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【遊び方】イーオンズエンドのプレイ方法解説(画像/動画付き)

ここでは、ボードゲーム『イーオンズエンド』遊び方を動画、画像付きで紹介します。

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

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  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
  • 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!

ゲーム概要

『イーオンズエンド』は人類の存亡を賭けた“人類vsメネシス”を目的とするデッキ構築型の協力ボードゲームです。

標的とするネメシスを選び、使用するキャラクターおよびカードセットを選択し、4種ある難易度を決めて、戦う流れになります。
縛りプレイするもよし、敵の特性に応じた効果的な条件を組むもよし。
純粋な繰り返しプレイを行うゲームですが、リピート性は非常に高く飽きなく何度も楽しめます。

一部のタイトルではレガシー型、キャンペーン型が搭載されていますが、ここでは基本的な遊び方を紹介します。

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プレイ解説動画

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プレイ解説画像

以下の手順でプレイします!

プレイの手順

  • 準備1(選択)
  • 準備2(盤面の準備)
  • ターン順カードを引く
  • プレイヤーターン
  • ネメシスターン
  • 勝利条件/敗北条件

①準備1(選択)

まず、選択する事項として「難易度」「ネメシス」「プレイヤー」「カードセット」があります。

■ 難易度
 本作品には難易度が4種あります。

難易度

初心者モード:プレイヤーHP+2、グレイヴホールドHP+5、ネメシスHP-10
通常モード:プレイヤーHP10、グレイヴホールドHP30、ネメシスHP表示通り
熟練者モード:ネメシスの難化モード適用
自殺志願者モード:難化モード適用、プレイヤーHP-2、グレイヴホールドHP-5、ネメシスHP+10

■ ネメシス

『イーオンズエンド』の基本セットおよび独立拡張セットには複数種のネメシスが存在します。
どれも特有の戦闘形態を有した敵になります。
また「難易度」熟練者以上であれば、難化モードと呼ばれる敵の戦闘形態が強化されたモードが楽しめます。

■ プレイヤー

ネメシスと同様に、複数種のプレイヤーマットが存在します。
敵の特性の合わせたプレイヤーを選ぶもよし、好きなキャラを選ぶもよし。
プレイヤー選択によって取るべき戦術が大きく変わるので、様々な組み合わせを試してみるといいですね!

■ カードセット

各々のプレイヤーに固有の初期手札、山札が指定されていますが、プレイ中にカードを獲得してデッキ構築しながら戦闘を行います。
そのためのカードセットを「遺物」2種、「宝石」3種、「呪文」4種を選択します。
基本セット、独立拡張セットには様々な種類の「遺物」「宝石」「呪文」カードが収録されています。
その中から敵に応じたセットを選ぶもよし、「登場判定カード」を用いてランダムに選択しても面白いですね。
選択するカードセットによって結構難易度が変化するので縛りプレイも面白いです。

②準備2(盤面の準備)

■ プレイヤー側の準備
 プレイヤー側の準備としては、
①プレイヤーマットの配置
②破孔の配置
③初期手札、山札の配置
④カードセットの配置
⑤グレイヴホールドとプレイヤーのHP設定

選択したプレイヤーマットを配置します。
プレイヤーマットには「破孔」と呼ばれる呪文カードをセットする場所の状態が記載されています。
また、「初期手札」および「初期山札」の詳細も記載されています。
各々プレイヤーマットの指示に従い、準備します。

次に、準備1で選択したカードセットを盤面上に並べます。
種類ごとに分けて並べる方がやりやすいです。
ただ、机が狭ければ内容を把握してまとめておいても問題ありません。

そして、最後にグレイヴホールドとプレイヤーのHPの設定をします。
難易度によっても変化しますが、通常は30に設定します。
プレイヤーのHPも同様に難易度で変化しますが、通常は10に設定します。
グレイヴホールドのHPがゼロあるいはプレイヤーの全滅(全員ゼロ)で敗北します。
頑張って守り切りましょう!

■ ネメシス側の準備
 ネメシス側の準備としては、
①ネメシスマット(および特有マットの配置)
②ネメシスデッキの配置
③ネメシスのHP設定

次にネメシス側の準備をします。

まず最初に、選択したネメシスマットを配置します。
ネメシスには特有の能力があり、専用マットがある場合があります。
ネメシスマットに記載されていますので、もし専用マットが必要なら一緒に配置してください。
(例:甲殻の女王(無印に収録)の殻の子トラックが専用マット)

次にネメシスデッキを配置します。
ネメシスデッキは通常カードとネメシス固有のカードを合わせて一山とします。
通常カード、固有カードには右下に数字が記載されており、これは「階層」を示しています。
階層1のカードが上層、階層2のカードが中層、階層3のカードが下層となるように配置します。
これにより、序盤は軽い攻撃が、終盤には重い攻撃が来るようになり、ゲームバランスが絶妙に保たれます。
ネメシスデッキに組み込む通常カードはプレイヤーの人数によって定められます。

通常カードの枚数
[1人プレイ]
・階層1:1枚、 階層2:3枚、 階層3:7枚
[2人プレイ]
・階層1:3枚、 階層2:5枚、 階層3:7枚
[3人プレイ]
・階層1:5枚、 階層2:6枚、 階層3:7枚
[4人プレイ]
・階層1:8枚、 階層2:7枚、 階層3:7枚

通常カードとネメシスカードを階層ごとにシャッフルし、上から階層1、2、3となるようにネメシスデッキを作ります。
これとは別に、ネメシス固有のデッキが存在する場合があります。
(例:レイジボーン(無印に収録)のストライクデッキ)
ネメシスマットに記載されていますので、もし必要ならデッキを配置してください。

最後にネメシスのHP設定です。
難易度に応じて変動しますが、ネメシスマットに記載のHPに設定してください。
この際、ネメシス専用の体力ダイアルを使用しましょう。

■ 共通の準備
①ターン順カードの配置

最後に、ターン順カードを配置したら準備完了です。
ターン順カードをシャッフルして裏向きに配置し、プレイの際にはターン順カードを引くことで次にプレイする人が選ばれます。
『イーオンズエンド』は運要素の少ない戦略ゲームですが、一番運が絡むとすればターン順カードになります。
プレイヤーは人数に応じて、「1番」「2番」…を決め、ターン順カードに選ばれた人のターンになります。

③ターン順カードを引く

上述の準備が完了すれば、いざネメシスとの闘いの始まりです。

まず最初のアクションとしては、先ほど紹介した「ターン順カード」を引くことです。
このゲームでは常にターン順カードによって選ばれた人が行動できます。

ターン順カードが一巡して無くなった場合には、再度シャッフルして裏向きに配置します。

④プレイヤーのターン

「ターン順カード」によりプレイヤーが選ばれた場合、以下の順にアクションを行います。
①呪文のキャスト
②手札の実行/エーテルの消費
③山札から手札を引く
④ターン順カードを引く

■ 呪文のキャスト

 最初のターンでは呪文が「破孔」に配置されていないので、実行できません。
 2ターン目以降、「破孔」に呪文が配置されている場合にはキャストすることができます。
 (強化状態の「破孔」に配置されていない限りは、キャストしなくても良いです。)

 呪文をキャストし攻撃する対象は、「ネメシス」あるいは「ミニオン」どちらでも可能です。
 「ミニオン」とは敵のアクションにより召喚される敵になります。

 呪文のキャストをした場合には、呪文はすぐに捨て札置き場に置かれます。

■ 手札の実行/エーテルの消費

次に手札の実行およびエーテルの消費が行えます。

 手札の実行は「宝石」「遺物」の使用、「呪文」の配置です。
 基本的には「宝石」でエーテルを獲得し、エーテルを消費することで様々な行動が行えます。
 実行したカードは“ターン終了時に”任意の順で捨て札置き場に置きます。
 このゲームでは山札が尽きた場合に、捨て札をノーシャッフルで山札にするので、捨て札の順番による山札の細工が非常に重要になります。

 エーテルの消費は、「カード獲得」「破孔の強化/開放」「チャージ」が行えます。

・カードの獲得
 カードの獲得は最初に設定したカードセットの中から、カードコスト分のエーテルを使用することでカードを獲得します。
 獲得したカードは即時捨て札に置きます。つまり後の山札になります。
 ここで、獲得カードは実行した手札よりも先に捨て札置き場に置かれることに注意。

・「破孔の強化/開放」
 破孔タイルに記載のコスト分のエーテルを消費することで「強化」あるいは「開放」できます。
 「開放」した場合には、破孔タイルを裏返します。
 呪文は開放された破孔、あるいは強化された破孔に配置することができます。
 「強化」した場合には、破孔を右回りに回転させます。
 解放された破孔にはいつでも呪文を配置でき、以降のターンでキャストが任意で行えます。
 一方で強化された破孔には、強化したターンのみ呪文を配置でき、次のターンで必ず呪文をキャストする必要があります。

・チャージ
 エーテルを“2”消費することで、プレイヤーマット下部にチャージトークンを1個配置できます。
 プレイヤーマットの上限までチャージトークンを配置し、それを取り除くことで固有能力が発動できます。

■ 山札から手札を引く
 すべての行動が終われば、山札から上限5枚になるように手札を引きます。
 この際、山札が無ければ、捨て札を“そのままの順番で”裏返し山札とします。

■ ターン順カードを引く
 ターンが終われば、次に行動する人を選ぶため、ターン順カードを引きます。
 場合によっては2連続でターンが来ることもあります。

⑤ネメシスのターン

「ターン順カード」によりネメシスが選ばれた場合、以下の順にアクションを行います。
①「パワーカード」および「ミニオン」の継続の能力実行
②ネメシスデッキのプレイ
(③ネメシスの暴走)
④ターン順カードを引く

■「パワーカード」および「ミニオン」の継続の能力実行

ネメシスの初回ターンでは実行しませんが、ネメシスデッキをプレイした際に通常の攻撃アクション以外に「パワーカード」あるいは「ミニオンカード」がプレイされる場合があります。(詳細は後述)
 場に残されたこれらカードのうち、プレイ順が早いカードから能力を処理していきます。

■ ネメシスデッキのプレイ

ネメシスデッキを引き、カードをプレイします。
ネメシスデッキには「アクションカード」「パワーカード」「ミニオンカード」が存在します。

・アクションカード
 アクションカードは即時発動され、カードに記載の効果を処理します。

・パワーカード
 「パワーカード」がプレイされたら盤面に配置し、カードに記載の数だけ「パワートークン」をカード上に置きます。
 以後、ネメシスのターンが来るたびパワートークンを1つずつ取り除き、パワートークンがゼロになれば能力が発動します。
 「パワーカード」には「廃棄」と記載されている場合があります。
 この場合は、プレイヤーが自身のターンで廃棄に書かれたアクションを実行することでパワーカードを捨てることができます。

・ミニオンカード
 「ミニオンカード」がプレイされたら盤面に配置し、カードに記載の数だけ「HPトークン」をカード上に置きます。
 カードに記載の効果を即時発動します。
 なお、「継続」と書かれた能力に関しては、以降ネメシスのターンが来るたびに毎回発動します。
 プレイヤーが呪文をキャストし、ミニオンのHPをゼロにできれば捨て山へと葬ることができます。

■ ネメシスの暴走
 ネメシスには「暴走」と書かれたカードをプレイした場合、あるいは特定の条件を満たした場合に「暴走」します。
 「暴走」の効果はネメシスマットに記載された各ネメシスに固有のアクションを実行します。

■ ターン順カードを引く
 最後に、ネメシスのアクションが終われば「ターン順カード」を引いて、次の行動者を決めます。

⑥勝利条件/敗北条件

ネメシスとの闘いの勝利条件は以下の通りです。

勝利条件

  • ネメシスのHPを0にする
  • ネメシスデッキにカードが0、場にミニオン、パワーカードもない。

戦いの敗北条件は以下の通りです。

失敗条件

  • 全てのプレイヤーが疲弊状態(体力0)
  • グレイヴホールドの耐久値が0
  • ネメシスマットに記された条件を満たした場合

イーオンズエンドのプレイレビューはコチラ

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