謎解きキット

【評価/感想】あまりあり(SCRAP定期便)

SCRAPの『あまりあり』のプレイが終了しました!
本作はMystery for you(2026年1月号)に収録されている1作目です。

ついに2026年がスタート。その幕開けを飾るのは、“純粋謎解き勝負”の作品でした。
2026年1月号も例に漏れず、1作目は物語無し構成。どうやらこの流れは定型のようですね。2作目・3作目とは明らかに異なる、シンプルで無機質な外観に、そしてどこか不穏さを感じさせる作品名……開封前から少し身構えてしまいましたね!

物語なし

※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。

さて、”実際のプレイデータ“評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

  • 一般企業勤めの20代後半
  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
  • 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!

実際のプレイデータと評価

本作品はSCRAP社から提供される「mystery for you」の2026年1月号に収録される謎解きになります。

本作はウェブを使用して、謎解きに必要な情報の参照と、解答を行います。
また、本作はキットの切断や折り曲げ等を必要とせず、非破壊でプレイ可能です。

そんな『あまりあり』をクリアしたので共有します!

メーカー SCRAP
作品名 あまりあり
ジャンル オフライン謎解き、キット
発売日 2026年1月
価格 1,200円(2026/1現在)
推奨人数 1人~
目安時間 約4時間
商品リンク

プレイデータ(人数、時間)

今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)

本作品の目安時間は記載なしでしたが、222分でクリアしました!

プレイ詳細

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:222分(3時間42分)
    〇STEP:35分
    △STEP:25分
    □STEP:61分
    ××××:76分
    FINAL:25分
  • 場所:自宅(オフライン)

本作品の個人的評価

本作品の評価は以下の通りになります!

謎解きの評価

難易度:5難しい
時間制限:1時間制限なし
面白さ:2ワードパズル系
ボリューム:4謎解き約30問
価格:4
おすすめ度:2
上級者向けのワードパズル謎解き

本作品の謎解き難易度は「難しい」です。
小謎と大謎の境界がやや曖昧な構成ですが、体感としては最終謎よりも中盤以降の“小謎パート”の方が難しく、常に苦戦を強いられる印象でした。システム上の特性もあり、小謎の難易度が全体を通して高いです(高いというより厄介?)。

ジャンルは“ワードパズル系”の謎解きで、収録されている謎解きは約30問超とやや多め。そのうえ、サクッと解けるタイプの小謎は少なく、1問ごとの思考負荷も高いため、問題数以上にボリュームを感じる作品でした。トータル時間を考えても、腰を据えて解くタイプの謎解きでしたね。

【おすすめ度:2】とした理由は、1つはあくまで個人的な相性による部分が大きく、ワードパズル謎に対する苦手意識が最後まで拭えませんでした。2つ目は、振り返ってみると仕掛け自体は相当凝っているはずなのに、同種のワードパズルが連続する構成ゆえか、その凄さを実感しづらかった点がどうしても気になりました。結果として、仕掛けの巧妙さよりも疲労感の方が先に立ってしまった印象です。3つ目は「言葉」を扱う謎解きでありながら、言葉そのものに対するひねりや遊びが少なく、もう一歩踏み込んだ工夫が欲しかった、というのも正直なところ。
コンセプト自体は明確だっただけに、最後まで貫ききれていないように感じられた点は、少し惜しく思えましたね

本作品は…
・上級者向け謎解き
・“ワードパズル系“の謎解き
・何かが“あまり”複雑になる謎解き

プレイの感想

さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

“あまる”高難度のワードパズル系謎解き

謎解き要素についての感想です。
本作品の謎解きは「難しい」難易度上級者向け作品で、ジャンルとしては“ワードパズル系”でした。

ワードパズルの典型例はスケルトンやクロスワードが挙げられますが、それらの基本的な要素を小謎で使用しつつも、作品名の“あまる”という作中全体に浸透したそのコンセプトにより単純なワードパズルよりも難易度も向上しています。STEP〇、STEP△、STEP□…と進むごとに“あまる”という設計が変化していき、非常に厄介な謎解きへと進化していきます。

引き続き答えに直結しない部分についての解説になりますが、終盤は“解き直し”要素もあり、これがまた厄介。ワードを過去の問題のいずれかに当て込む逆パターンの謎解きが開始されます。なんとなく直感的にどれに当てはまりそうかが分かるので、全通りを試すなんて作業ゲーにはならないですが、それでも大変。一方で、このなんとなく行けるかも…みたいな感覚頼りで解いても成り立つのは面白い部分でもありました。

さて、最後の大謎はというと、それまでが難易度高めかつ厄介度高めだったせいか、想定よりは苦戦しないように思います。こちらは一般的な謎解きに近く、個人的に入り込みやすかったのもあるかもしれません。

やっぱりパズル系は苦手…笑

さて、次は実際のプレイの様子について。

封筒を開封すると、嫌な予感は的中しました。今回の謎解きは物語無しの“ワードパズル系”謎解き。個人的にパズル系、ワードパズル系の謎解きは苦手ジャンルに感じているんですよね。パズル系の謎解きは少し作業感があるのと、謎解きはある程度パターンによる攻略が出来るのに対し、ワードパズルは言葉が思いつかないと次は進めないわけです。つまり、サクッと突破できるほどの語彙力が無いんです(泣)。

それでも、苦戦しながらも頑張って脳内の薄い国語辞典をパラパラめくりながら答えを導き、なんとか突破していきました。

印象に残っている謎解きは小謎部分
後ほどの大謎で“解き直し”要素があるんですが、小謎攻略段階ではそんなこといざ知らず。小謎を解いていると解法っぽいのに辿り着きますが、妙に成立しないんですよね。それもそのはずで、その解法は大謎攻略の際に使用する解き方でした。解き直し系の謎解きでは、「同じ仕掛けで2種の答えが出るもの」と、「同一謎に仕掛け自体が2種存在するもの」がありますが、今回は後者も含みます。
本来であれば異なる解法で解くと、答えが全然成立しないので「あぁ、これは違うな」と判断できますが、今回の場合は成立しそうでしない微妙なラインなのが非常にいやらしかったです。最初に閃いた解き方の正誤も判断できず永遠と悩み続け、相当時間を要しちゃいましたね。

ぼどわん

謎解きではパッと思考を切り替えるのがほんと重要だよね。

大謎に辿り着くと、こちらはワードを活用した謎解きではあるものの今までの路線から外れ、どちらかというと一般的な謎解きに近い問題に。そうなると私も本領発揮!中盤以降の謎解きの中では比較的スムーズに解けた印象です。ただ、最初に思い浮かんだ単語では答えに繋がらなかったので、類似の意味を持つ言葉を探すのには少し苦戦しましたね!

本作は苦戦しながらもプレイ時間は222分でクリア!

終わってみれば、仕掛けは緻密で、言葉をここまで循環させ、組み上げていく構造には純粋に感心させられました。一方で、頭ではその凄さが分かる、理屈も理解できるものの、ワードパズル特有の“同じ景色を何度も眺め続ける感覚”が続き、次第に疲労が積み重なっていく……そんな謎解きに感じました。考えてみれば本当に凄いことをやっている作品なんですが、その凄さを噛み締める余裕がなく、プレイ後に残ったのは「やり切った……」という疲労感が強めだった、というのが正直な感想です。
とはいえ、これは完全に好みの問題。ワードパズルが好きな方、難解なパズル謎に挑むこと自体を楽しめる上級者の方には、ぜひ一度チャレンジしてみてほしい作品でもあります。

まとめ

本作品のポイント

  • 上級者向け謎解き
  • “ワードパズル系“の謎解き
  • 何かが“あまり”複雑になる謎解き
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二人協力ゲーム専門のレビューブログ
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