル脱出ゲームで、ずっと公演もされているので、SCRAP公演に参加したことが無ければファーストチョイスで選ぶのもお勧めですよ。ただし、他参加者との交流は避けられないのと、人数が多く全体像が把握しきれない所が難点かなと思います。
※最後にスタッフの方から全体の流れや過去公演で皆が詰まってたポイントの紹介などはされますよ!

プレイヤーの配分は…?

既に簡単に触れましたが、本公演は最大10名参加する「ルーム型」の公演です。
10人が同一の部屋に収容されて、同じ「脱出」という目的に向かって協力しながら進みます。

10人も部屋に詰め込まれるので、結構ぎゅうぎゅうになります
同じ場所を捜索するなんてのは難しく、1人1人が散らばって部屋の探索することになります。
その中で特定の物品を発見して、謎の解決に繋がりそうであれば全員に共有することが重要になります。

ぼどわん

情報の共有はリアル脱出ゲームにおいて最重要項目だね!

中盤~終盤の大謎に絡む部分は協働して謎解きを行う感覚でしたが、序盤~中盤までは積極的に誰も見てない所を見るのが大事ですね。

中盤以降は大謎に絡む部分が多く占めるので、少しでもきっかけになるアイデアを皆で出し合います。
今回は道具を利用することも多くあるので、何気ないことでも声に出すのがいいですね。

中盤まで空気だったけど、最後の大謎はやりました!

本公演中は友人同士が完全に散らばり、何故か私は他人の助手として、時には参謀として2人ペアになって謎解きに挑んでました。ただペアを組んだ方が謎解き経験者だったので、割と空気でしたね…(笑)

ただ、最後の大謎
残り時間もわずかになり、皆が「ヤバい、ヤバい」と漏らす中で、ピンッ!と閃き「おりゃっ」と仕掛けを発動。
まだリアルな公演は初体験に近い形だったので、「これかな」と閃きはしましたが、仕掛けが終わるまでドキドキ…。

スッー…。と仕掛けが終わるまで皆で見守り…無事に開錠!
なんとか残り時間2分でクリアできました。

スタッフの方は終盤の大謎に関しては何も教えてくれないので、そこで閃かなければ脱出失敗です。
途中途中にも難関ポイントはあるようでしたが、最後の大謎も難関ポイントの1つ
スタッフ、参加者に賞賛されながらいい気分で終わることが出来ました!

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二人協力ゲーム専門のレビューブログ
年齢:20代後半
職業:一般会社員(理系)×2
好物:ジャンル問わず協力型
互いに負けず嫌いで対戦ゲームNG…!?
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