今回紹介するゲームは【ミクロマクロ】シリーズです!
ミクロマクロシリーズは、地図上に描かれた街の住人たちの行動を手がかりに、街で起きた事件の真相を解き明かしていく“推理型の協力ボードゲーム”です。
プレイヤー全員で巨大なマップを囲み、細かく描き込まれた街の様子から手がかりを探し、事件の経緯や犯人の動機を推測していきます。作中には数十の事件が収録されており、それぞれに複数の課題が用意された事件カードが付属。プレイヤーは捜査官として情報を読み取りながら推理を進め、正解にたどり着くことで事件を解決していきます。
1プレイはおよそ15〜30分と短めで、いわゆる「軽量級ボードゲーム」に分類される作品。ルールもシンプルで直感的に遊べるため、誰でもすぐに始められるのが魅力です。プレイ感としては、時系列を追いながら盤面を観察していく“ウォーリーを探せ”のような楽しさがベースになっており、そこに推理要素と簡単なストーリー性が加わった独特の体験に。子どもから大人まで幅広く楽しめる、間口の広い作品でした。
「ミクロマクロ」は協力型の探偵ゲームです。協力して犯人の動機を特定し、証拠を見つけ、罪を明らかにして難解な事件を解決していきます。事件の解決には、巧みな推理と同様に、鋭い目を持つことが重要です。
ミクロマクロ:クライムシティ | ANALOG GAME INDEX
簡単なルールで、チームメイトと推理しながら、人物や建物などがびっしりと描かれた町のマップから特定の場面を発見して事件を解決する、今までにないタイプの協力型の探偵ゲームです。
今回はそんな「ミクロマクロ」シリーズの概要を紹介します。

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
ミクロマクロってどんなゲーム?
ドイツ年間ボードゲーム大賞2021を受賞した、評価の高い協力型ボードゲームです。ルールは非常にシンプルで、準備も手軽に行えるため、誰でもすぐにプレイを始められる気軽さが魅力。それでいて、プレイヤー全員でマップを囲み、あれこれ意見を出し合いながら進めていく協力プレイの楽しさもしっかり味わえます。直感的に遊べる軽さと、みんなで推理する面白さがうまく噛み合った作品です。

| 作品名 | ミクロマクロ |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 約15~45分/1プレイ |
| ジャンル | 協力型:事件解決、探偵、推測 |
| プレイ方式 | キャンペーン型 |
| 関連作品 | 6作品 |
| おすすめ度(個人的) |
ミクロマクロの世界観
いたるところに犯罪が潜んでいる町、クライムシティへようこそ!
ミクロマクロ:クライムシティ | ANALOG GAME INDEX
この町では、命にかかわる秘密、卑劣な強盗、冷酷な殺人事件が日常的に発生し、もはや地元の警察の手に負えない状況になっている。そのため、捜査官諸君の助けが求められている。
ミクロマクロの舞台は、犯罪が日常的に起こる巨大都市「クライムシティ」。
一見すると白黒で描かれたシンプルな街並みですが、その中ではスリや万引きといった軽犯罪から、誘拐や殺人といった凶悪事件まで、さまざまな出来事が同時に発生しています。
重要なのは、この街の住人たちはそれぞれが独立して動いているという点です。
一つの事件を追っている最中でも、すぐ近くでは別の犯罪やドラマが進行しており、まるで街全体がひとつの巨大な群像劇のように描かれています。
ミクロマクロのゲーム性
ボードゲームミクロマクロ:クライムシティには、数々の“事件簿”が収録されています。
プレイヤーは捜査官となり、それぞれの事件について「犯人の動機」や「犯行に至るまでの経緯」を解き明かし、最終的にその真相を上長へ報告することで事件の解決を目指します。
ゲームでは、街全体の出来事が時系列で描かれた巨大なマップをみんなで囲みます。そして事件カードに従いながら、「この人物はどこへ行ったのか?」「なぜこの行動を取ったのか?」といった手がかりを探し、マップ上から根拠を見つけ出していきます。推理の結果が正しいかどうかは、その都度判定され、少しずつ事件の全貌が明らかになっていきます。
例えば、ある殺人事件では次のような流れが見えてきます。
① 被害者がリュックサックに札束を入れる
② 移動中、後ろから不審な人物につけられている様子が確認できる
③ 被害者が殺害され、リュックサックが奪われる
④ 被害者のリュックを背負い、拳銃を持つ人物が現れる
このように、一見バラバラに見える出来事も、マップ上で人物の動きを追い続けることで一本の線としてつながり、事件の真相へと近づいていきます。
(※実際のマップには、さらに多くの細かな描写が散りばめられており、それらを見つけ出すことが重要です)


プレイヤーは、事件カードに記された情報を手がかりに、被害者や関係者の行動を洗い出しながら推理を進めていきます。そして「何が起きたのか」を自分たちの力で導き出し、事件を解決へと導きましょう。
デモプレイはコチラ:MicroMacro - Crime City
ミクロマクロの一覧の紹介とレビュー
現在、ミクロマクロシリーズは全6作品が登場しています(2026/4現在)。第5弾を除くすべての作品は独立セットであり、作品単独でプレイすることができます。第5弾作品は拡張セットであり、第1弾~第4弾作品に所持が必要です。
| サブタイトル | タイプ | 発売日 | メーカー価格 | 販売状況 |
|---|---|---|---|---|
| クライムシティ(1弾) | 基本セット | 2020/12 | 4,400円(税込) | リンク |
| フルハウス(2弾) | 独立セット | 2021/11 | 3,960円(税込) | リンク |
| オールイン(3弾) | 独立セット | 2023/2 | 4,400円(税込) | リンク |
| ショーダウン(4弾) | 独立セット | 2023/12 | 4,400円(税込) | リンク |
| ボーナスボックス(5弾) | 拡張セット | 2023/12 | 3,300円(税込) | リンク |
| ファミリー(6弾) | 独立セット | 2025/10 | 4,950円(税込) | リンク |
【第1弾/基本】クライムシティ無印


第1弾『ミクロマクロ クライムシティ』は、本シリーズの基本セットにあたる作品です。
本作ミクロマクロ:クライムシティには、全16種類の事件が収録されており、対応する事件カードは合計120枚にのぼります。
基本的な遊び方は、巨大なマップの中から対象人物や手がかりを見つけ出していくスタイルのため、全体としてのクリア難易度は比較的低めに設定されています。そのため遊び方には幅があり、事件カードに従って一問ずつ解決していく「通常モード」と、被害者のみが提示された状態でカードを見ずに動機や経緯をすべて推測する「上級モード」が用意されています。
小さなお子さんと遊ぶ場合は通常モードでじっくり楽しみ、高校生以上であれば上級モードで推理力を試す、といった遊び分けができる点も魅力です。
第1弾作品ながら、街の至るところで発生している事件の一つひとつにしっかりとしたストーリーが用意されているのも印象的です。さらに、登場人物やマップ上の施設には細かな名前や設定が付けられており、単なる“探し物ゲーム”にとどまらない、世界観の作り込みが感じられます。また、ある事件を追って対象人物を探している最中に、別の場所で起きている別事件や気になる人物の行動が目に入ることも多く、「この人は何をしているのか?」「この先で何が起きるのか?」と、次々に興味が広がっていきます。一つの事件を解決しても、すぐに別の謎が気になり、続きが気になって仕方がなくなる魅力があります。
シリーズ作品同士に明確な時系列のつながりは(※第5弾を除き)ありませんが、まずはこの基本セットからプレイするのがおすすめです。本作を通して、この“クライムシティ”という街の面白さを存分に体験できるでしょう。
【第2弾/独立】フルハウス
第2弾『ミクロマクロ クライムシティ:フルハウス』は独立セットであり、本作単独でプレイできます。
第1弾同様に、全16種の事件と120枚の事件カードが収録されています。同じクライムシティを対象にしていますが、街のマップは変化します。
第1弾で数々の事件を解決に導きましたが、このクライムシティにはまだまだ続く事件が存在していましたね。第1弾で語られた街の設定が第2弾においても活用されており、続けてプレイするとニヤッとできる展開も存在しましたね。難易度も特に変化はなく、第1弾のプレイで楽しむことができたのなら、続くプレイをお勧めします。
【第3弾/独立】オールイン


第3弾『ミクロマクロ クライムシティ:オールイン』は独立セットであり、本作単独でプレイできます。
第1弾同様に、全16種の事件と120枚の事件カードが収録されています。同じクライムシティを対象にしていますが、街のマップは変化します。
第1弾で数々の事件を解決に導きましたが、このクライムシティにはまだまだ続く事件が存在していましたね。第1弾で語られた街の設定が第3弾においても活用されており、続けてプレイするとニヤッとできる展開も存在しましたよ。難易度も特に変化はなく、過去作のプレイで楽しむことができたのなら、続くプレイをお勧めします。
【第4弾/独立】ショーダウン


第4弾『ミクロマクロ クライムシティ:ショーダウン』は独立セットであり、本作単独でプレイできます。
第1弾同様に、全16種の事件と120枚の事件カードが収録されています。同じクライムシティを対象にしていますが、街のマップは変化します。
過去作品にて数々の事件を解決に導きましたが、このクライムシティにはまだまだ続く事件が存在していましたね。過去作品で登場したキャラクターたちが再登場しているため、続けてプレイするとニヤッとできる展開も存在しましたよ。難易度も特に変化はなく、過去作のプレイで楽しむことができたのなら、続くプレイをお勧めします。
【第5弾/拡張】ボーナスボックス


第5弾『ミクロマクロ クライムシティ:ボーナスボックス』は拡張セットであり、第1弾~第4弾作品を必要とします。
本作ミクロマクロ:クライムシティは、全24種類の事件と、136枚の事件カードが収録されています。さらに本作では、これまでのシリーズ作品すべてのマップを使用してプレイする、まさに集大成ともいえる超大作となっています。
これまでの作品で数々の事件を解決し、クライムシティの平穏に少しずつ近づいてきたプレイヤーたち。しかし、この街にはまだ解決されていない“最後の事件”が残されています。プレイヤーは捜査官として、その集大成にふさわしい最後の謎に挑むことになります。街全体に張り巡らされた出来事や人物の動きをつなぎ合わせ、これまでの経験を総動員して真相へと迫っていきましょう。
すべてを見届けたとき、クライムシティの真の姿が明らかになります。
【第6弾/独立】ファミリー
第6弾『ミクロマクロ:ファミリー』は独立セットであり、本作単独でプレイできます。
本作は過去作と異なり、全22種の事件が収録され、220ページの探偵の書を用いてプレイします。マップもクライムシティから離れ、クレイジーシティーパークを舞台に移します。
本作では過去作のような殺人、暴力を伴う凶悪事件は取り扱わず、子供でも安心してプレイできるマイルドな事件のみを収録した作品で、小さいこと一緒にプレイすることを想定したファミリー向けの作品となっています。