SCRAPの『冬、君は雪山で』のプレイが終了しました!
本作はMystery for you(2026年2月号)に収録されている2作目です。
毎月2作目は、物語無し枠か物語有り枠か分からないため、毎回ワクワクさせてくれます。本作は作品名から期待した通り、物語有り枠の作品でした。高校時代からの親友であり、大の謎解き好きでもある男女4人組が、卒業後初めて雪山へ旅行に出かけ、そこで巻き起こる事件を描いた物語です。展開も面白く、予想していなかった斜め上の出来事が次々と起こり、思わず続きを追いたくなるストーリーでした。途中には波乱もありつつ、最後はほっこりとした結末だったのも印象的です。
本作の難易度は初級者向けで、ジャンルとしては物語系の謎解き作品になります。作中にはさまざまな小道具が用意されており、それらを活用しながら謎解きを進めていく構成です。物語作品の中には、ストーリーの進行に合わせて小謎や大謎が挟まれるだけのものもありますが、本作は物語と密接に絡んだ謎解きが多い印象でした。単純なパズルというよりはトリックを見抜くタイプの謎が中心で、雰囲気としてはSCRAPのオンライン謎解きの終盤に近い構成だと感じました。
読みやすいテンポの物語ながら、波乱や予期せぬ展開もしっかり用意されており、短編のストーリー作品としても十分に楽しめる一作でしたね。
これは、4人の大学生が過ごす、ある冬の物語。
湊、結衣、聡太郎、玲那。
彼らは高校時代、3年間ずっと同じクラスで、いつも一緒に過ごしてきた仲間だった。しかし卒業から一年。
湊と結衣は同じ大学へ進み、聡太郎と玲那はそれぞれ別の道へと歩み出している。変わってしまった関係と、変わらない想い。
※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。
そんな彼らが再び交わるとき、この冬の物語が動き出す――。
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
本作品はSCRAP社から提供される「mystery for you」の2026年2月号に収録される謎解きになります。
本作はウェブサイトを使用して進行する形式となっており、物語の閲覧および謎解きの解答はすべてウェブ上で行います。
また、本作には紙を切断したり切り取ったりする要素はありませんが、折り曲げて使用する場面があるため、完全な非破壊状態でプレイすることはできません。
そんな『冬、君は雪山で』をクリアしたので共有します!
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | 冬、君は雪山で |
| ジャンル | オフライン謎解き、キット |
| 発売日 | 2026年2月 |
| 価格 | 1,200円(2026/2現在) |
| 推奨人数 | 1人~ |
| 目安時間 | 約2時間 |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本作品の目安時間は記載なしでしたが、115分でクリアしました!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:115分(1時間55分)
卒業アルバム:11分
封筒①:24分
写真謎:39分
植物、食品謎:15分
封筒②:14分
封筒③:12分 - 場所:自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :2 | やや簡単 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :3 | 推理系の謎解き |
| ボリューム | :3 | 謎解き約20問 |
| 価格 | :4 | |
| おすすめ度 | :3 |
本作の謎解き難易度は「やや簡単」で、初心者向けの作品です。小謎は全体的に難易度が抑えられており、終盤に登場する大謎も推理寄りの内容ではあるものの、比較的取り組みやすい設計となっています。
問題数は約20問と標準的なボリュームで、短編ながら物語も用意されており、全体としてバランスよく楽しめる構成でした。
【おすすめ度:3】とした理由は大きく2つあります。まず良かった点として、短編の物語でありながら予想を裏切る展開があり、ストーリー面での満足度が比較的高かったことです。一方で、欠点としては物語と強く結びついた推理系の謎解きが多く、内容自体は楽しめるものの、仕掛けとしての驚きやギミックの面白さはやや控えめに感じられました。
本作品は…
・初心者向け謎解き
・物語系謎解き
・雪山で男女4人を巻き込む事件
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

謎解き大好きな男女4人が雪山で…!

やはり物語枠の謎解きは面白いですね。本作では、高校時代から仲良くつるんでいる謎解き好きの男女4人組が、卒業後初めての旅行として雪山のコテージへ出かけるところから物語が始まります。旅行中もお互いに謎解きを出し合いながら、和気あいあいとした雰囲気で物語が進んでいきます。高校時代からの男女混合の友人との集まりは、大人になった今ではなかなか貴重なもの。そんな空気感も丁寧に描かれており、読んでいて楽しい導入でした。
そんな穏やかな旅行にも、やはり一波乱が待ち受けています。作品名からは「遭難する展開なのかな…」を想像していましたが、実際にはまったく別方向へと物語が進行しました。先が読めてしまうと面白さも半減してしまいますが、本作では「まさか」と思う展開が続き、謎解きとあわせて物語の続きが気になる構成になっています。総じて満足度の高い作品でしたね。
珍しく物語と絡んだ推理系の謎解きも!
本作の謎解き難易度は「やや簡単」で、初心者向けの作品です。
ジャンルとしては物語重視の“物語系”に分類され、ボリュームは約20問と標準的な構成となっています。
序盤は小謎中心、終盤は物語と大きく絡んだ推理系の大謎が展開されます。小謎の中には単純なタイプの謎解きもありますが、卒業アルバムや旅行中の写真など、男女4人の思い出と結びついた内容になっており、物語の流れと自然に融合していました。そのため、謎解き自体のシンプルさはあまり気にならず、ストーリーと一体になった楽しさを感じられる構成だったと思います。
小謎の難易度自体は全体的に簡単ですが、後述するようにきっかけが掴みにくく少し苦戦した問題が1つありました。気づけばすぐに解けるタイプですが、最初の発想に辿り着けるかどうかが問われる謎解きでしたね。サクッと突破できる人もいれば、少し悩む人もいそうな印象です。
一方で終盤の大謎は推理系の謎解き。物語と密接に関わる構成になっているため、ストーリーの理解が重要になります。ただし重要な情報はしっかり強調されており、物語を飛ばさずに読んでいれば特に困ることはないでしょう。推理系の謎解きは、単純なパズルとは違い、没入感が高くなるのが魅力ですね。ひらめきだけでなく、それまでに得た情報を整理して活用する必要がある点も面白いところです。
とはいえ大謎の難易度自体もそこまで高くはなく、全体としては初心者でも楽しめるバランスの作品でしたね。
写真の小謎に大苦戦
さて、ここからは実際のプレイ感について触れていきます。
物語枠の謎解きは個人的に大好物で、特に学生時代の青春を舞台にした作品は、自分の経験とも重なる部分がありとても惹かれます。今回のように、昔から仲の良い男女グループでの旅行という設定も興味を引かれる内容でした。
序盤から甘酸っぱいやり取りも見られ、物語への没入感はかなり高め。小謎もサクサクと解き進めることができ、初心者向けの作品だとすぐに分かる難易度でした。一方で、中盤の写真を使った謎解きでは本作で一番苦戦しました。最終的に解答へ辿り着いた際には「なるほど」と納得できる内容で、難易度自体はそこまで高くないものの、着眼点が非常に重要で、気づけなければ長く悩んでしまうタイプの問題でしたね。
それ以外の小謎は終盤まで総じて難易度が低く、テンポよく解き進めることができました。中盤以降は物語と絡んだ謎解きが増えてきますが、単純なひらめきというよりも、それまでに得た情報を整理・活用する要素が強く、「考えて解く」プロセスをしっかり楽しめたのが印象的です。思いがけない物語の展開に驚きつつ、まるで登場人物の一人になったような感覚で推理を組み立てていく体験も魅力的でした。
謎解きのボリューム自体は標準的ですが、短編ながらもしっかりとした物語が展開され、小謎でも少し苦戦したこともあり、トータル115分でクリア。物語と合わせて、想像以上に満足度の高い一作でした。

まとめ
本作品のポイント
- 初心者向け謎解き
- 物語系謎解き
- 雪山で男女4人を巻き込む事件