リアル脱出ゲームを全国に展開するSCRAPの謎解きキット『ミステリータイムカプセル』のプレイが終了しました!
珍しく【ネタバレOK作品】ということで、最後にネタバレを交えて感想を共有します!
SCRAPのオンライン謎等は数々プレイしてきましたが、物品を謎解きキットとした作品は「Message in a Bottle」に引き続き2つ目のプレイになります。前作では謎解き作品と言えども毛色の異なる作品でしたが、本作はタイムカプセルに使用する金属缶に“南京錠”がかけられた明確に謎解きっぽい雰囲気が漂っていたので、購入してプレイすることに…!
本作もロフト等で取り扱いしてるね!
外部店と提携してる作品はネタバレOKなのかな?
本作は期待以上の“謎解き作品”でしたね!単純な小謎はほぼ存在せず、同梱の小道具(手紙や玩具等)や専用サイトなどをフル活用した謎解きで、各章で大謎を挟んでくるので謎解きの満足度は非常に高かったです。また、実際にLINEのやり取りや動画を活用したリアルタイムの物語を合わせて楽しむことができ、悲しくもあり感動もある物語が展開されますよ!
あなたは鍵屋。鍵屋といえば、鍵の構造を理解し、専用の器具を使いながら開かなくなったものを開ける仕事だが、あなたの開け方はちょっと違う。鍵をかけた人の想いを理解し、時代背景を考え、残された手がかりを元に鍵と一緒に思い出の扉を開けていく…。そんな鍵屋だ。
ある日、結婚を間近に控えた一人の女性から鍵付きの箱を開けてほしいと頼まれる。
「亡くなった父が遺したタイムカプセルを開けて欲しいんです。」
快く依頼を引き受けたあなたは、その箱を開け始めるのだった。
さて、”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
本作品はSCRAPの『ミステリータイムカプセル』という謎解きキットになります。
本作ではLINEを使用し、依頼人とのメッセージのやり取り、動画の視聴、解答入力などを行いますので、LINEは必須になります。また、ヒントの閲覧や不明点の検索などは一部ウェブを利用します。
キット内のアイテムの折り曲げ/切り取り等はないので、書き込みさえしなければ非破壊でのプレイも可能となります。
そんな『ミステリータイムカプセル』をクリアしたので、共有します!
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | ミステリータイムカプセル |
| ジャンル | オンライン謎解き、キット |
| 発売日 | 2023年8月26日 |
| 価格 | 3,800円 |
| 推奨人数 | 1-2人 |
| 目安時間 | 約180分(公式) |
| ひとこと | タイムカプセルに隠された、父の遺した謎を解き明かせ! |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者1人でプレイしました!
(私:謎解き初心者卒業レベル)
本作の目安時間は約180分でしたが、なんと125分でクリアしましたよ!
最終謎が正攻法でない解き方してたね笑
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:125分(計2時間5分)
青い封筒:10分(動画3分)
挑戦状謎:31分(動画3分)
蕗の薹箱:29分(動画2分)
ブログ鍵:19分(動画8分)
データサービス謎:5分(動画1分)
タイムカプセル謎:2分(動画1分)
緑のガチ移動:約3分
タイムカプセル謎2:18分(動画1分)
エピローグ:8分 - 場所 :自宅(オフライン)
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :3 | 普通 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :5 | 仕掛けの多様さがGOOD |
| ボリューム | :4 | 謎解き約30問 |
| 価格 | :2 | やや高い |
| おすすめ度 | :4 |
本作品の謎解き難易度は「普通」です!
単純な小謎はほぼ無いので、基本的には同封の小道具を活用して解くことになります。一部引っ掛け所は用意してあるものの、手元の情報を駆使すれば解ける謎が多く、糸口が分かりやすいです。一方で終盤になるとまさに大謎のラッシュで、過去情報/過去謎の活用をしてくるので小謎よりは難易度高めです。とはいえ、物語に没入しやすく案外細部まで情報を覚えているので、その点もあり難易度的には「普通」でしたね。
謎解きとしては様々な仕掛けが用意されており、物語や小道具など色んなモノに絡めてきますので、プレイしていて楽しいですね。ボリュームとしても約30問の謎解きが収録されており、比較的多めです。価格面が4,000円弱と謎解きキットとしてはやや高めの設定ですが、これだけのアイテムを用意した謎解き作品なので仕方ない部分ではありますね。
個人的にSCRAPの物品を使った謎解きの中ではトップレベルに面白く、お勧めできる謎解き作品でしたね。
本作品は…
・初心者~中級者向け謎解き
・多様なギミックが搭載された謎解き
・リアルタイムで物語が展開される謎解き
プレイの感想(ネタバレ抜き)
まずは本作品の非ネタバレ部分の感想を述べます。
“タイムカプセル”のリアルさ、展開される物語の融和
本作品は「タイムカプセル」をコンセプトにした謎解き作品です。
皆さんはタイムカプセルをした経験はありますか?私は埋蔵した記憶はありますが、場所も入れたものも忘れて掘り起こした経験はなかったりします(笑)。そんなリアルでは失敗したタイムカプセルを謎解きキットで経験することになるとは思いませんでした。
タイムカプセルがモチーフになっているので、流石はSCRAP、抜かりなく懐かしい品々を保管していますね。今の10代だともしかすると懐かしさを感じないかももしれませんが、私はメンコや星座表などは小学生の時に触った記憶がうっすら残ってますね。そんな数々の時代を感じる小道具がタイムカプセルの中には大量に詰め込まれています。一度謎解きを開始すれば、そんな道具が次から次へと出てくるのでプレイするとびっくりしますよ!
また、このタイムカプセルを巡る物語は「横溝正史ミステリ大賞」を受賞した村崎友によるシナリオであり、非常に切なくも心温まる物語に仕上げられています。ただの読み物としても、一定の楽しさがあるのに、それをLINEを利用して依頼者と共に追体験するように仕上げているのは素晴らしかったですね。
謎解きと物語が分離せずに、違和感なく融合していましたね!
“タイムカプセル”のコンセプトが綺麗に融和
多岐に渡る謎解きギミック、抑えた難易度で万人受け作品に

次に本作品のプレイについてです。
本作品の謎解き難易度は「普通」です。
コンセプトが“タイムカプセル”であり、中には様々な小道具が眠っています。本作の小謎はほぼそれらと絡んだ謎解きとなっており、なんの脈絡もない単純な小謎を永遠と解かせる作品も多い中で、違和感なく物語と融和している点は良かったですね。小謎自体は糸口が分かりやすいものが多く、難易度としてはさほど高くありません。一方で、一部で引っ掛けのような問題も存在します。後半に行くにつれ、小道具の量も増えてきますが、それでも細かい点に違和感を持つことが重要になります。小道具を使う、という刷り込みがありますが、詰まったらフラットに考えてみてくださいね。知識的な要素もあるので困ったら“調べて”見るのも良いでしょう。
次に大謎についてです。本作品は利用できる道具も多いので、各STEPで自然に大謎を放り込んできます。謎解きをプレイしていて面白いのはやはり大謎の部分になるので、この大謎が謎解き数として多いのは嬉しかったですね。大謎の難易度的にも「普通」レベルで、要素は多いものの、個人的に詰まる大謎はありませんでした。ラスト謎は詰まった…というか正攻法でない方法でクリアしてしまいました。ちょっと試しただけなんですけどね、一発で当たるとは。ラスト謎だけ難易度高めです、意味を理解しにくかったですね〜…。
全体として、シンプルな謎解きがほぼなく、基本的に何かと掛け合わせた謎解きであるため1つ1つの質が高く楽しめました。また様々な仕掛けを用意している他、LINEや専用サイトの利用など一手間掛かっており、シンプルに楽しいです。初心者さんは謎解きに興味ある複数人を巻き込んで是非プレイしてみてほしいですね。きっと謎解きにハマると思いますよ!
結果としては目安時間より大幅に早い、125分でクリアでした!

プレイの感想(ネタバレあり)
ここから本作品のネタバレも交えて、物語とゲームシステムについて触れます。
ネタバレを見たくない方はブラウザバックしてくださいね!
ミステリータイムカプセルの真相ネタバレ

ここでは、謎解きにも絡む“ミステリータイムカプセル”の真相に触れます。内容としては以下の通りです。
結婚式を目前に控えた緑は、式で使う家族写真として、幼い頃に埋めたタイムカプセルの中にあるはずの一枚を思い出す。小学生の時に病気で亡くなった父との家族写真は、それ以来、新しく残されることのなかった、かけがえのない思い出だ。どうしてもその写真を見つけたいと願う緑は、「思い出の品にまつわる鍵を解き、記憶を紐解く」ことを生業とする鍵屋に解錠を依頼する。
鍵を開けていくたびに現れるのは、父の残した品々や、母との馴れ初め、娘の成長を見守るように綴られたブログーーそこには、確かに父が生きていた証と、家族への深い愛情が刻まれていた。しかし、記憶の中に浮かぶ探し求めていた家族写真はどうしても見つからない。
やがて、タイムカプセルが2つ存在していたことが判明する。父と母が二人で埋めたものと、小学校の記念行事として埋められたもの。緑と母は誤認し取り違えていたのだった。小学校に保管されていたもう1つのタイムカプセルにも、なお固く閉ざされた鍵がかかってる。そしてそこには、父が娘に遺した「おやくそく」が深く関わっていた。
最後の鍵が開いた時、緑を待っていたのは、家族写真と共に託された父からのメッセージだった。時を超えて届けられた父の想いを胸に、緑は天国で見守る父の存在を感じながら、結婚式への一歩を前向きに踏み出していくーー。
本作品は「横溝正史ミステリ大賞」を受賞した村崎友によるシナリオと銘打っているだけあり、物語は非常に惹き込まれる内容でした。また謎解きとも違和感なく融和しており、いつの間にか鍵屋として山根家のエピソードに没入していましたね。最初はただ結婚式の準備のためという何気ない気持ちでの依頼から始まりましたが、父の生い立ちや母との馴れ初め、そして自分に向けられた愛情と、徐々に知る事のなかった父の姿が判明し、最後には吹っ切れた様子で結婚式に挑むという一連の流れが美しかったですね。
また後述しますが、タイムカプセルの中ではマトリョーシカのように鍵付き箱に次ぐ鍵付き箱が入るような構造になっています。封印された品々と共に、娘として知らざる父の顔が段階ごとに解禁される流れは、物語とうまく連動していて綺麗でしたね〜。
感動的な物語の真相が、“謎解き”により徐々に解禁されていく様がGOOD
父の仕掛けた謎解きギミックが凄すぎるぞ…!
本作は期待通りの、いや期待以上の正統派謎解きキットでした。
単純に小謎を解いて、その答えを利用して大謎を解く…というのが量産型の謎解き作品です。優れた謎解きキットになると、謎解きの仕掛けが徐々に豪華になっていきます。例えば、物語に絡めて解く、用紙に工作を加えて解く、専用ページを用意する…などなどです。本作ではタイムカプセルに眠った数々の懐かしい小道具を利用した謎解きになっている他、専用ページの利用、時事的要素の利用、LINEの利用など本当に様々な要素を加えた謎解き作品で非常に面白かったです。
ここからはネタバレ要素を含んでの本作品の謎解き解説になります。
① 南京錠の解錠
1つ目、外装の南京錠の解除です。
最初の謎解きパートになるので、難易度は非常に簡単ですね。
暗号としては一部が史実的な要素を問う謎解きがありました。当然、調べないと分からないので、ウェブ検索を活用して解く謎になります。調べれば簡単ではありますが、リアルな事実と絡めてくるのは案外珍しいパターンで新鮮でした。
② 蕗の薹箱の解錠

2つ目、内装の蕗の薹箱の解錠です。
まず“挑戦状ノート”の謎解きからスタートしますが、難易度は「簡単」です。
小謎はタイムカプセル内に同梱されていた小道具を活用する形式になっており、ここで登場するメンコや星座早見盤がなんとも懐かしいですね。
メンコは昭和の遊びという印象が強く、実際に遊んだ経験はほとんどありませんが、星座早見盤は小学生の頃に使っていた記憶が鮮明に残っています。当時は正直よく分からないまま使っていましたが、改めて触れてみると「こういう仕組みだったのか」と妙に納得できて、少し大人になった気分になりました(笑)。

小謎を解き終えると、大謎パートへ突入します。
ここで問われるのは“父の誕生日”。卒業アルバムにはクラス全員分の誕生日が書かれているはず…ということで確認してみると、なんと父の誕生日だけがシール(?)で隠されていて見えない状態なんですよね。
では、どうやって父の誕生日を突き止めるのか――。
そこで登場するのが、本作の特徴のひとつでもある「LINE謎」です。依頼人が娘さんという設定も相まって、この仕掛けが非常に自然に物語へ溶け込んでくるのが印象的でした。
③ 最後の箱の解錠
3つ目はいよいよ最後の箱の解錠です。
このパートでは、生前の父が若き日の母へ贈った謎解きに挑むことになります。ここで父と母の馴れ初めが明らかになっていくのが、とても良いですね。
小謎の難易度は「簡単」です。
すべて父と母のやり取りの中に存在する情報を活用して解いていく構成で、基本的には物語を読み解き、指示通りに当てはめていくだけ。流れも素直なので、特に詰まることなく解けました。

後半パートでは“秘密の封筒”を開封し、いよいよ大謎に挑みます。
大謎の難易度は「やや簡単」レベルでしたね。クロスワード風の指示が出てくるものの、肝心のクロスワードが見当たらない…。しかし小謎パートでカレンダーを丁寧に塗りつぶしていれば、きれいなクロスワードが浮かび上がる仕掛けになっていました。この回収の仕方は気持ちよかったですね。
そして特に印象に残ったのが「最終問題」です。
最終問題では、ある祝日の日付が解錠番号になるのですが、素直に入力すると不正解になってしまいます。まさか昭和天皇の崩御が関係してくるとは思っておらず、この事実に気づいた瞬間は「そう来たか…」と唸らされました。物語の時間軸が上手に活用された謎解きでした。

④ 父のブログの鍵解錠
4つ目は、父のブログの鍵の解錠です。
このパートでは、生前の父から向けられていた大きな愛情が徐々に明らかになっていきます。
ブログのパスワード自体は分からないため、「PWを忘れた方へ」から進み、4つの質問に答えていく流れになります。この4つの質問が本パートの大謎にあたり、これまでに解いてきた過去問や入手した情報を活用していく構成でした。難易度としては「やや簡単~普通」レベルでした。
中でも印象的だった謎が2つあり、“ヒーローの謎”と“祝日の謎”です。
まず“ヒーローの謎”。
これはメンコに描かれたヒーローの名前を答える問題なのですが、「どこかで見た情報だったはず」と思い、これまでの小道具を一通り見返しても見当たらないんですよね。そこで改めてメンコをじっくり眺めてみると、なんと出版社名が記載されていることに気づきました。
一見すると普通に実在しそうな出版社名だったので、「さすがに関係ないよな」と思いつつ調べてみると……まさかのSCRAP専用ページに辿り着くという仕掛け。かなり細かく作り込まれていて、「そこまでやるか!」と唸らされました。正直、今後SEO的に大丈夫なのかな?と余計な心配はしちゃいましたね。

次に“祝日の謎”です。
この謎自体は、割と一瞬で閃くタイプの問題でした。ただ、どうしても引っかかったのが“家のマーク”の存在です。
これまでに使用してきた小道具を一通り見返しても、それらしきものが全く見当たらないんですよね。「どこかで見落としているはずなんだけど…」と悩みながら振り返ってみると、まさかの一番最初に目にしていた場所に答えがありましたね!
⑤ データサービスの謎

5つ目は、データタイムカプセルの謎です。
父のブログを解錠したことで存在が明らかになる、このデータタイムカプセルサービス。生前の父が「家族の思い出はいつまでも色褪せないように」と、写真や記録をデジタル化し、電子上のタイムカプセルとして保存していたものでした。ここでも例に漏れず、アクセスにはPWが要求され、再び謎解きに挑むことになります。
PW解除の流れは、先ほどのブログ鍵解錠と同様に“質問に答えていく”形式。直前にメンコの謎を体験していたこともあり、「ああ、またこのパターンか」と比較的スムーズに閃くことができました。
手紙の内容を改めて読み返し、専用ウェブサイトを確認していくと、ある出来事に関係する“星座”が浮かび上がってきます。
ただし、ここで厄介なのは答えが1つではないという点。
ウェブ上の情報だけでは絞りきれず、ここで活躍するのが序盤に登場した星座早見表です。日時や状況を照らし合わせていくことで、最終的にその出来事に該当する星座が3つ判明します。後から見返すと、その3つの星座だけが赤色で描かれているんですよね。違和感を持つべきでしたね。
そしてログイン画面を突破し、ついにデータタイムカプセルの中身を確認すると――
待っていたのは、あまりにも切ない現実。
……父が、もう少しだけケチらなければ。
⑥ タイムカプセルの正体の謎

6つ目は、タイムカプセルの正体に迫る謎です。
ここはこれまでの問題とは少し毛色が異なり、純粋な謎解きというよりも、与えられた情報から一連の顛末を推理するパートになっています。いわば名探偵コナンばりの考察フェーズですね。
私は父のブログパートで視聴した動画の時点で既に違和感を覚えていたので、点と点を繋げるだけで比較的サクッと真相に辿り着くことができました。
……が、ここで立ちはだかるのがおなじみの「LINE謎」。
今回は緑さんが“反応できる文言”をこちらで考えて送信する必要があり、これが地味に悩ましかったですね!思いついた文章を送ってみるも、まさかの却下。「違う、そうじゃない」と言われている気分になりつつ、言い回しを調整して再挑戦。
最終的には無事に意図が伝わり、突破成功です。
⑦ 本当のタイムカプセルの解錠
7つ目は、2つ目のタイムカプセルの解錠です。
最後に、依頼主が探し求めていた写真入りの“本当のタイムカプセル”の解錠に挑みます。
ここは間違いなく本作最大の難所でしたね。
父のブログから「おやくそく」を使うことまでは分かるものの、LINEで問いかけても返ってくるのは意味深で要領を得ない“遺言”ばかり。これは何か見落としているはずだ、と依頼人が父から受け取ったという手紙、「ここにヒントがあるんじゃないか?」と永遠にみどりさんに尋ね続けてました…結局、そこには直接的な答えはありませんでした(笑)。
かなり煮詰まった末に、「もう安直に考えてみるか」と、鍵の絵が描かれている数字が怪しいなと思い、半ば試しに入力してみたところ……まさかの一発正解。
普通に考えれば候補は6通りあるはずなので、これは完全に偶然寄りの突破でしたね。
その後、正規ルートを確認してみると、父の遺言と物語冒頭で使った“あの迷路”を利用するという流れだったことが判明します。確かに父と鳥が描かれてはいるのですが、主張がかなり控えめで、気づいてからもなお少し迷いました。この部分は、正解を知った上でも「これは難しいな……」と感じるレベル。正規ルートで解こうとしていたら、相当時間を持っていかれていたと思います。確かに「おやくそく」ですね、見落としてました。
ということで、無事クリア。
ここまで振り返ってみても分かる通り、本作は物理ギミック、WEB、LINE、推理要素と、本当に多彩な要素を惜しみなく盛り込んだ謎解きでした。かなり手の込んだ構成ですが、その分だけ体験としての密度が高く、終わった後には強い満足感が残ります。
いやぁ……めちゃくちゃ楽しかったですね。
LINE使用の謎解きを再プレイする方法は友達登録のブロック
本作は非破壊で遊べる謎解き作品のため、時間を置いてからの再プレイも可能です。忘れた頃にもう一度遊びたくなったり、途中で断念してしまい、後日あらためて最初からやり直したくなることもあるでしょう。
ただし、本作はLINEを使用する形式の謎解きキットである点に注意が必要です。
作品によっては「初期化コード」が用意されている場合もありますが、初期化コードが設定されていない作品では、通常の方法ではプレイ履歴をリセットできません。
このような場合、プレイ状況を初期化する方法は1つだけです。
それが 「友だち登録のブロック → 解除」 です。
LINE謎では、単にトークルームを削除しただけでは、表示が消えるだけで謎解きシステム側の進行状況は保持されたままになっています。そのため、システム上の進行状況も含めてリセットするには、以下の手順を踏む必要があります。
1.謎解き用LINEアカウントをトークルーム画面からブロックする
2.その後、ブロックを解除する
これにより、これまでのプレイ状況がシステム上から初期化され、再び謎解き開始時のメッセージや動画が送信されます。結果として、最初から謎解きを再スタートすることが可能になります。
再プレイや仕切り直しを考えている方は、覚えておくと便利なポイントですね。
本作品のポイント
- 初心者~上級者まで汎用性の高い謎解き
- “検索”システムによる謎解き
- 心温まるストーリー重視の謎解き






