AnotherVisionの謎解きキット『サイフアーカイブ』のプレイが終了しました!
コチラの作品は時解Tokitokiの屋内周遊謎をプレイした時に、出張店舗内で併せて購入したものになります。過去にもAnotherVision作品はプレイしていますが、どれも低価格でありながらコンセプト、謎解きの内容共にAnotherVisionのオリジナリティが強く感じられ、その凝った工夫には毎回満足感を覚えているので、自然と手が伸びましたね。
本作は、財布という極めて身近なアイテムをテーマに据えた一作。紙の問題冊子を中心とした構成ではなく、“サイフの中身”そのものが物語と謎解きの舞台になるというアイデアが秀逸です。財布に入っていそうなカードやレシート、小物類を余すところなく活用し、それぞれがしっかり意味を持っている構成は、さすがAnotherVisionらしい緻密さ。
特に印象的だったのは、単に情報を読み取るだけでは終わらない点。いかにも正解に見える“引っかけ”が用意されており、一歩踏み込んだ視点の転換が求められます。難易度自体は控えめながら、「本当にそれでいいのか?」とプレイヤーに問いかける設計が心地よく、最後まで飽きさせません。低価格帯でありながら、コンセプトの明確さと体験としての完成度が両立しているのは見事。本作も満足度高めでしたね!
財布、それは人の暮らしの縮図。 あなたは数々の暗号(cipher)を乗り越えて、 そこに隠された記録(archive)を読み解くことができるでしょうか?
AnotherVision
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
本作品はAnotherVisionの『サイフアーカイブ』という謎解きキットになります。
本作品はLINEを使用する形式の謎解きで、解答入力は全てLINEになります。
また、本作では一部キットの折り曲げは存在しますが、一応非破壊でもプレイ可能です。
そんな『サイフアーカイブ』をクリアしたので、共有します!
| メーカー | AnotherVision |
| 作品名 | サイフアーカイブ |
| ジャンル | オンライン謎解き、キット |
| 発売日 | 2018年 |
| メーカー価格 | 700円(2026/2現在) |
| 推奨人数 | 指定なし |
| 目安時間 | 約60分(非公式) |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き初心者卒業レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本作の公式目安時間は不明ですが、63分でクリアしましたよ!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:63分
最終謎まで:40分
最終謎:23分 - 場所 :自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :2 | やや簡単 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :3 | 小道具を活用した謎解き |
| ボリューム | :2 | 謎解き約10~15問 |
| 価格 | :5 | 圧倒的安価 |
| おすすめ度 | :4 |
本作の謎解き難易度は「やや簡単」です。
小謎として独立したシンプルな問題は少なく、ほぼすべてが“サイフの中身”という小道具を活用した構成になっています。ジャンルとしてはまさに“小道具系”謎解き。カードやレシート、細かなアイテムの一つひとつが意味を持ち、それらをどう扱うかがカギになります。
問題数は約15問と、ボリューム自体は標準よりやや控えめ。それでも物足りなさを感じないのは、小道具を「使う」だけでなく、随所に仕込まれた要素を後から回収していく構造がしっかり作られているからでしょう。散りばめられた工夫がきれいに繋がったときの気持ちよさは、コンパクトな作品ながら十分に味わえます。
【おすすめ度:4】とした理由は大きく二つ。
ひとつは、初心者向けの低難易度作品でありながら満足度が非常に高いこと。一般的に、難易度を下げるほどギミックやひねりを盛り込みにくくなり、構成は単純になりがちです。それにも関わらず、しっかりと“考えさせる”余地と発見の楽しさが残されている点は、AnotherVisionらしい設計力を感じます。
そしてもうひとつは、価格。
これだけ小道具を用意し、構成にも手間をかけた作品が700円というのは、正直かなり破格。体験内容を踏まえると、コストパフォーマンスは異常と言っていいレベルです。
本作品は…
・初心者向け謎解き
・財布の中身を活用した“小道具系”謎解き
・圧倒的な低価格で体験可能な謎解き
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

高級ブランドの財布がモチーフの謎解き作品

本作は“サイフ”をモチーフにした謎解き作品です。
まず目を引くのは、その外観。見覚えのある高級ブランドを思わせるデザインで、思わず「これ本当に謎解きキット?」と笑ってしまうほどの存在感。手に取った瞬間から、ちょっとした高級感と遊び心を感じさせてくれます。
そして財布の中には、約10点ほどの“いかにも入っていそうな”物品が収められています。カード類、レシート、小銭……どれも日常的なアイテムばかり。しかし本作では、それら一つひとつが単なる小道具ではなく、謎解きと密接に連動する重要なピースになっています。
単にテーマとしてサイフを掲げるだけでなく、「財布の中身でどんな体験が作れるか?」という問いに真正面から向き合い、それをユニークに実装している点こそが本作の真価。
身近なモチーフをここまで“作品”として昇華させる発想力と構成力――そのあたりに、AnotherVision作品ならではの魅力がしっかり表れていましたね。
単純な小謎が無い!数々の小道具と連動する謎解き
本作の謎解き要素について触れます。
本作の謎解き難易度は「やや簡単」で、初心者向けの立ち位置にある作品です。
ジャンルは“小道具系”。ボリュームは約10〜15問ほどで、標準よりやや控えめな構成となっています。
しかし、その“控えめ”という印象は、体験の満足度には直結しません。
本作の小謎はほぼすべてが財布内の小道具と連動。いわゆる紙面上だけで完結するシンプルな問題はほとんど存在せず、常に「何をどう使うのか?」を考えさせられます。序盤〜中盤にかけては、「小道具1つに対して謎1つ」という比較的わかりやすい対応関係で進行。初心者でも入りやすい設計です。
しかし、中盤以降になると様相が変わります。過去に扱った要素と新たな小道具を掛け合わせる、大謎味のある複合構造が登場。単なる使い回しではなく、“二重の工夫”も施されており、思考のレベルが一段階深くなる感覚が味わえますね!
そして最終盤の大謎。
ここでは新たなルールが追加され、複数の小道具を横断的に組み合わせる構造です。さらに“いかにも正しそうな”引っかけ解答も用意されており、一筋縄ではいきませんでしたね!
総じて、難しくはない。けれど単純でもない。
初心者向けの枠に収まりながら、謎解きの解答に至る構造的な面白さをしっかり味わわせてくれる点が、AnotherVisionらしい巧みな謎解きでしたね。
終盤謎には引っ掛け要素もあり、二重の構造に
続いて、実際のプレイについてです。
物語は「街中で財布を拾った」という設定から始まります。財布を開けると、中から約10個の小道具がバラバラっと飛び出す演出。ここで一気に没入感が高まります。小道具のひとつに記載されたQRコードを読み込むとLINEに連絡が届き、謎解きがスタート。名探偵から腕試しをされる、という形で物語は進行します。
序盤からほぼすべての謎が小道具と直結しており、難易度は低めながらも、常に“複合的に考えている”感覚があるため、満足度は途切れません。とはいえ初心者向け作品ということもあり、中盤までは謎1:小道具1 の分かりやすい対応構造。問題を見て、使えそうな小道具を選び、情報を照合していく素直なプロセスです。
印象的だった謎解きは終盤の2問。
まずはラスト謎一歩手前の謎解き。
これは、与えられた情報だけでは不足しており、過去の謎をうまく活用することで解答に辿り着く構造になっています。しかしここにも一捻り。そのまま素直に処理すると“いかにも正しそうな”引っ掛け解答へ到達してしまう設計。当然のように引っかかりつつ(笑)、名探偵からの指摘を受けて「そういうことか」と視点を切り替え、正解へ。
この“誤答 → 気づき → 真解答”の二段構えが面白いポイントでした。
そして最終問題。
本作のフィナーレにふさわしい大謎で、複数の小道具に散らばった情報を横断的に整理し、組み合わせながら導く構造です。単なる総まとめではなく、情報の取捨選択と整理力が問われます。こちらも例外なく引っ掛け解答あり。序盤から意味深に存在していた要素を活用し、「なるほど、ここで使うのか」と別ルートへ舵を切ることでようやく正解に到達。ここでも二段構えの設計が光っていましたね!
クリアタイムは62分!難易度自体は控えめでありながらもプロセスはしっかり作り込まれており、終盤には“解いた感”も十分。さらに価格も非常に安価。おすすめ度の高い1作でしたね。

まとめ
本作品のポイント
- 初心者向け謎解き
- 財布の中身を活用した“小道具系”謎解き
- 圧倒的低価格で体験可能な謎解き