今回紹介するゲームは【ロビンソンクルーソー:呪われし島の冒険】です!
ロビンソンクルーソー:呪われし島の冒険は「協力冒険型ボードゲーム」です。
漂着した無人島で拠点を築き、資源を確保し、野生動物と戦い、迫りくる嵐に備える──そんな過酷な状況を仲間と協力しながら切り抜けていきます。多彩なシナリオと強い協力要素が特徴で、ほんのひとつの判断が生死を左右する緊張感に満ちています。
難易度は非常に高く、緻密な戦略に加え、生存の女神に味方してもらえる“運”も求められる、やり応え抜群の作品でしたね!
「いてっ……ちくしょう!」
ウィリアムが金槌で自分の指を打ちつけたのは、これでもう三度目だ。
嵐で半壊した柵を、なぜ一人で修理しなければならないのか。痛む指を押さえながら木立の向こうをのぞくと、料理人のジェーンは案の定、面倒な仕事を押し付けたまま姿を消していた。おそらく「探索」だろう。大工のマークを連れて。さらに悪いことに、マークの今朝の釣果はゼロ。
もはやローズの狩りの成功を祈るしかない。そうでなければ、今夜は空腹のまま眠ることになる――。不安はそれだけでは終わらない。
遠くを通りかかった船に合図を送るため集めておいた狼煙用の木材が、どこにも見当たらない。日を追うごとに寒さは厳しくなり、偶然見つけた毛布がなければ、とっくに凍え死んでいただろう。こんな状況で、本当に希望を持ち続けられるのだろうか。
※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。
呪われたこの島から、脱出できる日など来るのだろうか――。
今回はそんな「ロビンソンクルーソー:呪われた島の冒険」の概要を紹介します。

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
ロビンソンクルーソーってどんなゲーム?
ロビンソンクルーソーは2013年のスイスゲーマーズ賞を受賞した作品であり、2012年発売でありながら、なんと現在(2025.12)もBGGランキング112位(約3万作品中)という殿堂入りの協力系ボードゲームになります。その他数々の受賞歴もあります(画像参考)

| 作品名 | ロビンソンクルーソー:呪われた島の冒険 |
| プレイ人数 | 1~4人 |
| プレイ時間 | 約60~120分/1プレイ |
| ジャンル | 冒険型:協力ゲーム、ダイスロール、カードピック |
| プレイ方式 | キャンペーン型 |
| 関連作品 | 無し |
| おすすめ度(個人的) |
ロビンソンクルーソーの世界観
本作品はストーリー性は薄く、純粋にゲーム性が高い作品になります。
ただ、ロビンソンクルーソーの物語を一部踏襲する形の世界観となっており、無人島への漂着し、自給自足の生活をしながら各シナリオで迫りくる苦難を乗り越えるサバイバルアドベンチャーになっています。
また、実際の物語に登場するフライデーや犬も仲間キャラクターとして登場し、プレイヤーを強力にサポートしてくれますよ!
ロビンソン・クルーソーの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いてゆく。この無人島には時々近隣の島の住民が上陸しており、捕虜の処刑及び食人が行なわれていた。ロビンソンはその捕虜の一人を助け出し、フライデーと名づけて従僕にする。28年間を過ごした後、帰国するまでが描かれている(第1部)。
ロビンソン・クルーソー - Wikipedia
ロビンソンクルーソーのゲーム性
「ロビンソンクルーソー」は協力型の冒険サバイバルのボードゲームとなります。
このボードゲームはキャンペーン型であり、無人島漂着からの数々の苦難について、各章で段階的に攻略することになります。第一章の無人島で生き延びるための拠点作りから始まり、同じ遭難者の救出、野生生物との戦いなどが待ち受けています。
このゲームの特徴は2つで、「①無人島サバイバルの没入感の高さ」、「②優先順位付けが大事な協力ゲー」です。
無人島サバイバルの没入感の高さ

まず1つ目は、「無人島サバイバルの没入感の高さ」です。
本作は、ロビンソンが無人島に漂着し、生き延びていくという大枠の物語に沿って進行します。各シナリオごとに明確な目的が設定されており、それを達成するために挑むキャンペーン形式のプレイ方法が採用されています。
無人島での生活はとにかく過酷で、やるべきことが山積みです。毎ラウンド、プレイヤーたちは予期せぬイベントに翻弄されながら、島を探索し、素材や食料を集め、道具を作り、時には猛獣と戦うことになります。さらに、日々の食糧を確保し、嵐や寒さに耐え、ときには新たな土地を求めて拠点を移す判断も迫られます。
ただ1日を生き延びるだけでも精一杯な状況の中で、加えて各シナリオで掲げられた目的を達成しなければならない――。
そんな無人島サバイバルの厳しい現実が、非常に高い解像度でボードゲームに落とし込まれていると感じました。
優先順位付けが重要な協力ゲー

2つ目の特徴は、「優先順位付けが重要な協力型ゲーム」である点です。
本作は高難易度のサバイバルを描いたボードゲームで、限られた時間(アクション)を無駄にしていては、生き延びることはできません。一方で、毎日の行動選択の自由度は高く、どのアクションを選ぶかはプレイヤー次第です。加えて、それぞれのアクションには成否判定が存在します。成否判定は、複数人で協力して行動することで成功率を高めることができますが、その分、各プレイヤーが取れる行動数は減ってしまいます。
そのため、「今日はまず何を優先すべきか」「確実な成功を取るべきか、それともリスクを承知で手数を増やすか」といった判断を、常に相談しながら進めていく必要があります。
日々を生き延びるため、そしてシナリオの目的を達成するために、状況に応じた優先順位を話し合いながら決断していく――。この“選択と相談”こそが、本作の協力プレイの醍醐味ですね。
ロビンソンクルーソー一覧の紹介とレビュー
「ロビンソンクルーソー」は、シリーズでなく単体作品のため、独立セットや拡張セットなどの関連作品はありません。
| サブタイトル | タイプ | 発売日 | メーカー価格 | 販売状況 |
|---|---|---|---|---|
| 無印(完全日本語版) | 基本セット | 2020/6 | 8,580円(税込) | Amazonリンク |
【基本セット】ロビンソンクルーソー


ロビンソンクルーソーは本作の基本セットのみです。
本作には無人島へ漂着してから、数々の困難に打ち勝ち、生活を確立するまでの全7つのシナリオが収録されています。また“大工/料理人/探検家/兵士”の4キャラクターが存在し、シナリオに応じて使い分けることができます。またサポートキャラとして“フライデー/犬”が存在しています。サポートキャラクターの導入や、初期装備数の変更など、様々な設定を変更することでシナリオの易化/難化を調整できることが明示化されています。
易化/難化モードはプレイしてないけど、通常モードで充分難しかったよ…!
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【評価/感想】ロビンソンクルーソー:呪われた島の冒険
アークライトから販売の『ロビンソン・クルーソー』、過酷な無人島サバイバルを乗り越え、プレイ完了です! 本作で体験できる過酷な無人島生活は、簡単なシナリオを含めても全体でおよそ50%という高い失敗率を誇 ...
