SCRAPの『魔術解析機関』のプレイが終了しました!
本作はMystery for you(2026年3月号)に収録されている2作目です。
本作は簡易的な物語が備わる謎解き作品であり、2026年3月号は1作目、2作目共に物語有り作品でしたね。円盤カードと魔術カードを組み合わせる独自のギミックが特徴で、魔術を構築・解析しながら進めていく構成になっています。タイトル通りの体験がそのまま謎解きとして落とし込まれており、テーマと謎解きがしっかり噛み合ったユニークな内容でした。
難易度は初心者向けで、ジャンルとしては「スタンダード系」に分類されます。基本は一枚紙系の小謎を解いて必要な情報を集め、それをもとに“魔術解析”のギミックを動かしていく流れです。小謎はオーソドックスで解きやすく、大謎も仕掛け自体は独特ながら、ルールを理解すれば指示に従って進めることで自然と解答にたどり着ける設計。総じて初心者向けの内容でした。
そのため、謎解きにあまり慣れていない人や、これからキット系に触れてみたい人には特におすすめできる一作です。ユニークな仕組みを気軽に体験できる、入門としてちょうど良い内容でした。
20XX年――世界各地に突如として、古代文明の遺跡群が出現した。
その内部から発見されたのは、財宝だけではない。“魔術”に関する資料や道具の数々だった。水や火、風といった自然を操り、超常現象を引き起こす未知の力。
この魔術を解明し、制御するために設立されたのが「古代魔術解析機関」である。あなたは、その機関に所属する新人解析官。
初仕事として任されたのは、未解明の古代魔術の解析任務だ。魔術を実際に発動させ、その仕組みと結果を読み解いていく――。
※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。
未知の力に挑む、あなたの解析が今始まる。
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
実際のプレイデータと評価
本作品はSCRAP社から提供される「mystery for you」の2026年3月号に収録される謎解きになります。
本作はウェブを使用して各章の謎解きの解答を行います。
また、本作は折り曲げ、書き込みがほぼ不可避であり、非破壊ではプレイできません。
そんな『魔術解析機関』をクリアしたので共有します!
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | 魔術解析機関 |
| ジャンル | オフライン謎解き、キット |
| 発売日 | 2026年3月 |
| 価格 | 1,200円(2026/2現在) |
| 推奨人数 | 1人~ |
| 目安時間 | 約1時間 |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本作品の目安時間は記載なしでしたが、53分でクリアしました!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:53分
第一魔法陣:11分
第二魔法陣:8分
第三魔法陣:10分
第四魔法陣:4分
最終問題:20分 - 場所:自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :1 | 簡単 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :2 | |
| ボリューム | :2 | 謎解き約15問 |
| 価格 | :4 | |
| おすすめ度 | :1 |
本作の謎解き難易度は「簡単」で、初心者向けの作品です。各章は「小謎→大謎」というオーソドックスな構成で、小謎はシンプルかつ解きやすく、大謎もユニークなシステムが導入されているものの、指示に沿って進めることで解けるため、全体的に難易度は低めにまとまっています。
問題数は約15問とやや控えめで、特殊なギミックを採用している分、その仕組みを理解するのに多少時間はかかりますが、総合的なボリュームとしては軽めの印象です。
【おすすめ度:1】とした理由は、特殊ギミック自体は本作の大きな魅力である一方で、謎解きとしての捻りが全体的に弱い点にあります。小謎はストレートな内容が多く、大謎もギミックを活用しているものの、指示どおりに進める比重が高く、考える楽しさという点ではやや物足りなさを感じました。ただし、その分初心者にとっては遊びやすいバランスの作品と言えます。
本作品は…
・初心者向け謎解き
・特殊ギミック搭載の謎解き
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

魔術解析の特殊ギミックが驚き

謎解き要素について触れます。
本作の謎解き難易度は「簡単」で明確に初心者向けの作品です。
ジャンルとしては「スタンダード系」に分類され、問題数は約15問と控えめなボリュームとなっています。
タイトルにもある通り、本作の核となるのは“魔術解析”のギミックです。魔術カードと円盤カードという2種類のツールを用い、小謎で得た情報をもとにそれらを操作しながら解読を進めていきます。この「情報収集→ギミック操作」という流れが一貫しており、テーマ性とプレイ体験がしっかり結びついているのが特徴です。
基本構成は、各ステップごとに「一枚紙系の小謎 → 魔術解析の大謎」という流れ。ステップが進むにつれて、小謎パートでは過去に登場した要素の再利用も見られ、徐々に本作特有の仕掛けに触れる比重が増していきます。一方で大謎は、魔術解析ギミックを中心とした内容で、仕組み自体はユニークながらも、ルールを理解すれば指示に従うことで解答にたどり着ける設計です。
全体としては、独自ギミックの楽しさを前面に出しつつも、解きやすさを重視したバランス。複雑さで詰まるというより、「仕組みを理解して進める楽しさ」を味わえる、入門向けとしてよくまとまった内容でした。
ヒントを使用して完全敗北
さて、ここからは実際のプレイ感について触れていきます。
2026年3月号は1作目から通例に反して物語付きの作品が収録されていましたが、本作も簡易的ながらストーリー要素があり、ややイレギュラーな構成が続きます。
『魔術解析機関』というタイトルやビジュアルから、図形を扱うパズル系の作品を想像していましたが、封筒を開けると登場するのは円盤カードと魔術カードの2種類。まずはオーソドックスな小謎からスタートし、そこから本作のギミックへとつながっていきます。
小謎の難易度は控えめで、スムーズに第一の“魔法陣”のまとめ謎へ。ここで本作の特徴である特殊ギミックに初めて触れることになります。ただ、この仕組みはやや直感的に理解しづらく、特に円盤カードの扱いは最初少し戸惑いました。とはいえ、実際に手を動かしてみると意外と素直に解ける作りで、見た目よりも取っつきやすい印象です。
その後の第二、第三と進んでいく中でも大きく詰まるポイントはなく、この時点で「しっかり初心者向けに設計されているな」と実感。中でも第四魔法陣の小謎は、魔術カードを活用しつつ過去要素を再利用する構成になっており、シンプルながらも唯一面白さを感じられるポイントでした。なお、非破壊でのプレイも一応試みましたが、書き込みや折り曲げを避けると効率がかなり落ちるため、素直に指示通り進めることをお勧めします。
全体を通してテンポよく進行でき、最終的なクリアタイムは53分。ギミックの理解さえできれば詰まることなく進める、軽快なプレイ感の作品でした。
