京都府京都市で行われるSCRAPの屋外周遊型謎解き『京都謎解き街歩き』をプレイしました!
本作は、京都市内にあるSCRAPの常設店舗からほど近い大垣書店をスタート地点に、商店街や寺院、路地といった“京都らしい風景”を巡りながら進めていく周遊型の謎解きです。徒歩のみで完結する構成ですが、その分しっかりと歩くことになるため、動きやすい服装や靴での参加がおすすめです。
内容としては、街中の景色や情報を活用して解き進める王道スタイル。難易度は全体的に「やや難しい」寄りで、特に各章の締めとなる謎は、一般的な周遊型と比べても一段階しっかりした歯ごたえがあります。小謎は現地の情報収集でテンポよく進みつつ、要所ではしっかり考えさせる大謎が配置されており、「観光ついでの軽い謎解き」にとどまらず、謎解きそのものを楽しみたい人にも応えてくれるバランスでした。
また、参加時期には京都の謎解きキャンペーンが開催されており、クリア特典として追加の謎解き付きクリアファイルを無料で入手できたのも嬉しいポイント。タイミング次第ではこうしたプラスアルファの楽しみもあるため、事前にキャンペーン情報をチェックしておくのもおすすめですね!
歴史と伝統に彩られた古都、京都。
【公式】京都謎解き街歩き
国内外を問わず多くの人々が魅了されるこの街を、あなたはどれだけ知っているでしょうか。
京都は、一年を通じて四季折々の景色を楽しめるだけでなく、各所で行われる祭事によってさまざまな表情を見せてくれます。
そんな魅力あふれるこの街に、たくさんの「謎」を仕掛けさせていただきました。
舞台は祇園や四条エリアです。
え?有名な場所ばかりじゃないかって?
実は、あなたの知らない京都がここにもあるんです。有名な京都と知られざる京都、どちらにもお連れしましょう。
(続く)
”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
SCRAP主催の屋外周遊型謎解き『京都謎解き街歩き』です。
プレイ時間の公式目安は約3~5時間で、謎解きに慣れている場合は移動時間を含めても4時間以内でクリアできるボリューム感です。
参加するにはSCRAP店舗でキットを購入し、そこからスタートします。スタート位置の大垣書店までは徒歩約5分の距離にあり、基本的には手元のキットを使って進行し、最終解答のみウェブを利用する形式です。なお、キットへの書き込み、折り曲げ、切り離しなど破壊を伴うので再利用はできません。
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | 京都謎解き街歩き |
| ジャンル | 屋外周遊型謎解き |
| 開催期間 | 2025年3月21日~ |
| メーカー価格 | 2,800円(2026/4現在) |
| 人数 | 制限なし |
| 目安時間(公式) | 約3~5時間(移動含む) |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きは謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
本謎解きの目安時間は約3~5時間でしたが、約218分(3時間38分)でクリアできましたよ!
徒歩での移動含む、途中休憩有のタイムだよ!
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:218分(3時間38分)
CHAPTER1:35分
CHAPTER2:34分
CHAPTER3:29分
CHAPTER4:24分
CHAPTER5:23分
CHAPTER6:47分
最終問題:26分 - 場所 :京都市内
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :4 | やや難しい |
| 時間制限 | :1 | 時間制限なし |
| 面白さ | :3 | |
| ボリューム | :1 | 謎解き約10問 |
| 価格 | :3 | 普通 |
| おすすめ度 | :4 |
本作の謎解き難易度は「やや難しい」です。形式としてはオーソドックスな周遊型で、現地を巡りながら情報を集め、手元のキットで解答していくスタイル。各章の小謎は現地での情報収集を中心に進みますが、章ごとのまとめ謎はグンッと難易度が上がり、しっかりと“考える楽しさ”が味わえる構成になっています。
プレイ時間の目安は約4時間、問題数は約25問とボリュームはやや多め。一般的な周遊型と比べてもコンテンツは充実しており、しっかり遊びごたえのある内容です。
【おすすめ度:4】とした理由は、この“謎解きとしての充実度”にあります。周遊型の作品では、街歩きの体験を重視するあまり、各地で情報を集めるだけで解けてしまう軽めの構成になることも少なくありません。一方で本作は、観光要素を取り入れつつも、各章のまとめ謎にしっかりとした難易度と工夫があり、純粋な謎解きとしても満足できる仕上がりです。「街歩き+α」ではなく、「街歩き×本格謎解き」として楽しめる完成度の高さが、本作の大きな魅力と言えるでしょう。
本作品は…
・中級者向け謎解き
・京都市内の屋外周遊型謎解き
・京都観光および文化の魅力が知れる
プレイの感想
さて、プレイ感想に移ります!
内容のネタバレはNGとされていたので、簡単な感想をお伝えできればと思います。

京都市内を散策しながら楽しむ謎解き

今回の謎解きの舞台は、京都市中心部。
リアル脱出ゲーム京都店は京都駅から電車で約7分、最寄り駅から徒歩5分というアクセスの良い立地にあります。建物自体はやや見つけづらいものの、四条・烏丸エリアの中心に位置しており、周辺環境としては非常に恵まれています。
プレイエリアとなるのは、四条通、烏丸通、河原町通といった主要動線を軸とした市街地。平安京以来の碁盤目状の街路構造が広がるこのエリアは、寺社仏閣だけでなく、商業施設や飲食店、路地裏の小さな店までが密集しており、「歩くこと」そのものに価値がある街でもあります。
そんな京都の街並みを舞台にした本作の屋外周遊型謎解きは、単なる移動を伴うゲームではなく、「街の文脈に触れながら進む体験」に重きが置かれているのが特徴。観光地としての魅力が非常に高いエリアであるため、次の目的地へ向かう途中でも自然と名所や風景に出会うことができ、謎解きと観光がシームレスに結びついていきます。
また、本作は比較的長時間のプレイを想定した構成ですが、途中には鴨川沿いの開放的な空間やカフェ、飲食店が豊富に点在しており、適度に休憩を挟みながら進行できるのも魅力の一つ。特に鴨川周辺では、腰を下ろして思考を整理するような時間も取りやすく、周遊型ならではの“緩急”が心地よく設計されています。
2025年3月にスタートした周遊謎で現在で約1年が経過しますが、実際にプレイしていると、キットを手に街を巡る参加者の姿を随所で見かけました。観光と体験型イベントが高いレベルで両立していることもあり、現在でも安定した人気を保っている作品だと感じましたね!
単なる情報収集に留まらない、凝った謎解きが楽しめる周遊謎

次に、謎解き要素についてです。
本作の謎解き難易度は「やや難しい」で中級者向け作品です。
ジャンルはスタンダードな周遊系で、問題数は約25問とボリュームは比較的多めです。
全体は6章構成となっており、各章では現地を巡りながら情報を収集して解く小謎と、それらを踏まえて挑む“まとめ謎”によって進行していきます。まとめ謎を解くことで次の目的地が判明する流れになっており、周遊と謎解きが段階的に結びついていく、オーソドックスな周遊謎の設計になっています。
小謎パートは、どちらかといえば“謎解き”というよりも“街歩き体験”に寄せた内容で、名所の景観や造形物に目を向けることで自然と答えにたどり着ける作りになっています。難易度としては「簡単」で、初心者でも詰まる場面は少なく、観光を楽しみながらテンポよく進められるパートと言えるでしょう。
一方で、本作の特徴は各章のまとめ謎にあります。ここでは一転して、しっかりと腰を据えて取り組む“いかにも謎解きらしい謎”が用意されており、周遊型としてはやや高めの難易度設定。Chapterが進むごとに段階的に難易度が上がり、特に中盤以降(Chapter3〜4あたり)からは、発想力や整理力が求められる本格的な問題が続きます。
さらに、まとめ謎の多くにはキットを活用したクラフト要素が組み込まれており、手を動かしながら楽しめるのも魅力の1つ。散策で疲れたら一休みするポイントとして活用するといいでしょう。最終問題では、これまでの体験を振り返るようなプロセスとともに、京都という舞台性を活かした造形が完成する構成になっており、体験の締めくくりとして印象に残る仕上がりでした。
総じて、本作は「街歩きとしての楽しさ」と「謎解きとしての手応え」のバランスが良く、周遊型の中でも特に“謎解きの比重が高い”タイプの作品です。観光気分で気軽に楽しみたい層はもちろん、しっかり謎解きを味わいたい経験者にもおすすめできる内容だと感じました。
要所要所で苦戦した周遊謎解き
今回は別件で京都を訪れた際の滞在中に時間を確保し、「京都謎解き街歩き」とリバイバル公演のびっくり謎工作室からの脱出の2作品をプレイしてきました。
ちょうど訪問時には、京都行って謎解こうキャンペーン(リアル脱出ゲーム京都店 | 京都行って謎解こうキャンペーン)が開催されており、2作品を遊ぶことで“1000円OFFクーポン”に加え、限定特典として「SCRAPPIES謎付きクリアファイル(京都一日小旅行編)」が手に入るという嬉しいおまけも。旅行の合間に遊ぶ身としては、こうした付加価値は素直にありがたいポイントでした。
ただ、周遊謎に入る前に挑戦した「びっくり謎工作室からの脱出」は惜しくも失敗。やや気落ちした状態でのスタートとなりましたが、その分「街を歩きながら気分を切り替えよう」という意味でも、周遊型の本作はちょうど良いタイミングでした。
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【評価/感想】びっくり謎工作室からの脱出(SCRAP)
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プレイ開始地点は大垣書店 四条店。リアル脱出ゲーム京都店から徒歩5分ほどの距離にあり、アクセスもスムーズです。観光客でにぎわうエリアの一角に位置しているため、これから街歩きが始まるという高揚感も自然と高まっていきました。

お昼前にスタートしたこともあり、「ある程度進めたらランチやカフェで区切る」という、周遊型らしい余裕を持ったプレイプランで臨みました。結果的にこの遊び方は本作と非常に相性が良く、観光と謎解きを無理なく両立できる点は大きな魅力だと感じます。
実際のプレイ感としては、小謎パートは“現地で情報を見つけ、それをキットに落とし込む”ことが中心で、観光の延長線上でテンポよく進められる設計です。写真を撮りながら街を巡る感覚に近く、いわゆる「詰まって立ち止まる」ような場面はほとんどありません。謎解きとしての歯ごたえは控えめですが、その分ストレスなく進行できるため、周遊初心者でも安心して楽しめるバランスになっています。


一方で、探索要素として印象に残ったのがChapter3。指定された対象を見つけることが起点となる構成ですが、その“さりげなさ”が絶妙すぎて、一度通り過ぎてしまうレベルの難しさがありました。というより、完全に通り過ぎました…。元に戻って、より一層周囲を注意深く見ていたつもりでも見落とす可能性が十分にあり、周遊型ならではの“視覚探索の能力”を求められるポイントです。ただし、一度発見してしまえば謎解き自体はスムーズに攻略できましたね!
Chapter4の小謎は、本作の中でも特に京都らしさが色濃く出ているパートであり、同時にやや“いけず”な難しさも感じる構成。ローカルな文脈や発想を一歩踏み込んで求められるため、小謎の中では最も手応えのある場面でした。
また、本作は京都駅周辺に収まるとはいえ、主要な通りを横断しながら進むため、想像以上に歩きごたえがあります。ただ、その合間に挟まれる各章のまとめ謎が良い“心身の休憩ポイント”として機能しており、「歩く→考える→休む」というリズムが自然と生まれる構成になっていました。途中ではランチで神戸牛の牛カツを食べ、リフレッシュしました!
小謎に対してまとめ謎はやや難易度が高めの設計。特に印象的だったのはChapter4。抽象度の高い指示に対して、キットをどう扱うべきかの取っ掛かりが掴みにくく、公園のベンチで腰を据えてじっくり考えることになりました。「その行為の結果、何が起こるか」という視点に切り替えることが重要でしたね!この“発想の転換”を要求するタイプの謎解きを組み込んでいるあたり、周遊型としては一段階レベルの高い設計ですね。たまーにこのギミックの謎解きに遭遇しますが、毎回驚かされますね!
周遊謎を解き進め、Chapter6も攻略しいざ最終問題!となったタイミングで明らかにクラフト系の謎解きだったため、一度小休止ということでカフェで体を休めながら座ってゆっくり解くことにしました。
糖分を補給して、いざ最終問題を迎え撃つと、基本的にはクラフトを行いながら過去謎を振り返り、ある京都に絡んだシンボル的な造形を作り上げる構成。最終指示一歩手前までは指示通り進めることで完結するため、さほど難しさは感じませんでした。しかし、最後の抽象的な指示を実現するためには、文字通りいろいろと視点を変える必要がありましたね。とは言え最終謎はトータルで目安時間が20分で設定されていることもあり、最終謎が一番難しいというわけではありませんでした。
最終的なクリアタイムは218分。徒歩での移動、軽い休憩を含めての時間ではありますが、ボリューム・歩行量ともにしっかりしており、「観光+謎解き」としてはかなり満足度の高い内容でした。ちなみに、謎解きだけでは無いですが、その日の移動歩数は約15,000歩でした!


