休日ハック×JR西日本主催の神戸周遊謎解きの『姿を消した記者を追え~神戸の街を巡りながら~』をプレイしてきました。
休日ハックが展開する周遊謎解き「街ハック」シリーズは、2023年夏ごろから本格始動しました。本作を除きこれまでは関東圏での開催が中心でしたが、今回はシリーズ初となる関西進出。舞台は神戸です。
自宅で遊ぶ持ち帰り型の謎解きとは異なり、「周遊謎解き」では実在の街並みや風景、現地の物品そのものを活用した仕掛けが展開されるのが大きな魅力。観光と一体化した体験設計になっているため、街を歩き回りながら体を動かして楽しめる、“体験型エンタメ”としての満足度が非常に楽しいですよね。
公式説明の通り、本作は“現実の神戸”に虚構の物語を重ね合わせるタイプの周遊謎解き。LINEやウェブ、さまざまな実物のアイテムを駆使しながら、オンライン上のストーリーを現実空間へ巧みに投影していく演出が非常に印象的でした。内容は事件の真相を追うミステリー形式で、謎を解くたびに断片的だった情報がつながり、物語の輪郭が徐々に浮かび上がっていく構成。単なるパズルの連続ではなく、“調査している感覚”をしっかり味わえる作りになっています。
さらに、クリア後にはオマケ謎も用意されており、裏コンテンツまで含めるとボリュームは十分。最後まで遊び尽くせる、満足度の高い周遊型謎解きでした。
単なる周遊ではなく、ちゃんと“謎解き”になってたよ!
物語は一通の封筒から…
姿を消した記者を追え〜神戸の街を巡りながら〜
あなたは、一通の封筒を託される。そこには記者の所持品が収められていた。
手がかりを元に、姿を消した記者が何を追っていたのか、なぜ姿を消したのかを探っていく。
封筒を開いた瞬間から、あなた自身が事件の当事者となる。
休日ハックのヰ空間がお届けする関西初の没入型体験ゲーム。
”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価

街ハックの神戸周遊謎解きの『姿を消した記者を追え~神戸の街を巡りながら~』です。
目安時間約30分のWEB謎パートと、約3.5時間の神戸周遊謎解きパートが存在し、約4時間の謎解きになります。時間制限はなく、近場の方なら後日でもプレイ可能になります。また、WEB謎パートは自宅でも解くことが可能なので、先にキットを購入し自宅配送することで30分は滞在時間を短縮できますね。キットの引換を現地にした場合は、「神戸市総合インフォメーションセンター」で9時~18時の間で引き換え可能です。
※JR三ノ宮駅の東口を出てすぐ、ポートライナー三宮駅の真下の位置。その他引き換え場所もあり(大阪数か所、姫路)
| メーカー | 休日ハック(街ハック) |
| 作品名 | 姿を消した記者を追え~神戸の街を巡りながら~ |
| ジャンル | 周遊型謎解き |
| 開催期間 | 2025年10月18日~2026年3月31日 |
| メーカー価格 | 約2,500円/人(2026/1現在) |
| 人数 | 指定なし |
| 目安時間 | 約4時間 |
| ひとこと | 事件の真相を追う神戸周遊謎 |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きは謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本謎解きの目安時間は約4時間でしたが、約3時間でクリアできましたよ!
写真を撮ったり、ご飯食べたりのまったりプレイだったよ!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:191分(3時間11分)
WEB謎解き:23分
周遊①(三宮):78分
周遊②(〇〇):39分
周遊③(△△):51分 - おまけ謎プレイ時間:21分
おまけ謎1:3分
おまけ謎2:3分
おまけ謎3:15分 - 場所 :神戸市内
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :2 | 普通 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :3 | 物語有、謎解き良 |
| ボリューム | :3 | 約25問 |
| 価格 | :3 | 約2,500円 |
| おすすめ度 | :4 |
本謎解きの難易度は体感で「やや簡単」レベル。基本的には“1つの情報に対して1つの謎が対応する”素直な構成になっており、構造的に複雑なひねりは少なめなので、詰まりにくく遊びやすい印象でした。
プレイ時間は目安約4時間と長めですが、これは周遊型ゆえの移動時間を含んだもの。純粋な謎解き量は約25問ほどで、ボリュームとしては標準的です。観光しながら進めることを考えると、ちょうど良い密度に感じました。
価格は2,500円と標準的ですが、物語演出に加え、WEB・LINE・その他の仕掛けを多用した構成で没入感は高め。さらにおまけ謎まで用意されており、総合的な満足度は高い部類に入ります。
難易度が優しめなこともあって、特にライト層や周遊謎解き初心者には強く刺さりそうな作品でした。「しっかり遊んだ感」はありつつも疲れすぎない、バランスの良い体験ができる一作でしたね!
本作品は…
・初心者~中級者向け謎解き
・神戸の街並みを楽しめる周遊謎
・事件の真相をリアルに追う体験型謎解き
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
内容のネタバレはNGとされていたので、簡単な感想をお伝えできればと思います。
関西初進出の街ハック謎解きはいかに…

これまで関東を中心に展開していた「街ハック」シリーズですが、本作はついに初の関西進出。神戸はアクセスもしやすく、個人的には今後もどんどんリアル脱出・周遊謎解きを展開してほしいところです。
謎解きブームではあるけれど、リアル謎解きの多くは関東だからね。
今回が“街ハック制作”の初体験だったのですが、初めて触れるメーカーの周遊謎は毎回ちょっとした不安もあります。というのも、中には現地情報を拾うだけでほぼ解けてしまう、謎解きとしては物足りない作品も存在するからです。
しかし、この街ハックの周遊謎はしっかり面白い。
事件の真相を追うという明確なストーリーラインがあり、プレイヤーの行動に合わせて物語がリアルタイムで進行していきます。レーベルのコンセプトである「現実空間に虚構の物語を投影する」というテーマもきちんと体現されており、没入感の完成度はかなり高めでした。
肝心の謎解き部分は全体的に易しめではあるものの、“ちゃんと謎解きしている”作り。現地で情報を得て終わりではなく、その先に思考する工程がきちんと用意されています。軽めの難易度ながら、要所ではしっかり頭を使う場面もあり、バランスの良い設計でした。さらに今回は序盤にWebパートも組み込まれていましたが、詳細は伏せますが、それが後半の展開にもきちんと繋がってくる構成は見事。単なるギミックではなく、大謎の一部として機能している点が特に良かったですね!
神戸の街並みを存分に楽しめる周遊設計
謎解きの体験は、周遊パートに入る前のWebパートからすでに印象的でした。最近この手の作品に触れる機会は多かったものの、やはり現代的なツールをフル活用した仕掛けは純粋に面白い。プレイヤーが“つい一瞬騙される”性質をうまく利用した謎解きも良く、導入から気持ちよく引き込まれました。
周遊パートは、いきなりちょっとした度胸試しのような瞬間からスタート。そこから物語が動き出し、謎を進めるにつれて、公式ページに書かれていた「※別途交通費400円がかかります。」の意味を身をもって理解する展開が待っています。「え、本当に行くの?」と思わず声が出そうになる驚きも含めて、この作品ならではの体験でしたね!
今回は天気にも恵まれたこともあり、要所要所で見られる景色も最高でしたね。単なる移動ではなく、ちゃんと“体験の一部”として組み込まれているのが印象的でした。そして締めくくりは、「やっぱりここだよね」と言いたくなる神戸らしいロケーション。最後まで街の魅力をしっかり味わわせてくれる、観光と謎解きが綺麗に融合した設計になっていました。
最終的には目安時間より約1時間早めの約3時間でクリアでした!
さすがに謎解き中級者クラスにはなってきたので、ライトな謎解きなら…という感じですかね!

ちなみに、本周遊謎解き+αで歩数は15,000歩!
物語に没入できてたので不思議と疲れは無かったね!
おまけ謎で帰宅後も楽しめる
本周遊謎の途中で神戸の景色をパシャりと取った写真を眺めながら家に帰ってまったりしていましたが…


そういえば、クリア後に「おまけ謎」のような追加コンテンツが送られてきたのを思い出しました。
内容は全3問で、所要時間は約20分ほどの軽めのボリューム。ただ単なる後日談ではなく、周遊中に「これ怪しいな」と感じていながら本編では使われなかった意味深な要素が、ここでしっかり回収される構成になっています。
短時間で解ける難易度ながら、簡単な物語と組み合わせた形式になっているため、単純な謎解き以上に“締め”として楽しめるのが良いところ。本編をクリアした人へのちょっとしたご褒美のような位置づけで、最後まで作品世界を味わえる気持ちのいい追加要素でした。
