ここでは、ボードゲーム『DORASURE』の遊び方を動画、画像付きで紹介します。

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
ゲーム概要
『DORASURE』は冒険者として街に害をなす邪悪なドラゴンの討伐をを目的とする協力型冒険RPGジャンルのボードゲームです。
冒険フェーズでMAP上を探索し、「冒険」や「挑戦」によりレベルアップ、装備の獲得を行います。特定の条件を満たすと決戦フェーズに移行し、ドラゴンとの「最終決戦」が始まります。キャラクターの固有能力やリソースを使用し戦略的に戦闘を進めながらも、ドラゴンの抵抗による一進一退の攻防が展開されます。“栄光か死か”冒険者の運命はプレイヤーの選択とダイスロールによる運で決定されます。
-
-
【ボドゲ紹介】DORASURE(ドラスレ)シリーズ徹底解説
今回紹介するゲームは【DORASURE】です! DORASUREは約30分でプレイ可能な冒険型RPGジャンルの協力ボードゲームです。冒険型RPGは有名なアンドールの伝説を含め中量級〜重量級作品が多い一 ...
プレイ解説動画
作成中!
プレイ解説画像
本記事では基本セットの「DORASURE無印(第一弾)」をベースにプレイ方法を解説します。
プレイの手順
- 旅立ちの準備
- 冒険フェイズ
- 決戦フェイズ
- 勝利条件/敗北条件
- システムの説明
・リソースとは?
・レベルアップとは?
①旅立ちの準備
まずは、下記項目の準備を進めていきます。
旅立ちの準備
■ 旅立ちの準備
①MAPの準備
②キャラクターの準備
③ドラゴンゲージの準備
④報酬タイルおよびクエストタイルの準備
■ MAPの準備
テーブル上にMAPを広げましょう。
■ キャラクターの準備
基本セットには下記5種のキャラクターが同封されています。
プレイヤーは使用するキャラクターを選択しましょう。
(拡張セット等によりキャラクターの種類は35種存在します(~第18弾)。)

・グラディエーター
・プリンス
・ハンター
・パラディン
・ニンジャ
各キャラクターの「レベルゲージ」「ライフ」「リソース」の初期値にマーカーを設置します。
また、MAP上の「街」の位置に使用するキャラクターのミニチュアを配置しましょう。


■ ドラゴンゲージ
ドラゴンゲージの一番下にマーカーを設置します。

■ 報酬タイトルおよびクエストタイルの準備
・5枚の「報酬タイル」を裏返してシャッフルし、裏向きのままMAP上の「山」に1枚ずつ配置します。
・7枚の「クエストタイル」を裏返してシャッフルし、5枚を報酬タイルの上に裏向きのまま配置、残る2枚は片づけます(使用しません)。
街から最も遠い「山」(MAP右上)の「クエストタイル」を表にします。

■ 準備の完了
準備が揃えばいざ冒険フェーズに移行します。スタートプレイヤーは「ニンジャ」→「ハンター」→「グラディエーター」→「プリンス」→「パラディン」の順になり、スタートプレイヤーから時計回りで進行します。
例) ハンターとプリンス、パラディンでプレイする場合、ハンターから時計回りでプレイ。
②冒険フェイズ
冒険フェイズは主に以下のアクションを実行しターンを進めます。
冒険フェイズのアクション
【ピークロールについて】
①【移動】:MAP上の移動
【ドラゴンアクションについて】
②【冒険】:「平地」または「森」でのアクション
③【休息】:「街」または「村」でのアクション
④【調査】:クエストタイルの隣接マスで公開アクション
⑤【挑戦】:クエストタイルへの挑戦
基本的には①【移動】を行い、②~⑤のアクションを適宜実行する。
■【ピークロール】
まず大前提として、【ピークロール】と呼ばれるダイスロール中のシステムがあります。
アクションで指定数のダイスを振り、「4」以上の目が出た成功数となります。
なお、「1」と「6」が出目として出た場合には以下の処理を行います。
「1」:ファンブル
成功数を-1する。全ての振り足し操作終了後に処理。振り足したダイスの「1」も同様に扱う。
「6」:クリティカル
ダイス1個を振り足し、その結果も適用する。振り足したダイスは「2」以上で成功扱いに。振り足しダイスが「6」の場合は更にダイスを振り足すことができ、「6」が続く限り同様の操作を行う。「1」が出た場合には成功数-1の処理を行う。

①【移動】
キャラクターの『移動』の個数のダイスを振る。「6」があればドラゴンゲージを上昇させる。それから出目に従い移動を行う。
「2以上」:街、村、街道の移動に使用可能
「3以上」:平地の移動に使用可能
「5以上」:森の移動に使用可能
※『移動』の分だけダイスを必ず振る必要はありますが、必ずしも『移動』する必要はありません。また、『移動』の際は他キャラクターの通過はできますが、移動終了時に同一マスに滞在することはできません。

例)キャラクターの『移動』が3なので、ダイスを3個振った結果、「2」「4」「6」の出目が出た。
「2」のダイスを使用し街道を移動、プリンスと同じマスに。
「6」のダイスを使用し森を移動
「4」のダイスを使用し平地を移動した。
合計3つMAP上を移動した。
■【ドラゴンアクション】
移動時に「6」の出目があった場合には、ドラゴンゲージを上昇させます。
炎が描かれたマスに上昇したら(通過した場合も処理)、キャラクターの移動前に『ドラゴンアクション』を実行します。

ダイスを1個振り、出目に従い以下の処理を行う。
「1」:ベルク村が炎上、村にいたキャラクターは2ダメージ。
「2」:全員がダイス1個振り、最も高い出目を出したキャラクターは街に移動。
「3」:すべてのキャラクターは1ダメージ。
「4」:全員がダイス1個振り、最も低い出目を出したキャラクターは2ダメージ。
「5」:全員がダイス1個振り、最も高い出目を出したキャラクターは2ダメージ。
「6」:全員がダイス1個振り、最も低い出目を出したキャラクターのリソースを0に。
移動後はマスに応じたアクションを1つのみ選択して行うことが可能。
例)山に隣接した平地マスで移動を終了した。【冒険】【調査】【挑戦】のうち、【冒険】のアクションを実行して処理を行った。
②【冒険】(使用可能場所:平地/森)
【冒険】の能力値で『ピークロール』を行い、成功数に応じた「冒険表」の結果に従う。
※平地の能力値と森の能力値があるため、マスに応じた能力値を使用。
成功数-1以下:1ダメージ受ける
成功数±0 :何もなし
成功数+1 :1XP獲得、1ダメージ受ける
成功数+2以上:1XP得る
③【休息】(使用可能場所:街/村)
ただちにライフを2回復する。なお炎上したベルク村では『休息』は不可。
④【調査】(使用可能場所:山の隣接マス)
伏せられている「クエストタイル」を公開する

⑤【挑戦】(使用可能場所:山の隣接マス)
公開された「クエストタイル」に挑戦する。
クエストタイルに記載された能力値で『ピークロール』を行う。
記載値(難易度)以上の成功数でクエスト達成。それ以下で失敗。
<クエスト達成>
・【挑戦】したキャラクターはXP2を得る。
・クエストタイルの下の報酬タイルを公開し、全てのキャラクターに効果付与。
<クエスト失敗>
・成功数が+なら、その分だけ「達成マーカー」を置き、その差分がクエストの難易度になる。
・成功数が-なら、その分だけ「達成マーカー」を除去。「達成マーカー」が無ければ特に無し。
・失敗時の条件がある場合には、その効果を適用。
■【協力】
クエストタイルに他のキャラクターも隣接している場合、一緒に【挑戦】可能。
【挑戦】に参加するキャラクター税院で『ピークロール』を行い、成功数を合計する(マイナスでも合計)。
<クエスト達成>
・【協力】してクエスト達成した場合は、参加者全員にXP1ずつ。
<クエスト失敗>
・上記と同様だが、失敗時の条件は全ての参加者に適用。
■ 【決戦フェイズへの移行】
下記の条件を満たした場合に、次項で説明する決戦フェイズへ移行。
全てのキャラクターを決戦場へ移動させます。
なお、移行条件を満たしたキャラクターが決戦フェイズのスタートキャラクターになります。

決戦フェイズの移行
■ 5枚の報酬タイルを明らかにする
→決戦フェイズへ直ちに移行。
■ ドラゴンゲージがランページ(上限)まで到達する。
→ドラゴンランページを2回適用した後、決戦フェイズへ移行。
③決戦フェイズ
決戦フェイズ
① 移行させたキャラクターからスタート。
② 【決闘】の値で『ピークロール』を行い、成功数によって下記に示す決戦表の効果を適用する。
③ ドラゴンにダメージを与えた場合、ドラゴンライフにダメージトークンを置く。
④ 鉤爪マークにダメージトークンが置かれた際には、『ドラゴンランページ』を適用
①~④を繰り返し、味方のライフがゼロになるか、ドラゴンのライフがゼロになるまで戦闘を継続する。
⑤ 【最後の抵抗】
ドラゴンライフが残り1となった場合には、余剰ダメージがあった場合も無効化され、必ずドラゴンランページが発生する・
例)ドラゴンのHPが残り2で2ダメージ与えた場合、1ダメージのみ適用しドラゴンランページが発生する。

【決戦表】
成功数ー1以下:即死
成功数0 :4ダメージ受ける
成功数+1 :全員が1ダメージ
成功数+2 :『連携攻撃』、処理後+2なら全員が1ダメージ。
成功数+3 :1ダメージ与え、2ダメージ受ける
成功数+4 :1ダメージ与える
成功数+5以上:2ダメージ与える
『連携攻撃』
他のキャラクター全員がダイス1個ずつの『ピークロール』を行い、+2加算した数値を決戦表の数値として適用。
処理の結果が「+2」だった場合、全員1ダメージとなる。
なお、既に死亡しているキャラクターは『連携攻撃』に参加不可。
④勝利条件/敗北条件
以下の条件のいずれかを満たすとゲームが終了し、勝敗が決まります。
勝利条件
・「ドラゴンライフ」をゼロにする。
※相打ちでドラゴン、プレイヤーのライフが同時にゼロになった場合でもプレイヤーの勝利。
敗北条件
・「冒険フェイズ」で一人でもキャラクターが死亡し、後述する『奇跡の復活』にも失敗。
・「決戦フェイズ」で全キャラクターが死亡。
■『奇跡の復活』
・「冒険フェイズ」中にキャラクターが死亡した場合、
死亡キャラクター含む全員がダイス1個ずつ振り、1つでも「6」の出目があれば該当キャラクターは復活する。
・復活したキャラクターはライフを初期値まで回復、「街」へ移動。
・復活に成功した場合、全キャラクターのリソースを0まで減らします。
・同時に複数のキャラクターが死亡した場合も、1回の『復活の奇跡』によって全員が復活できます。
⑤システムの説明
上記の説明の中で、説明が不足していたシステムについて、ここでは解説します。
■ リソース
・ブースト:『ピークロール』前に任意のリソース数を消費し、ダイスを追加できる(後から追加は不可)
・ガード :ダメージを受けた時に、任意の数のリソースを消費しダメージを軽減する。
■ レベルアップ
・獲得したXP分、キャラクターシート上のトークンを移動させ、一定値に到達するとレベルアップ。
・レベルアップすると、シートに記載されている効果が加算される。
※LV2に到達した場合、LV1とLV2の効果を加算する。