SCRAPの『初夢ヒラメキエスケープ』のプレイが終了しました!
本作はMystery for you(2026年1月号)に収録されている3作目です。
2026年の幕開けにふさわしく、1月号を締めくくるのは“正月の初夢”を舞台にした謎解き作品。シリーズ3作目のラストを飾るのは、やはり物語性のある一作でした。
夢の中で紡がれるストーリーは、ただの演出にとどまらず、どこか人生の教訓を感じさせる内容。謎を解き進めながら、自分自身と向き合うような感覚もあり、心に残る体験となりました。
新しい一年の始まりに、背中をそっと押してくれるような——そんな前向きな気持ちにさせてくれる謎解き作品でした。
東京に来て、八年が過ぎた。
夢を追いかけて上京したものの、思うような結果は出ず、悶々とした日々だけが積み重なっていく。両親からは「そろそろ浮草のような生活はやめて、定職に就きなさい」と何度も連絡が来た。以前の自分なら強く反論していただろう。だが最近は、その言葉を否定しきれなくなっている。
──そう、夢をあきらめたのだ。
地元に戻り、堅実に就職する。それが今の自分にできる、せめてもの現実的な選択。
※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。
頭ではそう理解しているのに、どうしても踏ん切りがつかない。明日には。来週には。そうやって決断を先延ばしにしているうちに、気づけば季節は巡り、ついに十二月になってしまった。
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
本作品はSCRAP社から提供される「mystery for you」の2026年1月号に収録される謎解きになります。
本作はウェブを使用して、物語の閲覧と、謎解きの解答を行います。
また、本作はキットの切断や折り曲げ等を必要とせず、非破壊でプレイ可能です。
そんな『初夢ヒラメキエスケープ』をクリアしたので共有します!
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | 初夢ヒラメキエスケープ |
| ジャンル | オフライン謎解き、キット |
| 発売日 | 2026年1月 |
| 価格 | 1,200円(2026/1現在) |
| 推奨人数 | 1人~ |
| 目安時間 | 約1時間 |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本作品の目安時間は記載なしでしたが、52分でクリアしました!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:52分
富士or鷹or茄子:11分
富士or鷹or茄子:10分
富士or鷹or茄子:3分
大謎1:8分
大謎2:20分 - 場所:自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :1 | 簡単 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :2 | 新年に相応しい物語謎 |
| ボリューム | :3 | 謎解き約20問 |
| 価格 | :4 | |
| おすすめ度 | :3 |
本作の謎解き難易度は「簡単」で、初心者向けの作品です。
各小謎の難易度はかなり抑えられており、謎解きに不慣れな方でも楽しみながら解き進められるレベルでした。ボリュームは約20問と標準的で、気軽に遊べる構成になっています。
物語重視の作品ということもあり、小謎自体はオーソドックスな内容が中心です。一方で、物語と密接に絡む大謎や、プレイヤーにミスリードを仕掛ける構成にはしっかりとした面白さがあり、ストーリー体験を盛り上げる工夫が感じられました。
【おすすめ度:3】とした理由は、大きく2つあります。
良かった点は、印象に残る物語と、それに結び付いた謎解きの構成が楽しめたこと。一方で、小謎の多くは比較的単純で、物語に絡まない部分についてはやや物足りなさを感じた点です。
長所と短所がはっきりしている作品という印象で、総合的に見て中間評価のおすすめ度3としました。ただし、物語のテーマは新年にふさわしい前向きな内容で、ストーリー重視で楽しみたい方には十分おすすめできる一作です。
本作品は…
・初心者向け謎解き
・新年に相応しい“物語系“の謎解き
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

物語の仕掛けと共に発動する“解き直し”

本作の謎解き難易度は「簡単」で、初心者向けの作品です。
ジャンルとしては物語重視の“物語系”に分類され、ボリュームは約20問と標準的な構成となっています。
今回は物語と強く連動した作りになっており、各封筒の開封順や謎解きの進行そのものが、ストーリーの流れに沿う形で展開していきます。謎解きの内容は全体的に難易度が低く、小謎はオーソドックスな形式が中心。ひねりよりも分かりやすさを重視した構成で、初心者でも気軽に取り組めるバランスでした。
本作の最大の見どころは、やはり終盤にかけて登場する“大謎”です。物語そのものにトリックが仕掛けられており、その構造を踏まえて解く大謎は、いわば“解き直し”の要素も含んだ内容。ストーリーと謎解きが一体となる感覚を味わうことができ、物語系作品ならではの醍醐味をしっかり楽しめる仕上がりになっていました。
ミスリードを誘う物語の構成は面白い
さて、ここからは実際のプレイ感について触れていきます。
シリーズ3作目の“物語枠”ということで、謎解きはもちろんのこと、どんなストーリーが描かれるのかにも期待が高まります。本作は新年にふさわしく、一年の始まりに背中を押してくれるような物語が展開されていました。
封筒を開けると、まずは54行にもわたる長文の導入からスタート。読み応えは十分ですが、すでにどこかに違和感を覚える文章構成になっており、「これは後半に関わってくるのでは…?」と察せられる部分もありました。このあたりが、難易度が低めに感じられる要因の1つでしたね。
中盤までは、物語を読み進めながら対応する謎を開封していく構成で、小謎→各封筒を締める軽めの大謎、という流れでテンポよく進行します。小謎はオーソドックスな内容が中心で、捻りよりも分かりやすさ重視。サクサクと解き進めることができました。
そして終盤。本作最大の見どころである“大謎”に差し掛かります。
ここでは、物語の中で感じていた違和感を丁寧に紐解くことで、“解き直し”が発動。物語と謎解きが一体となる瞬間であり、難易度は高くないながらも非常に面白い構成でした。この仕掛けこそが、本作の醍醐味と言えるでしょう。
謎解きの感想は以上ですが、物語自体も印象的でした。夢を諦めるべきだと理解しながらも、どうしても踏み出せない主人公。神々の試練を経て、一念発起する展開は、一年の始まりにふさわしい前向きな内容です。読後には自然と自分の背筋も伸びるような感覚がありました。2026年の目標も達成できるよう、私も頑張りたいですね。
クリアタイムは約52分。テンポよく楽しめる一作でした!

まとめ
本作品のポイント
- 初心者向け謎解き
- 新年に相応しい内容の“物語系“の謎解き