テレビでもお馴染みの東大発謎解き制作団体AnotherVisionの『Inevitable Game』のプレイが終了しました!
AnotherVision作品は過去に「近見知新聞」と「告白しくはっく」をプレイしていますが、本作を含め題材の活かし方が他団体より秀でている印象ですね!
本作は題名の通り“Table Game”が題材になっており、謎解きと掛け合わされた様々なGameが登場し、難易度とボリューム共に最高クラスの作品となっていました!難しかった!
いつもであれば初心者でも…と進めるのですが、ヒントを前提にしないのであれば初心者さんのプレイはお勧めしません!謎解き経験者で難易度高めの謎を探してる方に是非プレイして欲しいですね!
そこの君、ゲームはお好きかな?
今回君にお送りするは、謎解きとボードゲームを掛け合わせた私の最高傑作だ。 多様なゲームとルールが織りなす世界、そこに君たちを招待しよう。 思う存分に楽しんでくれたまえ!
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価

本作品はAnotherVisionの『IneviTable Game』という謎解きキットになります。
ウェブは使用しませんが、LINEと手元のキットで進行する謎解きになるのでLINEが使用できる媒体が必要になります。なお、キットの中には一部切断を伴うので非破壊ではありませんが、特に致命的なネタバレになる要素ではありませんでしたよ!
そんな『IneviTable Game』をクリアしたので、共有します!
メーカー | AnotherVision |
作品名 | IneviTable Game |
ジャンル | オンライン謎解き、キット |
発売日 | 2024年11月 |
価格 | 1,500円 |
推奨人数 | 1人~4人 |
目安時間 | 〜5時間(参考) |
ひとこと | 5種のTableGameから繰り広げられる謎解き |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き初心者卒業レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本作品の目安時間は記載なく不明ですが、約4時間42分でクリアしましたので参考までに!

今回の謎のボリュームと重さは凄かったね~!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:282分(計4時間42分)
封筒1:52分
封筒2:60分
封筒3:34分
封筒4:21分
封筒5:115分 - 場所 :自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
難易度 | :5 | 難しい |
時間制限 | :1 | 時間制限なし |
面白さ | :4 | Table Game×謎解きが楽しい |
ボリューム | :5 | 約25問の謎解き |
価格 | :5 | 安い! |
おすすめ度 | :4 | かなりお勧め! |
本作品の謎解き難易度は「難しい」ですね!
純粋に頭を使うTable Gameに謎解き要素が掛け合わされて難易度がグンッと上がってます。
Table Gameをモチーフにして上手く謎解き作品として仕上げられているのは流石AnotherVisionですね。
ボリュームも非常に多く、難易度も高いため、5時間弱も遊べてしまうという圧倒的コスパ。
AnotherVision作品は本当に外さないですね。
個人的には高評価な一作ですが、高難易度なことやストーリー性が薄いことは好き嫌いが分かれるポイントかなと思います。
ただ、数多く存在する謎解き作品の中で1500円は安価な部類なので、お試ししても損しないですよ!
本作品は…
・上級者向けの難関謎解き
・Table Game×謎解きの楽しい作品
・約25問の謎解きボリュームと1500円の安さで圧巻のコスパ
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!
IneviTable Gameに込められた意味は…
何気なく購入してプレイに至った本作品ですが、いざ開封するとタイトルが気になる…
「Inevitable」は不可避って意味なんですね、TOEICで出てきた記憶も僅かにあるような。
よく見ると「IneviTable」の「T」の部分が大文字になっていることにも気づきます。
プレイすることでようやく作品名に込められた意味に気付くことが出来ました。
本作は「Table Game×謎解き」を特徴とし、ストーリー上ではまさに不可避な展開が待ち受けていました。
つまり「Inevitable」な「Table Game」ということなんですね!

ストーリー的には無理やり感あったけど、これはこれでライトな感じで楽しめたかな
Table Game×謎解き
Table Gameというとオセロとかソリティアとか…switchの「アソビ大全」的なやつを思い浮かべますよね。
大体そんな感じです。
テーブルゲーム自体頭を使う代物なのに、本作では謎解き要素を盛り込んできます。
まずテーブルゲームの遊び方を理解して、プレイして、勝てなくて…
ここで謎解き要素を使って、勝ちに繋げていく…までがセットになります。
最終謎、エクストラ謎で物語の全貌が分かるがヒントは…
最後に、本作の謎解き要素について触れます。
本作の謎解き難易度は「難しい」です。
全体的に小謎、大謎ともに数々の作品と比較して難易度が一段階以上高いですね。
まず小謎の難易度は「普通」です。
基本的に小謎って比較的簡単なことが多いですが、本作は「普通」ですから結構やりごたえあります。
それも19個あるのでボリュームもたっぷり。
次に各封筒に同封の大謎ですが、Table Gameと謎解きを掛け合わせてきます。
Table Game要素がそもそも頭を結構使うので、謎解きが合わさるとなかなか疲れます(笑)
基本的なパターンは同じですが、将棋の〇手詰めみたいなノリで相手の動きも想定しながらなので、いい意味で結構大変。
そして、今回の最終問題にあたる大謎は相当難しかったです。
脱出のためには幾重にも重なった謎を解き進める必要がありました。
そして今回はLINEを使用しながら順序正しく説き進める必要があるのですが、「もしこうなればこの答えにたどり着く」というように答えだけ先に判明してしまいました。でも「もしこうなれば…」の部分が永遠に分からず、何度も何度も最初から流れを見直しては悩んで…を繰り返し、ここだけで1時間以上費やしてようやくたどり着くことができました。
ノーヒントでクリアできましたが、正直何度も誘惑に負けそうになりましたね(笑)

これでいける!と思った解放が違った時の絶望感はヤバかった!
合計4時間42分考え続けて解き続けて…クリア!

まとめ
本作品のポイント
- 上級者向けの高難易度謎
- Table Game×謎解きの“超”思考系謎解き
- ボリュームたっぷりで1500円のハイコスパ謎