福岡県にあるマリンワールド海の中道で販売されている持ち帰り謎『35年目の約束~過去編~』をプレイしました。本イベントはTERRA NOVA制作です。
福岡のマリンワールドでは、水族館内を巡る周遊型の謎解きが積極的に展開されており、水族館の見学に加えて体験型イベントも楽しめる施設となっています。そんなマリンワールドでは、館内だけでなく自宅で楽しめる「持ち帰り謎」も販売されています。
この謎解きでは、マリンワールドの歴史にまつわる秘話にも触れることができ、家に帰ってからも「こんな出来事があったのか」と思い返しながら楽しめる内容になっています。水族館での体験の余韻に浸りながら解き進められるのが魅力ですね。
難易度としては初心者向けで、ジャンルは物語型。館内周遊謎と同様に、終盤までは比較的やさしい謎が続き、スムーズに物語を追いながら進めていくことができます。しかし、最後には良い意味で予想を裏切る展開が待っており、特に大謎はそれまでよりも難易度が二段階ほど上がる印象です。引っ掛け要素も用意されており、シンプルながらしっかりと作り込まれている謎解きでした。
マリンワールドを訪れて水族館を満喫した方は、ぜひこの持ち帰り謎も一緒に購入してみると、帰宅後まで楽しみが続くのでおすすめです。
ここ、福岡に新たな水族館を建設する計画ができた。
福岡の水族館「マリンワールド海の中道」の開館35周年を記念した謎解き作品を発売! | 株式会社TERRA NOVAのプレスリリース
しかしこの水族館がどんなテーマで、どんな生き物を展示して、どんな人々が訪れる水族館になるのかはまだ何もわからないし、決まっていない。
すべてはオープニングスタッフである私たちの手にかかっているのだ。
高まる期待と、ほんの少しの不安を胸に建設予定の海浜公園を訪れると、そこにはひとりの可愛らしい少女の姿があった。
海の生き物が大好きだという彼女との物語はこれから始まったのだ――。
九州最大の水族館「マリンワールド海の中道」の開館35周年を記念して作られた本格謎解き作品。
謎を解いて水族館を作り上げる新しい体験で、謎解きファンにもマリンワールドファンにも楽しんでもらいたい渾身の一作です。
”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
マリンワールド海の中道のオリジナル持ち帰り謎『35年目の約束~過去編~』です。
本作はマリンワールド海の中道のショップコーナーで販売されているほか、各種謎解き取扱店でも購入可能な持ち帰り型の謎解き作品となっています。
プレイにはLINEを使用し、物語の閲覧や解答の確認を行います。
キットにはシール貼付や折り曲げといった操作が含まれるため、完全な非破壊プレイはできません。
そんな『35年目の約束~過去編~』をクリアしたので、共有します!
| メーカー | TERRA NOVA |
| 作品名 | カスカベ防衛隊と人類おさかな計画の謎 |
| ジャンル | 周遊型謎解き |
| 発売日 | 2022年7月 |
| メーカー価格 | 1,500円(2026/2現在) |
| 人数 | 指定なし |
| 目安時間(公式) | 約90分 |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きは謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本謎解きの目安時間は約90分で、目安通りのペース84分でクリアできましたよ!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:84分(1時間24分)
1枚目の紙:21分
2枚目の紙:35分
最終問題:28分 - 場所 :自宅
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :2 | やや簡単 |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :2 | 水族館に訪れたなら |
| ボリューム | :2 | 約15問 |
| 価格 | :4 | 1500円と安価 |
| おすすめ度 | :2 |
本作品の謎解き難易度は「やや簡単」です。
終盤までに登場する小謎は比較的やさしいものが多く、謎解きに慣れている方であればスムーズに進められるでしょう。ただし、最終問題の大謎だけは難易度が一気に上がる構成になっているため、全体としては「やや簡単」と評価しました。また、本作にはクラフト要素も含まれており、実際に手を動かしながら進めていく楽しさがあります。難易度も含めて、子どもと一緒に遊ぶ謎解きとしても楽しみやすい作品です。
プレイ時間は約90分とされていますが、問題数はおよそ15問ほど。
謎解きに慣れている方であれば1時間を切る程度でクリアできるコンテンツであり、ボリュームはやや控えめと感じました。
価格は1,500円と、謎解きキットとしては比較的リーズナブル。
そのため、気軽に手に取りやすい作品と言えるでしょう。
今回【おすすめ度2】とした理由は、純粋な謎解き作品として見るとやや物足りなさを感じたためです。特に、先ほど触れたように最後の大謎だけが急に難しくなる構成には、少し引っかかる部分もありました(詳しくは後述します)。一方で、実際にマリンワールドを訪れたことがある方にとっては話が変わります。本作では水族館の歴史にも触れられており、施設を知っているほど楽しめる内容になっています。
そのため、個人的には「館内の周遊謎を楽しめた方が、もう少し遊びたいときにプラスワンで挑戦する持ち帰り謎」としておすすめしたい作品です。
本作品は…
・初心者向け謎解き
・水族館オリジナル持ち帰り謎
・マリンワールドの歴史を紐解く物語
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
特にコンテンツの公開に関する制限は記載されていませんが、基本的に謎解きはネタバレNGなので、簡単に作品の感想を綴っていきます。

水族館オリジナル持ち帰り謎…!?
今回、福岡旅行の際に訪れたのは、福岡県の水族館「マリンワールド海の中道」。このときは謎解きイベントの存在は知らず、純粋に観光目的で足を運びました。ところが館内に入って驚きます。目の前に広がっていたのは、まさかの水族館内を巡る周遊型の謎解きイベント。しかも開催されていたのはクレヨンしんちゃんとのコラボ謎解きで、「ついに水族館でも周遊謎が楽しめる時代になったのか……!」と、思わず驚かされました。ここまで広がっているとは、改めて謎解きブームの勢いを実感します。
そんな楽しい水族館での周遊を満喫したあと、ショップコーナーに立ち寄ったところ、なんと水族館オリジナルの持ち帰り謎解きキットを発見。ここ最近、謎解きコンテンツの広がりは感じていましたが、施設独自の謎解きキットまで用意されているとは、なかなか気合いの入った水族館です。
今回紹介する作品は、かつて水族館内で長期間開催されていた周遊謎「35年目の約束(現代編)」と関連したストーリーの謎解きキット。本作はその物語の“過去編”にあたる内容で、持ち帰り謎として楽しめるように作られています。残念ながら私が訪れた時点では現代編はすでに終了しており、代わりにクレヨンしんちゃんコラボの周遊謎が開催されていたため未プレイではありますが、本作はマリンワールドの歴史を紐解くストーリーになっており、単体でも十分楽しむことができました。
関連作品ということもあり、過去編の内容から現代編のストーリー展開もなんとなく想像できる部分があります。そう考えると、やはり現代編もぜひプレイしてみたくなりますね。
最後の大謎だけ…急に難化する!
次に、謎解き要素について触れていきます。
本作の謎解き難易度は「やや簡単」で、初心者向けの作品でした。
ジャンルとしては物語系ではありますが、ややクラフト要素も含まれている、といった印象です。謎解きの問題数は約15問ほどで、コンテンツ量としてはやや控えめと言えるでしょう。
謎解きの構成としては、序盤から終盤手前までは小謎を順番に解き進めていく形式。小謎の難易度はかなり易しい部類で、ルールさえ理解できれば子どもでも単独で正解にたどり着ける問題もいくつか見られます。水族館の周遊謎で初めて本格的な謎解き作品に触れた、という方も少なくないと思いますので、そういった謎解き初心者にとっては「謎解きってこんな感じなんだ」と新鮮さを感じながら楽しめる水準だと思います。
進行としては、1枚目の紙 → 2枚目の紙 → 最終問題という段階を踏む構成になっています。小謎についても、1枚目より2枚目の方が少し難しくなっており、最初は「指示通りに動かすと解ける」タイプの問題が中心ですが、徐々に自分で考えて解くタイプの謎解きへとシフトしていきます。とはいえ、全体的な難易度としてはやはり簡単な部類です。
一方で、最後の最終問題に到達すると雰囲気が少し変わります。クラフト要素を活用した大謎になっており、それまでの小謎と同じ感覚で進めようとすると、うまく引っ掛けに誘導されるような構造になっています。そこからは一般的な謎解きキットのような工夫のある大謎に取り組むことになり、体感としてはそれまでより2段階ほど難易度が上がる印象でした。人によっては、この最終問題で手が止まってしまうケースもありそうですね。
福岡旅行の余韻に浸りながら本作をプレイしたよ!
福岡旅行から数週間が経過しましたが、マリンワールドの光景を忘れないうちにということで、購入していたマリンワールドのオリジナル持ち帰り謎をプレイすることにしました。
マリンワールド現地で体験した周遊謎が比較的簡単だったこと、また大衆向けに制作されていることを考えると、今回の持ち帰り謎も難易度は低めだろうなと思いながら開封しました。
本作はLINEで物語の閲覧と解答入力を行う形式で、水族館の歴史を紐解きながら物語が進行していきます。動画や写真が挿入される演出もあり、それらを見終えると「1枚目の紙の謎を解いてください」という形でゲームが進みます。1枚目の謎は非常に簡単で、サクサクと解き進めることができます。解答を入力すると、その内容に関連した情景や説明がLINE上に表示される仕組みで、マリンワールドの歴史と一緒に謎解きを楽しめるのは、水族館オリジナルの持ち帰り謎ならではの魅力ですね。単なる謎解き作品とは少し違った楽しみ方ができるポイントだと感じました。
1枚目を終えると、次は2枚目の謎解きに進みます。1枚目より多少難易度は上がりますが、数ある謎解き作品と比較するとやはり簡単な部類です。こちらも比較的スムーズにクリア。ただし動画の閲覧やマリンワールドに関する解説を見ながら進めていくため、体感としてはそれなりに時間が経過していきます。
そして問題の最終謎。1枚目・2枚目の謎が簡単だったこともあり、そのままの感覚で解き進めてみました。クラフト要素を活かした大謎になっており、周遊謎でも見られたように単純な問題だけで終わらない構成になっているのは良い点だなと思いつつ解答を導き、LINEに入力してみると――まさかの「誤り」。
「あれ、何か間違えたかな?」と思い、もう一度入力してみてもやはり「誤り」。どうやらさらに一段階、仕掛けが用意されているようです。
正直なところ、この最終謎はそれまでの流れとはかなり感覚が変わります。今までと同じノリではなかなか解けず、難易度としては一般的な謎解きキットの大謎と同等、もしくはそれ以上に感じました。最終的には約30分ほどかけてようやく仕掛けに気づくことができましたが、ここでは思考を一段階切り替え、違和感に気づくことが求められます。ただ、この点については少し「うーん」と感じる部分もありました。
最終謎にはやや苦戦させられましたが、最終的なクリアタイムは84分。福岡旅行を思い出しながら、水族館の風景を思い返しつつ、自宅でもう一度あのときの楽しい時間を思い出せるような謎解き体験でした。ちなみに、クリア特典として割引クーポンが表示されるのですが、利用期限を見ると2023年3月31日までとのこと。どうやらかなり昔のもののようです(笑)
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さて、ここからは最終謎についてもう少し触れておきます。最終謎は“大謎”ということもあり、クラフトやこれまでの小謎を活用する構成になっています。ただ、小謎を利用する部分についてはLINE上に解説があるとはいえ、キット自体はすでにクラフトしてしまっているため、後から気づきにくい構造になっており、少し理不尽さを感じる部分がありました。
また、問題文に沿って普通に解いて導いた答えを入力すると「誤り」と表示され、さらに別の解答へ誘導される仕組みになっています。確かに引っ掛け要素として言葉が成立するように設計されているのですが、問題文の条件には合致している解答でもあるため、「誤り」とするよりは段階的なヒントや誘導があった方が親切だったのではないかと感じました。この2点は、最終問題で少し気になったポイントですね。
