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【評価/感想】アドベンチャーアイランド:未知の島“探索“のワクワク感がスゴイ!

『アドベンチャーアイランド』をプレイが終了しました!
未知なる島を脱出するための“探索の手探り感”、“面白ギミックと展開”が良かったですね~!

この記事では、”実際のプレイデータ“評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

  • 一般企業勤めの20代後半
  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
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アドベンチャーアイランドの紹介記事遊び方に関してはコチラから!

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実際のプレイデータと評価

まずは、実際のプレイデータと評価を記載していきますね!

プレイデータ(人数、時間)

二人プレイでアドベンチャーアイランドのクリアまでには以下の通りになりました!

プレイデータ

  • プレイ人数 : 2人
  • プレイ時間 : 13時間12分(1プレイ45分程度)
  • プレイ回数 : 18回
  • プレイ期間 : 約2.5ヶ月(7月4日~9月22日)

『アドベンチャーアイランド』は、連続したシナリオをプレイする形のキャンペーン型ゲームとなります。そのため、上記のプレイデータは島の脱出まで(冒険①~冒険⑤)までをクリアするのに費やした時間になります。

アドベンチャーアイランドの個人的評価

実際にプレイしてみて、『アドベンチャーアイランド』の評価はコチラの通りになります!

プレイ評価

盛り上がり:4
難易度:4
知略:2
運要素:4
コスパ(ボリューム/時間)5
おすすめ度:3

現状、島の脱出までの1周しかプレイできてませんが、既にプレイ総数18回の13時間。
圧巻のコストパフォーマンスですね。~5000円の価格帯のボードゲームの中では非常に長く楽しめる作品となっています。

また、本作品はマルチエンディングかつ非レガシー型(カードの廃棄、書き込み無し)なので、複数回遊んでも楽しめる設計となっていますので、まだまだ遊べます。キャラクターも複数人いるので、縛りプレイなんかしても面白そうですよね!

プレイの感想(ネタバレなし)

さて、本作品のプレイの感想に移っていきます。
まずはほぼネタバレなしでアドベンチャーアイランドの面白かったポイントを記載しますよ!

アイランドを冒険する感覚が忠実でたまらない!

まずね…島の探索フェーズでのドキドキワクワク感が溢れてます!

本ゲームではクリアを目指すために、様々な冒険(全5種)を達成していきます。
その中では『島を探索する』ことが必要になります。
脱出に使える素材を探す、物を探す、協力者を探す…などなど

そのフェーズの『まるで本当に島を手探りに探索してる感』は結構癖になりました。

ぼどわん

どんな場所が見つかるかな?どんな人がいるのかな?とかね!

ストーリーが進むと当然新たなカードが投入され、また異なる場所の探索等の要素が拡張されるため、常に未知との遭遇が体験できます!

ぼどわん

危険な橋を渡ったり、拠点を動物に荒らされたりとイベントが沢山待ち受けているよ!

そんな仕掛けが…!ギミックの面白さ

次に、推したいのは『アドベンチャーアイランド』の“ギミック”です。
本作では、プレイヤーをワクワクさせる仕掛けが散りばめられています。

例えば、島の探索を行うときに、時には危険な場所に足を踏み入れることになります。
下記画像がギミックの1つである橋の横断ですね。
画像だけでは何が起こるか分かりませんが、ドキドキする面白い仕掛けがありますよ!

他にも、本作ではプレイヤーが操作できるキャラクターは6人。
各キャラクターはそれぞれユニークな能力を持っています。
なので、様々なキャラを使う楽しみや、冒険に応じた使い分けもいいですね。

そして様々なキャラクターを使って楽しんでいると…
思いもよらない展開でキャラクターが消えたり、驚きの展開で驚きの場所から登場したりします。
コンポーネントに入っていなかったキャラクターが現れる驚きのギミックがありました!

ただし、使い方に癖があり、終盤まであんまり使いませんでした笑
(ママ…)

マルチエンディングならでは!奇抜な展開も

最後に特筆すべき点は、自分の選択ですべてが変わるマルチエンディング方式であるところでしょうか。

脱出を目指して、
・穏便に行くか、ゴリゴリに行くか
・セーフプレイをするか、攻めるか
性格面も出る分岐点がいくつもあります

分岐した先では、本当に様々なことが起こります(笑)
原住民とチョメチョメになった展開は、パートナーと本当に笑いが止まりませんでした!

もう一度言いますがマルチエンディングなので、全てを体験するには複数回プレイする必要があります。
私自身もまだ1周しかプレイできていませんが…
1周でも存分に楽しめるストーリー、いや冒険でしたね!

プレイの感想(ネタバレあり)

さて、ここからはネタバレありで感想を記していきます!

キャラクター

アドベンチャーアイランドでは、毎ラウンド生き延びるための「食糧確保」を行いながら、目的達成のために「島の探索」を進めていきます。

特に「食糧確保」は重要で、確保できないラウンドがあれば即失敗。餓死します。そのため、食料を節約可能なキャラクターはかなり重宝します。その一人である「ジェイミー・マクマリン」は冒険初期から使用可能なキャラクターです。このキャラクターは、アクションを実行して食料を確保した場合に追加で食料を得ることができます。これにより、実質食料を確保するために費やしていたターンを探索に充てることができます。これが非常に強力でした。

次に行うべきは「島の探索」。島の探索には「場所の探索」や「漂流物の捜索」、そして冒険の進行により解禁される様々なギミックに対するアクションを行っていきます。これらアクションの成否にはダイスロールの運が必要になってきます。ダイスロールで沼ればただただターンを無駄にしていくことになります。そこで、ダイスアクションをサポートできるキャラクターが重宝します。そこで「マリア・フォルチュナ」はアクション1回につきダイスを1個振りなおせるという能力を持ち、非常に重宝したキャラクターでした。

未知の島からの脱出を目指すのに、女性二人となんとも不釣り合いな陣容になってしまいましたが、強力な能力のおかげで有利に冒険を進めることができました。両者共に腕力が低いため腕力を必要とするアクションに対しては厳しいですが、それでも食料確保の容易さと、ダイスの運要素を軽減できる2人の能力でサクサクと冒険をこなしていけました!

ぼどわん

とある事件が起こるまでは2人とも結構使用していたよね!

そして第一、第二の冒険をクリアすると…

新たな漂流者「ゴヴィンダ」が仲間に加わりました。

ぼどわん

新たな漂流者…?皆この未知の島に行き着くんだね。
って「ゴヴィンダ」密航者??

この「ゴヴィンダ・ジャイプール」は彼の生い立ち通りの能力で、まさかの断食ができます。つまり彼も強引に食料を節約できるキャラクターです。それまで使用していた「ジェイミーマクマリン」とは特性的に相補的な関係で、ゴヴィンダは腕力が強く、ジェイミーは技術が高いので、島の目的を達成するためにより必要とする特性に応じて使い分けることができます。

結局、この3キャラクターは島の脱出まで高頻度で使用していました。なので、島を脱出できたのは…。

シナリオ

次にシナリオについて触れていきます。

本作品は上述の通り、マルチエンディングなので私たちのプレイとは異なる結末を迎える可能性はあります。

作品の終盤、冒険4。もうすぐこのアドベンチャーアイランドもラストを迎えるのかと思いながらプレイしていると…。

え、なんか気持ち悪い笑み向けてくる原住民いる…。そして…。

ぼどわん

え?え?

まさかの冒険4で、島の脱出もできずに終了するとは…。
おめでたいのかおめでたくないのか良くわからないハッピーエンドなんかもあります。

この出来事により重宝していた「ジェイミーマクマリン」が結婚して途中退場することに。代わりに「ママ・トロンガ」なるものが箱の中敷きの下に…?開けてみると…いた!

ぼどわん

まさかこんなところに仕込んでいるとは思わずビックリしたね!
面白い仕掛けをしてくるよね!

ただし、この「ママ・トロンガ」の使い道がわからず、最後まで使いませんでした。。。

冒険では有能な猿と遭遇したり、海賊と戦って船を奪ったりして…ようやく脱出成功です!

ちなみに原住民裏切りルートもあるようです。海賊関係かな!?

ぼどわん

シナリオもかなり面白くて魅力的だったね!

エンドコンテンツ

ちなみに、エンドコンテンツとしては達成項目コンプリートを目指す、というのもあります。

達成項目は冒険当初から存在するシステムで、島の探索などの結果公開されるカードの一部には旗マークが存在し、称号を得ることができます。達成項目が埋まると、冒険に役立つ追加能力が得られます。

1周のプレイでは約半分程度しか埋まりませんでしたので、まだまだ出会ってない未知のカードが多く存在するということになります。達成項目のコンプリートを目指して、まだ見ぬマルチエンディングを解禁していくのも面白いですね。

まとめ

本作はキャンペーン型の作品なので、要素の解禁によるワクワク感がありました。それ以前に島を探索して公開される未知のカードを見るのが常に面白かったですね。後は手軽に取り組みやすい中量級ボドゲで、1回1回の冒険で使用するカードも限られているためセッティングにも時間が掛からないという点が非常に優秀でした。非常にオススメできる協力型ボードゲームでした!

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二人協力ゲーム専門のレビューブログ
年齢:20代後半
職業:一般会社員(理系)×2
好物:ジャンル問わず協力型
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そんな二人の実際ゲームレビュー&紹介

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