すごろくやから販売されている『アメリアの秘密』のプレイが終了しました。
本作は、謎解き型のボードゲームです。プレイヤーは呪われた館を探索し、アメリア失踪の真相へと迫っていきます。最大の特徴はVR没入型のゲームシステムで、舞台である館の空間をリアルに投影し、謎解きを進行できる点にあります。
VRによる投影には特別な機材は不要で、スマートフォンやタブレットと同梱のシートを部屋に設置するだけの簡便な準備で探索空間が出現します。自宅にいながら臨場感あふれる謎解き体験が可能な作品でした!投影された家具や小物もデイバスを通じて調査することができ、操作性も想像以上にスムーズ。脱出ゲームの世界をプライベート空間に再現できる、没入感の高さが印象的な一作でしたね!
斬新な謎解き作品を探してる方には是非オススメしますよ!
『アメリアの秘密』は、自宅の壁や机に貼り付けた特殊なシートをスマートフォンの専用アプリで映すことで、現れる時計や暖炉、タイプライターなどを調査し、仕掛けられた謎を次々に解いていくことで、失踪した少女と呪われた洋館の秘密を解明する、AR(拡張現実)没入型の脱出ゲームです。
アメリアの秘密 | すごろくやのボードゲーム | すごろくや
この記事では、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
「アメリアの秘密」の紹介記事、遊び方に関してはコチラから!
Contents
実際のプレイデータと評価
まずは、実際のプレイデータと評価を記載していきますね!

| 作品名 | アメリアの秘密 |
| プレイ人数 | 1~6人 |
| プレイ時間 | 初級20分、本編60分/1プレイ |
| ジャンル | 謎解き型 |
| プレイ方式 | 一度きりの体験 |
| メーカー価格 | 3,520円(2026/2現在) |
| 関連作品 | なし |
| BGG ranking | Rate 5.515:rank:20598位/29836 (2026.2) |
| 商品リンク | 商品リンク |
謎解きジャンルなので1回のみプレイ
本作品を二人協力プレイで進め、プレイデータは以下の通り。
プレイデータ
- プレイ人数 : 2人
- プレイ時間 : 45分
中級シナリオ:14分
上級シナリオ:31分 - プレイ回数 : 2回
- プレイ期間 : 1日(2月15日)
本作をプレイするには、スマートフォンまたはタブレットに専用アプリをダウンロードする必要があります。部屋に設置したシートをデバイス越しに投影しながら、画面上で物語を読み進めたり、謎解きに関する操作を行うシステムとなっています。
キット自体に書き込みや切り離しといった破壊要素はなく、コンポーネントを傷つけることなく遊べるため、繰り返しプレイや再利用が可能でもあります。
アメリアの秘密のプレイ評価
実際にプレイしてみて、『アメリアの秘密』の評価はコチラの通りになります!
プレイ評価
| 盛り上がり | :4 | AR没入型の演出 |
| 難易度 | :1 | 簡単 |
| 知略 | :5 | 謎解きなので知略5 |
| 運要素 | :1 | 運要素はゼロ |
| コスパ(ボリューム/時間) | :1 | (謎解き作品でも高めの部類) |
| おすすめ度 | :2 |
「アメリアの秘密」は、デスク上やウェブ上で進める一般的な謎解きとは異なり、VR搭載のシステムによって脱出ゲームの世界観をプライベート空間に投影する体験型作品です。実際にプレイしてみると、視覚的な演出の力が強く、没入感はかなり高め。呪いの館にリアルに迷い込んだような演出がそのまま盛り上がりに直結しており、“体験する謎解き”としての完成度は高いと感じました。
一方で、謎解き作品としての難易度は「簡単」です。チュートリアルに加え、初級・本編シナリオが用意されていますが、本編でも比較的易しめ。普段から謎解きをプレイしている方であれば、あっさりクリアできるレベルでしょう。演出や体験重視の設計という印象でした。
個人的には推したい作品ではあるのですが、【おすすめ度2】とした理由は「コスパ」にあります。本作は謎解き型のため基本的に一度きりの体験であり、初級の制限時間は20分、本編は60分と、プレイ時間は決して長くありません。一般的な謎解きキットであれば、1時間程度遊べるボリュームで2,000円前後が相場であることを踏まえると、やや割高に感じてしまいます。VR搭載型で専用システムが構築されている点を考えれば価格設定にも一定の理解はできますが、もし有料でもDLC(追加シナリオなど)が用意されていれば、体験価値はさらに高まったのではないかと思いました。
体験としては間違いなく魅力的な作品です。コスト面をあまり気にせず、“新しい形の謎解き体験”を楽しみたい方には、ぜひ一度プレイしてみてほしい一作でした。
プレイの感想(ネタバレなし)

さて、本ゲームのプレイ感想です。
本作「アメリアの秘密」は、数ある謎解き型ボードゲームの中でもかなり珍しいタイプの作品です。ボードゲーム発の謎解きは、それぞれ独自のシステムを土台に構築されているのが魅力ですが、本作はそこにVRシステムを搭載している点が非常にユニーク。正直、体験するまでは具体的なイメージが湧きませんでしたが、いざプレイしてみると惹きつけられましたね!
謎解き自体の難易度は、数々の作品をプレイしている身としては「簡単」レベル。大きく詰まることもなく、比較的スムーズに突破できました。初級シナリオと本編シナリオは同じ呪われた館からの脱出という設定ですが、物語の真相への踏み込み方がまったく異なり、実質的には別シナリオといえる内容になっています。使用する物品自体は共通しているものの、仕掛けや活用方法は変化しているため、同じ体験の繰り返しにはなりません。
チュートリアルから始まり、初級、本編へと進むにつれてゲームシステムへの理解を深めながら段階的に難易度を上げていく構成は、とても親切。謎解きに不慣れな方でも自然に慣れていける流れになっています。「簡単」とはいえ、謎解き作品にあまり触れていない方であれば、「え、どういうことだろう…?」としっかり思考しながら楽しめる絶妙な難易度だと思います。最初から詰まりすぎて、ヒント確認→プレイ→またヒント確認…というストレスのある展開にはなりにくい設計です。
プレイ中というよりも、プレイ後にじっくり振り返ってから解き切った謎がひとつありました。シナリオ進行中には使用しなかった要素があり、「これは何のためにあるんだろう?」と気になっていたのですが、改めて考え直してようやく正解に到達。それ以外の場面は全体的にサクサクと進行。大きく詰まることもなく、制限時間に対しても十分余裕を持ってクリアすることができました。
重要箇所以外のポイントに触れる前に、まずは本シリーズの良かった点、悪かった点をまとめます。
GOOD!
- VR搭載型謎解き
BAD…
- ボリュームの少なさ
〇真新しいVR搭載型謎解き
本作最大の特徴は、やはり「VR搭載型謎解き」である点に尽きます。
準備は驚くほど簡単。部屋の壁や机に同梱のカードシートを設置し、スマホ/タブレットに専用アプリをダウンロードしてシナリオを開始するだけ。ゲームが始まるとデバイスは常時カメラモードとなり、画面上には現在の風景と保有アイテム、そして制限時間が表示されます。シートに向けるとAR映像が立ち上がり、現実空間に呪われた館が投影される仕組みです。
このシステムがとにかく秀逸!
いつもの見慣れた部屋が、突如として物語の舞台へと変わります。まるで昔ながらのウェブ脱出ゲームの世界に、自分自身が入り込んだかのような感覚でした。館内を探索し、気になる物品を調べ、入手し、組み合わせて謎を解いていく流れが、視覚的にも体験的にも自然に再現されています。“空間そのものを使って遊ぶ”という感覚が非常に強く、従来の紙ベースやウェブ完結型の謎解きとはまったく異なる体験を味わうことができましたよ!
リアル脱出ゲームのように実際の空間を作り込む作品もありますが、わざわざ店舗に足を運ばなくても、自宅でここまでの没入感を味わえる点は唯一無二と言っていいでしょう。手軽さと体験の濃さが両立しているのは、本作の大きな強みです。
今後、このようなシステムを活用した謎解きがさらに増えていくことに期待したいところですね!生成AIの進化に伴い、VRやAR技術も海外を中心に広がりを見せていますし、表現の幅はまだまだ広がるはずです。今回の体験は、その可能性を強く感じさせてくれるものでした。
×ボリュームの少なさ
本作をプレイして感じた一番の欠点は「ボリュームの少なさ」です。
初級シナリオと本編シナリオの2種類が用意されているものの、初級は制限時間20分といわば導入編。実質的なメインは制限時間60分の本編シナリオになります。私自身は謎解き作品をいくつもプレイしてきていることもあり、本編も約30分ほどでクリア。未経験者であれば両シナリオ合わせて1時間強は楽しめるとは思いますが、それでも全体としてはコンパクトな印象は否めません。
一般的な謎解きキットは2,000円〜3,000円程度の価格帯が多く、数時間楽しめる作品もありますが、中には1時間程度のボリュームである作品も珍しくありません。それを踏まえても、本作の価格3,520円(2026年2月時点)はやや割高に感じてしまいます。
もちろん、VR搭載というユニークな体験が味わえる点は大きな魅力です。自宅であれほどの没入感を得られるのは確かに価値があります。ただ、謎解き自体が比較的簡単なこともあり、体験時間の短さがそのまま“コンテンツの薄さ”として目立ってしまうのも事実。VRの仕組み自体は非常に面白いものの、システム規模を考えると、もう少し価格が抑えられていても良かったのでは……という気持ちも正直あります。
アプリを利用する形式である以上、追加シナリオ(DLC)を1,000円前後でいくつか配信してくれれば、初期費用約3,000円という価格にも納得感が出てくるはず。システム自体のポテンシャルは高いだけに、少し惜しいと感じる作品でした。
プレイの感想(ネタバレあり)
ここからは、例のクリアに関連しない謎解きについても触れながら感想を述べていきます。
VR×ホラー系のインパクトが凄い!

アプリを起動すると同時に、怪しげな音楽が流れ始めます。ボードゲーム版「アメリアの秘密」のトップビジュアルからしてかなり不気味な雰囲気ですが、アプリ側も負けず劣らずホラー感たっぷり。これから何が始まるんだろう、VRってどんな感じなのかな、と自然とワクワクしてきます。
まずはチュートリアルをタップ。
チュートリアルでは、VR画面がどのように表示されるのか、そして基本的な操作方法を教えてくれます。実際にAR映像とやり取りする場面は、どこかシュールで少しコミカル。ホラー調の世界観とのギャップもあり、初っ端からちょっとした盛り上がりを感じられました(笑)。
いよいよシナリオに進もうとすると、まずは準備の指示。
自宅の部屋に“呪われた館”を召喚するための準備を開始します。同梱されているカードシートを設置する作業をここでします。なお、シート自体は謎解きの解答に直接関わるものではないため、内容が見えてもネタバレにはなりませんが、念のため沢山載せてる方はモザイクかけておきます。
正規の遊び方は、付属の粘着剤(きれいに剥がせるタイプ)で壁に貼り付けてプレイする方法。ただ、設置が面倒であれば机の上に並べるだけでも一応プレイは可能です。とはいえ、せっかくのVR体験。壁や空間を使ってこそ“館に入り込んで探索する”感覚が生まれます。机上にまとめてしまうと没入感はかなり薄れてしまい、正直面白くもなんともないと思います、はい。どうせ遊ぶならしっかり空間を使って準備するのがおすすめです。購入前に軽く口コミ見たときに、レンタルルームを借りてプレイした人もいるそうで…絶対楽しいですよね!


さて、シートの準備も整い、いざスタート……の前に「どうせなら部屋の明かりも消して雰囲気を出そう!」と思い立ちました。ところが…私のタブレットにはライト機能がなく、暗がりの中で館を探索するというリアルな演出は断念することに。より没入感を味わうなら、ライト付きのスマホでプレイするほうが良かったかもしれません。ほら、実際その状況になったらスマホライト使いますもんね。
せっかくのVR体験なので、可能な限り雰囲気づくりまでこだわるのをおすすめしますよ!
初級シナリオ自体は、内容として特別印象に残る場面があったわけではありません。ただ、それ以上に「VRがすごい」という体験インパクトが強かったです。投影された館の映像をタブレット上で調べたり、アイテムをタップして操作したりするのですが、こういったAR系は操作性が悪く、なかなか認識しなかったりタップ判定がシビアだったりする印象がありました。ところが本作は意外にもスムーズ。反応は素直で、認識も安定しており、操作面でストレスを感じることはほとんどありませんでした。ここは正直うれしい誤算です。
初級シナリオは14分でクリア。テンポよく進みます。ただし、あくまで導入編という位置づけのため、「アメリアの秘密」そのものはまだ明かされません。館から無事に脱出した、という形で終了。物語の核心には触れず、本編への布石を打つ内容でした。

アメリアの秘密を解き明かした!
いよいよ本題の本編シナリオへ。シート自体は初級と同じものを使うので、勢いそのままに続けて遊べるのは嬉しいところです。同じシートと聞くと「仕掛けもほとんど同じかな?」と思いがちですが、実際は程度の差こそあれ、用意されているギミックはすべて別物。見慣れたはずの館なのに、まったく違う体験をしている感覚があり、新鮮さを保ったまま楽しめました。
シナリオも導入から一新され、今回はしっかりとアメリア失踪の秘密に迫っていきます。謎を解くたびに少しずつ物語が進み、淡々と語られるナレーションと不穏な描写がじわじわとホラー感を高めていく構成。派手に驚かせるというより、静かに背筋を冷やしてくるタイプで、思わずゾクッとさせられました。
とはいえ、難易度としてはそこまで高くなく、クリアまでに大きく詰まることはありませんでした。終盤も「これかな?」と残っていたものを勢いよく放り込んだらそのままクリア。やや拍子抜けしつつも、制限時間の約半分の30分でサクッと脱出できました。アメリアの秘密も判明し、めでたしめでたし(?)です。
「アメリアの秘密」最大の謎は暖炉の謎(ヒント、解答)
さて、恐らく謎解き好きな方は疑問に思っている点があると思います。
それは、結局解答が分からなかった謎があること。

この人です。勝手に「暖炉謎」と名付けました。
ここでは、執念深く語り続ける青い焔のおばさまが登場します。その演出がいかにも意味深で、「これは絶対アメリアの秘密の核心に絡む重要ポイントでは……?」と身構えてしまいました。物語的にも雰囲気的にも“いかにも”な位置づけなので、「きっとどこかで使うはず」と思いながら進めていたのですが――結局、本編をクリアするまで出番はなし。そのまま活躍せずに終わってしまいました。
さすがに気になり、「もしかして解答があるのでは?」「何か入力するとEXTRAイベントが起きるのでは?」と考え、改めて再挑戦することに。
結果として分かったのは、この謎の役割は“ある謎解きに使う答えが書かれている場所”を示すヒントに過ぎない、ということ。ただ、その場所自体は普通に探索していれば見つかるレベル。しかも、この暖炉謎だけがやたらと難易度が高い。結果的にスルーしたままでもクリアできてしまうというオチでした。。。
さらに言えば、この謎の解答自体は事件の真相とはまったく関係がないキーワードで、方向性としては推理というより「なぞなぞ」に近いタイプ。答え自体はちゃんと「アメリアの秘密」の中に単語として登場しているので、理不尽というわけではありません。頑張って探してみてください。ただ、物語的に重要度を匂わせる演出に対して、「なぞなぞかーい!」と肩透かしくらいましたね(笑)。
時間が経っても歳を取らず、そのままの姿を維持できるものと言えば…?
解答が知りたい方は問い合わせいただければ、連絡しますよ!
まとめ
VR搭載型の謎解きボードゲーム、システムが斬新で唯一無二の体験ができましたね!