本記事ではイーオンズエンド第二弾関連の収録カード一覧と個人的な評価をまとめていきます。
- (第二弾基本)イーオンズエンド:終わりなき戦い
- (第二弾用拡張)イーオンズエンド:虚空
- (第二弾用拡張)イーオンズエンド:外より来たりし闇
もし、効果内容が不明瞭な場合や、攻略に困る場合はコチラを参考にしてくださいね。
さっそく、第二弾関連の”カード一覧“、”カード評価“についてまとめていきますよ!

ぼどわん(当サイトの運営者)
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イーオンズエンドの紹介記事、遊び方に関してはコチラから!
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ここでは、ボードゲーム『イーオンズエンド』の遊び方を動画、画像付きで紹介します。 Contents1 ゲーム概要2 プレイ解説動画3 プレイ解説画像3.1 ①準備1(選択)3.2 ②準備2(盤面の準備 ...
Contents
【第二弾基本】終わりなき戦い:宝石カード
第二弾は第一弾と比較して安定して強力な宝石カードが収録されています。ネメシス難易度も難化しているので、デッキ構築の安定化に寄与する宝石カードはとても重要です。ターンが無駄にならないよう各コスト帯に対応できる宝石カードを選択しましょう。特に「火山岩滓」は強力。
ブラッドストーン塊:評価3

6コスト3エーテルの宝石カード。実質3コスト3エーテルになり得るが、宝石カードとしてはコストが重く、6コストなら呪文カードを優先することになりがち。
破孔石:評価4

4コスト2エーテルの宝石カード。エーテル獲得としては物足りないが、破孔の強化も選択可能なため、状況に応じた最適解を選べやすく腐らない。
忌まわしきダイヤモンド:評価2

3コスト2エーテル獲得の宝石カード。序盤の性能は及第点だが中盤以降腐りがち。追加効果もそれほど使えない。
異常鋳塊:評価3

5コスト2エーテル獲得の宝石カードだが、追加効果で4エーテル獲得になる。自ターンでネメシスのターン順が終了している確率は半分なので実質5コスト3エーテル。ネメシスのターン順を変更するカードと相性が悪い。
凍結マグマイト:評価3

3コスト2エーテル獲得の宝石カード。性能は及第点で、獲得したカードを自ターンで即時使用できるのが思ったより便利。
火山岩滓:評価4

4コスト2エーテル獲得の宝石カードだが、ネメシス階層2以上で3エーテル獲得に変化。ネメシス階層2は序盤~中盤フェーズなのですぐに実質3エーテルになる。安定して強力な宝石カード。
火山性ガラス:評価2

3コスト2エーテル獲得の宝石カード。性能は及第点だが、追加効果は序盤しか活かせず、序盤のコスト5をエーテル2獲得の宝石に使用するのは重過ぎる。
【第二弾基本】終わりなき戦い:遺物カード
第二弾においても遺物カードは攻めよりサポート系の位置づけは変わらない。特に、第二弾ではネメシス難易度も上がり、回復効果を持つ遺物カードはより貴重となる。強力なデッキ圧縮効果を持つ「魔物捕獲器」と強化+回復効果を兼ね備える「原始的呪物」のセットは強力。
石塚の羅針儀:評価3

コスト4で味方の強力な呪文を再利用できる可能性がある遺物カード。ただし捨て札が無い場合に引く可能性もあり手札の置物になる可能性がある。
コンクラーベのスクロール:評価2

3コストで基本的な効果がチャージ1の遺物は微妙。デッキ圧縮も可能だが、5枚ある遺物カードを全て獲得する必要があり、5枚も獲得するほど良い効果ではない。
魔物捕獲器:評価5

デッキ圧縮可能な遺物カード。3コストと非常に軽く、序盤に入れるだけで後半は初期カードがほぼ破壊できる。ネメシスターンの遅延効果も地味に強力。OP遺物カード。
魔術師の象徴物:評価1

デッキ圧縮系の遺物カード。デッキ圧縮は有効であるが、水晶破壊程度しか活躍せず、グレイヴホールド1回復効果も微妙。貴重な遺物カード枠を使って2コストならチャージしたほうがいい。不要。
原始的呪物:評価4

破孔強化またはプレイヤー体力を回復可能な遺物カード。序盤に獲得すれば容易に破孔3まで開放できるうえ、不要になったら破壊+3回復は有用。
渦動ガントレット:評価3

コスト6の重めの遺物カード。プレイヤーの呪文を無駄にせずキャストできる。ただし活躍する場面が限定的で腐る可能性がある。
【第二弾基本】終わりなき戦い:呪文カード
第一弾と比較して第二弾は呪文カードはやや強化されている、に留まる。ネメシス難易度が上がっているのに対して呪文カードの強さが伴ってないのが攻略難易度を上昇させている要因。ただし、ダメージ源+回復効果を持つ「失われし者の召喚」の他、ダメージ+サポート効果を持つ呪文が多く登場しており、多種多様なカードセットによる攻略が期待でき、ゲーム全体の自由度が向上している。
オーロラ:評価4

チャージ1付与効果を持つ5コスト3ダメージの呪文カード。呪文としての性能は及第点だが、攻撃とチャージを兼ねる性能は強力。コストも5と獲得しやすくオーロラを積んで能力の回転率を上げることも可能なのですべてのキャラクターと相性がいい。
炭素化:評価4

4コストで3ダメージと序盤、中盤はかなり強い。終盤のダメージは物足りないが、味方/ネメシス問わずターン順を調整できる効果は常に協力。
失われし者の召喚:評価5

6コスト5ダメージの強力呪文。ダメージ効率の良さも高評価だが、さらにカード破壊によるグレイヴホールド4回復は強力。あまりに強いのでカード効果を間違えがちだが、英語版でも続く効果はOptionalと記載されており、キャストした上で破壊による回復効果が付与できる。本作一番のOPカード。
天界への尖塔:評価3

5コスト3ダメージと呪文としては及第点。本呪文の特徴はドロー効果だが、7枚ある呪文を空にするのは結構大変。5コストと入手しやすいので困難ではないが、ドロー効果によりデッキが回るので破孔の強化もしなければ腐る。
対流フィールド:評価3

5コスト4ダメージの良性能な呪文。デッキ圧縮も可能だが、手札から破壊するので自ターンの行動が弱体化するため、下の効果は思ったより使えない。
結晶化:評価1

8コストと超絶重めで効果も癖が強い呪文カード。本呪文用に味方とデッキ構築する必要があるが、それでもダメージ効率は良くはない。基本使わない。
均衡:評価4

ダメージ軽減効果を持つ7コスト4ダメージの呪文カード。7コスト以上は獲得しにくいがダメージ軽減は貴重であり、拡張セットに含まれる即死効果のあるパワーカードも防ぐことができる。序盤に獲得して置物にしても効果はある。
燃え盛る奔流:評価3

構築前提だが5コストと獲得しやすく4以上のダメージを容易に放てる。ミニオン状況を見て温存/キャストの判断が必要。
鋸歯雷:評価5

4コスト3ダメージと序盤から活躍可能な低コスト呪文カード。加えて、不要な手札をコストに破孔の強化も可能。失われし者の召喚とコストも被らないので呪文カードセットに組み込みやすい。
着火:評価3

4コスト3ダメージと良性能の呪文ではあるものの、それだけ。初期カードのスパークを有効活用できるキャラクター「ガル」の専用カード的な立ち位置。
新星鍛造:評価4

6コスト4ダメージの呪文カードで性能は普通。毎回呪文カードのみに使用できるエーテル2獲得は便利、序盤に獲得し、ミニオン処理とデッキ構築の加速を兼ねることができる。ただOPカードの「失われし者の召喚」とコストが被るのが勿体ない。
火工波動:評価2

4コスト4ダメージの破格の性能ではあるが、破孔を2つ占有する。序盤獲得しやすい呪文だが、破孔の開放が進んでいない序盤は使いづらい。中盤以降であれば高コストな他の呪文でも良い。デッキ圧縮効果は強いが、呪文としての使いづらい。
灰燼に帰せ:評価2

7コスト4ダメージは呪文カードとして物足りない性能。デッキ圧縮可能な効果を持つが、デッキの一番上限定なので使いにくい。
思念体の使い魔:評価2

序盤はコスト以上のダメージを与える可能性を秘めるものの、後半はダメージ不足になる可能性がある。低ダメージ呪文でも有効活用できる「ガル」を使用していれば、採用の余地がある。
【第二弾拡張】外より来たりし闇:宝石カード
第二弾拡張の「外より来たりし闇」に収録されている宝石カード3種。強力な宝石カードは収録されておらず、基本セットの宝石を使用する方が賢い選択かもしれない。
異界元素:評価2

セットされた呪文が2つ以上であれば4コストで3エーテル獲得の強い宝石カードとなり得る。ただし、呪文は基本キャストしてしまうので、手元に呪文が2枚以上ないと損をする。安定性に欠けるため低評価。
呪われたベリライト:評価3

コスト3でエーテル2獲得できる3コスト帯の宝石カードとしては無難な性能。手札をコストにチャージ2を得る効果も選択できるが、手札2枚とチャージ2つの交換ではそれほどメリットがない。チャージの緊急性が高い時のみ活躍する。
ペインストーン:評価2

宝石カードで6コストは結構使いづらい上、3エーテル獲得は弱い。もう一つの効果が売りであるが、6コストで本宝石カードを獲得するのなら強呪文を獲得したほうが良い。
【第二弾拡張】外より来たりし闇:遺物カード
第二弾拡張の「外より来たりし闇」に収録されている遺物カード2種。2種カードともに採用する余地はある。
アストラルキューブ:評価4

獲得の順序を選ぶが、3エーテル獲得等の強宝石カードと一緒に来るように調整しておけば実質強宝石カードのコピーとなる。これだけなら宝石カードを獲得すればよいが、追加効果が地味に活躍する。ゲームを通じて4以上は回復の可能性が大いにある上、次のターン順を確認できるので戦略を立てやすい。
不可解な球体:評価3

遺物カードにチャージ効果を選択するのは少し勿体ない。2個目の効果で高コストカードの獲得をアシストでき、実質1エーテルお得であるが…それだけ。あまり使わない。
【第二弾拡張】外より来たりし闇:呪文カード
第二弾拡張の「外より来たりし闇」に収録されている宝石カード6種。結構強力な呪文が収録されており、基本セットと組み合わせて様々なデッキ構築が期待できる。使い方に癖があるものも存在するため、カードセットのバランスとキャラクター選択が重要になる。
炭化:評価4

高コストで獲得難易度は高いが、驚異の6ダメージ。またミニオン処理に使用すればプレイヤー2回復の効果もあり強い。しかし、ネメシスあるいはネメシスデッキ運によってはそもそもミニオンが少なかったり、上手く嚙み合わず活かせないこともしばしば。それでも体力回復効果は貴重なので、無駄にエーテルがあったら獲得しとけ、な感じではある。
触媒:評価1

6コスト2ダメージの残念な呪文性能。体力2以下をキープできれば7ダメージに跳ね上がるが、体力2は致死ラインなので高難易度モードでは使えない。
フィードバックオーラ:評価4

5コスト3ダメージは微妙な性能であるが、チャージが4以上なら6ダメージの強呪文カードに。サポートキャラなど能力使用のタイミングを計る場合であればチャージ4は維持しやすいので採用すると強い。
冥界導路:評価3

結構面白い効果の呪文カード。公開した手札の獲得済み枚数分のダメージを与え、さらに同名カードを味方に与えることができる。ただし安定したダメージソースになるのは終盤で、味方へのプレゼントも終盤だとそれほど効果的ではなかったりする。
火焔術:評価2

7コストで容易に7ダメージにすることができるが、手札が犠牲になるのは結構痛い。呪文なら捨てるよりセットした方が効果的な可能性が高く、宝石カードは終盤はチャージに使いたい。そうすると手札を犠牲にしてまでダメージを増やす意味もなかったり。
焦熱:評価4

単純に5コスト4ダメージは良性能の呪文カード。ミニオン処理に使用すればチャージ2獲得のおまけ効果付き。5コストと獲得しやすく安定したダメージソースとなるので地味だが強い。
まとめ
第一弾と比較して、ネメシス難易度が高まりカード性能がやや強化のため、ゲーム自体の攻略難易度が難化しています。ただし、基本セットと比較してプレイヤー、カードともに事実上選択できるカードの組み合わせが増え、自由度が高まっている印象を受けます。第一選択群のカードは存在するものの、残りのカードセットとして選択する自由度が増えています。また、デッキ構築的な要素も高まり、プレイヤーとカードの組み合わせによっては上手く活用できる可能性があるものも増え、異なるコンセプトでデッキ構築するのも面白いですね。
純粋なパワーカードだけでなく、オーロラ採用による能力回転重視の戦闘スタイルや、ガル採用による低呪文カードによる構築など、様々なコンセプトを試すと面白いでしょう。