第1弾の基本セットである『DORASURE(ドラスレ)第一弾』のプレイが終了しました!
協力型冒険RPGが軽量(30分程度)でプレイできることが魅力的なボードゲームでした!
冒険RPGジャンルは開始時のインスト作業(ルールの覚え込み)が大変ですが、本作品は軽量級ボドゲでありルールがシンプルで非常に楽でした!
運要素も絡むので、自分あるいは仲間が振るダイスの出目を見守る時のドキドキ感がたまらなかったですね!
この記事では、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
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- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
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アンドールの伝説の紹介記事、遊び方に関してはコチラから!
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ここでは、ボードゲーム『DORASURE』の遊び方を動画、画像付きで紹介します。 Contents1 ゲーム概要2 プレイ解説動画3 プレイ解説画像3.1 ①旅立ちの準備3.2 ②冒険フェイズ3.3 ...
Contents
実際のプレイデータと評価
まずは、実際のプレイデータと評価を記載していきますね!
ドラゴン討伐成功まで計4回プレイ

2人プレイでドラゴン討伐成功までのプレイデータは以下の通りです。
プレイデータ
- プレイ人数 : 2人
- プレイ時間 : 2時間38分(1プレイ40分程度)
- プレイ回数 : 4回
1回目→失敗:ハンター、グラディエーター
2回目→失敗:ハンター、プリンス、ニンジャ、パラディン
3回目→失敗:グラディエーター、ニンジャ
4回目→成功:ニンジャ、ハンター、プリンス - プレイ期間 : 約2日(6月9日~6月10日)
2人プレイではありますが、操作するキャラクター数を変えて色々プレイしました。
絶妙な難易度でドラゴン討伐には冒険フェーズ、決戦フェーズどちらも上手く進行しなければ勝利を勝ち取れませんでした。実際に、4回目のプレイで成功した時の状況は冒険フェーズで報酬タイルを5つ獲得し、決戦フェーズに挑めた時でした。それでもドラゴンに丸飲み攻撃(即死)を食らえば一気に窮地になるので、ダイスロールは本当にドキドキしましたね。
手に汗握るダイスロールで盛り上がれる!
実際にプレイしてみて、『DORASURE(第一弾)』の評価はコチラの通りになります!
プレイ評価
盛り上がり | :4 | ダイスロールがドキドキ |
難易度 | :4 | 運要素が絡むので結構難しい |
知略 | :1 | 知略要素は少なめ |
運要素 | :4 | ダイス運が最高の武器 |
コスパ(ボリューム/時間) | :2 | |
おすすめ度 | :3 |
協力型冒険RPGを軽量に落とし込んでるため、知略要素と運要素の両立にまで拘るのは難しいでしょうね。本作品は知略要素を削って、寧ろ運要素を上手にルールに設定して盛り上がれるような作品に仕上げていますね。そのおかげでルールとしてはシンプルでボドゲ初心者や低年齢層の人でも容易にトライできる作品になってますね。
寧ろ面倒な知略要素が無いので話し合いで盛り上がるというよりは、もうダイスの出目で一喜一憂して盛り上がりながらプレイできる良作です。思考停止しながら…は言い過ぎですがそれぐらいライトに楽しめます。
コスパ面で言うとキャラクターも5種存在しており、様々な組み合わせ、プレイ人数でトライ可能なのでリピート性は比較的高いです。なお、本作品は基本セットですが、他にも20種弱の拡張セットが存在するのでDORASUREの世界で遊べるでしょう。
欠点を述べるなら、拡張セットを購入しなければMAPも敵も一緒なので、飽きやすいこと。初期設定におけるランダム要素はクエスト、報酬タイルのみですので、少々飽きます。基本セットのみだとずっとプレイし続ける…というよりは時間を空けてまたプレイ、みたいなイメージになるかと思います。実際に私も1度ドラゴン討伐したのみで時が止まってます。拡張セット購入前提ならいくらでも遊び続けられるかな~と思います。
プレイの感想(ネタバレなし)
さて、本ゲームのプレイ感想に移ります。
世界観が良く表現されオシャレなデザイン

まず本作品で目を惹くのは、ボドゲの造形、デザインの部分です。
剣と魔法の世界を演出した冒険型RPGを良く表現できていると思います、オシャレですよね。イラストやマップ、ミニチュアやトークン…全て統一感があり、非常に美しい造りになってますね。
これ、日本製かな?と思ったらやはりジャイアントホビーが制作する純国産ボードゲームでした。
海外製ボドゲの日本語版が溢れる中で、馴染みある日本調の造形はしっくりきますね。
冒険、戦闘全てにおいて運要素高め

本作品は非常に運要素(ダイスロール)が冒険の成否を分けるボードゲームです。
この点は一長一短、好き嫌いが分かれるポイントだと思います。
個人的には知略要素強めのボードゲームの方が好きです。
ただ、ここまで冒険RPGをシステムを損なうことなく軽量に落とし込んでいるので仕方ない部分かなと思います。寧ろ、運要素に尖った作品にすることでダイスロールのみでここまで盛り上がれる作品になるのかと感嘆すらしました。
知略要素強めのボードゲームだと結構真剣に議論しますが、運要素に尖ってるとある種考えても無駄なので思考停止で盛り上がりに全力を注げます(笑)
知略系が好きな方でも、ライトな本作を一度経験してみても面白いかもしれませんね。
また、ボドゲ初心者あるいは年齢層が低い場合には結構オススメできる作品です。
上述しましたが、ボドゲって最初のルールの覚え込みが結構大変なんですよね。その苦労に嫌悪感を持つ方も少なからず存在すると思います。本作であれば冒険RPGジャンルにしては圧倒的にその手間が少ないですよ!
プレイの感想(ネタバレあり)
ここからは、コンテンツにもう少し足を突っ込んだ感想を記載していきます!
キャラクター
本基本セットには5種の使用可能なキャラクターが収録されています。
使用可能な職業
- グラディエーター:決戦フェイズで活躍する戦闘力高めの前衛系女子
- プリンス:レベルアップで非常に強力になる王子
- ハンター:冒険、決戦の両フェイズで無難に活躍するバランス型
- パラディン:説明に困るディフェンス型
- ニンジャ:財宝で超強力になるトリッキー忍者
財宝獲得による能力解放をするか否かにもよりますが…
・純粋に戦闘に関する基礎能力が高い「グラディエーター」
・レベルアップによる能力強化と財宝獲得による万能リソースの増加が強力な「プリンス」
・財宝獲得と竜殺しの武器獲得で固有能力の出目変更が凶悪になる「ニンジャ」
上記3種が強かったですね!
「ハンター」は癖なく「冒険フェイズ」でも「決戦フェイズ」でもバランスよく活躍できますね、後可愛いです。
一方で「パラディン」は…ドラゴン討伐のために派遣された設定ですが、特に目立った活躍も難しく…財宝獲得による能力解放は一度のみ「ドラゴンランページ」の無効化ですが、防御よりの能力が本作品では弱い気がしますね。
本作品だと成功数が少ないとマイナスの効果、成功数が高いとプラスの効果になるので“攻撃は最大の防御”になり得るんですよね。なので防御よりの能力よりは戦闘力高めで尖らせ、なるべくマイナス効果を避ける方が強い印象でした!
成功の可否は「冒険フェイズ」

本作品はダイスロールによる運要素強めなので、結局はダイス次第!なんですが…
「決戦フェイズ」の難易度を下げるには「冒険フェイズ」で報酬の獲得とレベルアップが相当重要です。報酬はランダムになってしまいますが、「竜の財宝」と「竜殺しの武器」は相当強いので、ここは獲得したいですね!
「冒険フェイズ」も結局運は絡みますが、なるべく成功率を挙げるならドラゴンランページに到達するまでに効率よくEXP稼ぎと報酬集めを進める必要があります。ここが本作品の唯一の知略要素になります。ターンを浪費しないよう適材適所で進めれるといいですね!
まとめ

ライトにプレイ可能な冒険RPGがユニークな作品でしたね!
ボドゲ初心者や低年齢層向けのライトユーザーにオススメできる作品です。
冒険RPG要素がしっかり詰め込まれているので、本ジャンルが好きであれば是非!
運要素に尖らせるとダイスロール1つでここまで盛り上がれる、というのは新鮮でいい経験でした。大型拡張は気になるので、機会があったらプレイしてレビューをしたいと思います!以上!