SCRAPの『セカイイチキママナキロクソウチ』のプレイが終了しました!
本作はMystery for you(2026年2月号)に収録されている1作目です。
毎月恒例の第一作目は、物語のないタイプの謎解き作品です。珍しく、作品名から内容を予想することはできず、プレイ中盤になってようやく全体像が見えてくる構成になっています。作品名「キロクソウチ」が示す通り、次々と情報を集約して整理していく設計であり、「セカイイチキママナ」が象徴するように、集めた情報を全体のルールに沿って整理すると、まるで気分屋のように謎の意味がコロコロと変わる、不思議な感覚を味わえる作品です。
謎解き自体は上級者向けで、「解き直し系」に分類されます。段階ごとに追加される情報や変化する前提条件により、解答も都度変わるため、繰り返し解き直す必要があります。ルールを把握するまで内容を理解するのは難しく、後半は情報量も膨大で、謎の入り口すらつかめない場面も多々あります。そのため、非常に高い難易度を誇る作品でした。
物語無し
※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
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Contents
実際のプレイデータと評価
本作品はSCRAP社から提供される「mystery for you」の2026年2月号に収録される謎解きになります。
本作はウェブを使用して謎解きの解答を行います。
また、本作はキットの切断や折り曲げ等を必要とせず、非破壊でプレイ可能です。
そんな『セカイイチキママナキロクソウチ』をクリアしたので共有します!
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | セカイイチキママナキロクソウチ |
| ジャンル | オフライン謎解き、キット |
| 発売日 | 2026年2月 |
| 価格 | 1,200円(2026/2現在) |
| 推奨人数 | 1人~ |
| 目安時間 | 約2時間 |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本作品の目安時間は記載なしでしたが、138分でクリアしました!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:138分(2時間18分)
STEP1:7分
STEP2:24分
STEP3:59分
STEP FINAL:19分
最終問題:29分 - 場所:自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :5 | 難しい |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :2 | |
| ボリューム | :3 | 謎解き約25問 |
| 価格 | :4 | |
| おすすめ度 | :2 |
本作の謎解き難易度は「難しい」で、上級者向けの作品です。解き直し系の構成になっており、各小謎は1周目では比較的スムーズに解けますが、2周目以降は別解を考える必要があり、段階を追うごとに謎解きの糸口を見つけるのが難しくなるため、非常に高い難易度となります。全体として、進めるにつれて厄介さが増す作りです。
問題数は約25問で標準的なボリュームですが、上級者向けの内容であるため、苦戦を強いられ、比較的ボリュームがあるようにも感じられます。
【おすすめ度:2】とした理由は、作品中に共通ルールは存在するものの、中盤までは理解しにくいルールの煩雑さが目立ったことが低評価理由です。
本作品は…
・上級者向け謎解き
・物語無しの解き直し系謎解き
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

“解き直し”が主コンセプトの謎解き

謎解き要素について触れます。
本作の謎解き難易度は「難しい」で上級者向けの作品です。
ジャンルとしては「解き直し系」に分類され、問題数は約25問と標準的なボリュームとなっています。
本作では、作品を通じて共通のルールが存在し、キロクソウチに模した冊子に段階ごとに一枚紙を挟むことで記録装置を完成させていきます。各STEPでのまとめ謎では、冊子上に保存された一枚紙すべての情報を使用するほか、段階ごとに挟む複数枚の一枚紙の順序を入れ替えることも可能で、明らかに解き直しを誘発するギミックが組み込まれています。
基本的な流れは、中盤までは一枚紙の小謎 → 小謎を活用したまとめ謎を順に解く形式です。しかし中盤以降になると、冊子に挟む情報量が増え、独自ルールが発動する機会も増加します。小謎・まとめ謎ともに解き直しの必要が増え、さらに別解が求められたり、様々な条件が追加されることで難易度は格段に上がります。
実際、1周目の小謎はそこまで難しくありませんが、2周目以降はかなり手こずる謎に変化します。特に面倒なのは、終盤のまとめ謎です。各STEPでは、それまでのSTEPのまとめ謎も含めて解答を行う必要があります。解き直し系の特徴として、過去のまとめ謎も毎STEPで変化し、さらに解答入力時にはどのまとめ謎が不正解なのかも教えてくれません。そのため、詰まった時には謎解きの糸口すら掴めず、文句なしの上級難易度作品となっていました。
ヒントを使用して完全敗北
さて、ここからは実際のプレイ感について触れていきます。
2026年2月号の1作目ということで、毎月恒例の物語なし枠であることはすぐに察せました。ただ、作品名から内容を予想できることも多い中、今回の作品はさっぱりわかりません。「セカイイチキママ?キロクソウチ?はい?」という感情でしたね。
中身を開封すると、意味深なフレーズと図形が並んだ導入と、キロクソウチを模した冊子型のギミックがすぐに判明します。正直、この時点ではルールを完全には理解できず、STEP2までは毎回ルールを確認しながら進める状態でした。その中で、作品名の意味もなんとなく理解。セカイイチキママは解答が毎回変化する小謎・まとめ謎の解き直しを意味し、キロクソウチはその仕組みを搭載するための冊子形式を指しているようです。
プレイではSTEP3以降、常に苦戦を強いられました。小謎自体も悩まされるものが多く、さらに難易度の高い解き直しを含むまとめ謎には完全に敗北。糸口もまったく見えないため、何度かヒントを使用しつつ「あと少しで分かりそう」という状態で進める形になりました。さすがに上級者向け作品では、ヒント未使用での突破は難しいですね。
謎解きの感想としては、中級レベルまでは大まかな道筋が示される作品が多いのに対し、今回のような上級作品は道筋が曖昧で、どのようにも解釈できるようにぼかされていることが多いです。そのため、入り口が分かっても手の付け所がわからず、中級者には意味不明な状態に陥ることも。今回の作品は特に、本コンセプトを成り立たせるユニークなルールからして、初期状態から現在地まで何度も行き来しながら解くことを強いられるので、個人的にはやや煩雑だと感じました。
STEP FINAL、最終問題はヒントを使用して突破。比較的スムーズに進めることができ、計138分でクリアです!

まとめ
本作品のポイント
- 上級者向け謎解き
- 物語無しの解き直し系謎解き