SCRAPが主催する東京ドームホテルを舞台にしたホテル脱出『真夜中のミステリーウエディングからの脱出』をプレイしました!
東京ドームホテルで開催されるホテル脱出シリーズは、宿泊そのものが謎解きの舞台となる超プレミアムな体験型イベントです。宿泊に加え、ワンドリンクサービスや軽食(夕食)も付属した特別な宿泊プランとなっており、その人気は抽選倍率58倍という驚異的な数字を誇ります。2019年『夜のミステリーホテルからの脱出』、2021年『夜明けの来ないホテルからの脱出』、2023年『月夜の変装ホテルからの脱出』に続く、3年ぶり4度目の東京ドームホテル脱出開催となります。
ホテル脱出ではホテル全域を舞台に、ロビーや自室、他の客室、さらには館内設備までを巡りながら謎を解き進めます。例年どおり4~6時間にも及ぶ大ボリュームの謎解きに加え、重厚なストーリーとキャストによる迫真の演技も大きな魅力。そして今回は、幻想的な純白のチャペルで行われる本物さながらの結婚式へ参列するという、シリーズでも屈指のスケールを誇る演出が待ち受けていました。
今回の結果は……見事、脱出成功!
チェックインから結婚式が始まるまで約7時間。その限られた時間の中で謎を解き進めるため、実質的には緩やかな時間制限付きのリアル脱出ゲームとなっています。私自身、SCRAPのホテル脱出に参加するのは今回が初めてでしたが、想像をはるかに超える謎解きボリュームと終盤の驚きのギミックには思わず感嘆。さらに、最後はリアルなチャペルで結婚式に参列するという非日常体験まで味わえ、非常に満足度の高い公演でした。
チェックインが遅めだったこともあり、序盤は余裕を持って進めていたものの、終盤は時間との戦いに。焦燥感の中で謎を解く緊張感も、この公演ならではの醍醐味だったように思います。宿泊付きだからこそ東京旅行の思い出としても特別な体験となり、最後には引き出物としておまけ謎を受け取って結婚式場を後にしました。キャストの皆さんも、まるで以前から知り合いだったかのような自然な距離感で物語へ引き込んでくれ、その迫真の演技が最後まで強く印象に残るホテル脱出でした。
「お客様、大変申し上げにくいのですが、結婚式がダブルブッキングしておりまして…」
【公式】リアル脱出ゲーム×東京ドームホテル『真夜中のミステリーウェディングから脱出』
学生時代委の友人の結婚式に参列するため、東京ドームホテルへとやってきたあなた。…しかし、ホテルのカウンターで告げられたのは、悪夢のような真実だった。
式を行えないどころか、宿泊予定だった部屋も用意されておらず、新郎新婦も参列者も大パニック!そんな惨状の中、新郎があなたに最後の希望を託す。
「なぁ!助けてくれよ!こんな最悪な状態で、人生で最も大切な日を終わらせたくないんだ!」
あなたは2人を救うため、さまざまな困難に立ち向かう中、ある秘密に気づいてしまう。本当の幸せとは何か。2人は結ばれるべきなのか…。多くの宿泊客が行き交うホテルを舞台に「人生で一番幸福な日」に辿り着け!
”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価

SCRAPのホテル脱出『真夜中のミステリーウエディングからの脱出』です。
本イベントは東京ドームホテルを舞台にした「ホテル型」のリアル脱出ゲームです。宿泊付きプラン(1部屋最大3名)を予約し、ホテル滞在中に館内を巡りながら謎解きを進めていきます。
チーム人数に制限はありませんが、1部屋につき宿泊できるのは最大3名までとなります。また、謎解きの所要時間は約4~6時間です。チェックイン時間は16:00~18:00、23:00からは参加者全員が集まるエンディング(結婚式)が開催され、終了は23:30頃となります。そのため、チェックイン後はホテルでの滞在時間の大半を謎解きに費やすことになるでしょう。
謎解きではLINEを使用するほか、自室だけでなくホテル館内を広く散策します。長時間のプレイとなるため、スマートフォンは十分に充電した状態で参加することをおすすめします。また、ゲーム中には各種キットが配布されますが、書き込みや切り離しなど一度使用すると元に戻せないものが多く含まれています。加えて、専用備品は基本的に持ち帰ることはできません。
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | 真夜中のミステリーウエディングからの脱出 |
| ジャンル | 屋内謎解き:ホテル型 |
| 開催期間 | 2026年6月~12月 |
| メーカー価格 | 約25,000円~(宿泊、夕食付) |
| 参加人数 | ~3人 |
| 目安時間 | 約4~6時間 |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きは謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:238分(待ち時間抜き、移動時間込み)
自室まで:13分
部屋謎解き:28分
館内謎解き:56分
部屋謎解き:86分
荷物後から:34分
部屋ラスト:21分 - 場所 :東京ドームホテル
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :4 | やや難しい |
| 時間制限 | :4 | 緩い時間制限有 |
| 面白さ | :5 | 没入感が半端ない |
| ボリューム | :5 | 謎解き約45問 |
| 価格 | :1 | |
| おすすめ度 | :5 |
本公演の謎解き難易度は「やや難しい」です。制限時間は指定無しですが、チェックイン最短16時からエンディング公開までの23時までに完了する必要があり、実質的な緩い制限があります。問題数は約45問と非常にボリュームがあり、プレイ中にはキャストによる演劇や、それに伴う待機時間も発生します。そのため、実際に謎解きへ充てられる時間は意外と限られており、想像以上に時間との勝負になります。
本公演はホテル脱出という非日常感に加え、重厚なストーリー、キャストによる迫真の演技、そしてリアルなチャペルでの結婚式への参列など、謎解き以外の演出も非常に充実しています。物語への没入感は抜群で、まるで作品世界の登場人物になったかのような体験を味わえるでしょう。宿泊費や夕食(軽食)、ワンドリンクサービスが含まれるとはいえ、純粋な謎解き公演としては高価格帯ですが、それに見合うだけの満足度を十分に得られる作品でした。
【おすすめ度:5】とした最大の理由は、この公演でしか味わえない唯一無二の体験にあります。リアル脱出ゲームで実際に結婚式へ参列する展開は全く予想しておらず、そのスケールには驚かされました。さらに、各イベントで見せるキャストの名演技は物語への没入感を一層高め、終盤には思わず感嘆するような謎解きギミックも待ち受けています。ホテルという舞台を最大限に活かした演出と謎解きが融合した、文句なしにおすすめできる作品でした。
本作品は…
・中級者向け謎解き
・ホテル脱出
・リアルチャペルの結婚式参列が目玉
プレイの感想
さて、ここからは実際のプレイ感想をお伝えします!
なお、本公演は内容に関するネタバレが禁止されているため、ストーリーや具体的な謎解きには触れず、ホテル脱出ならではの魅力やプレイして感じたことを中心にレビューしていきます。

SCRAP主催の人気公演、東京ドームホテル脱出

今回は、抽選倍率58倍とも銘打たれたSCRAPの大人気公演「東京ドームホテル脱出」に参加してきました。東京ドームホテル脱出シリーズ第4弾となる今作が、『真夜中のミステリーウエディングからの脱出』です。
東京ドームホテル脱出は前回が2023~2024年の開催だったため、約2~3年ぶりの開催となります。数年に一度しか開催されない非常に希少な公演であり、そのレア度は遊園地脱出以上と言っても過言ではありません。前回開催時は、まだ私自身が本格的に脱出ゲームへハマる前だったこともあり、ホテル脱出に参加するまでには至らず、今回が個人的には初めてのホテル脱出となりました。
抽選倍率58倍という数字がどのような基準によるものなのかは分かりませんが、今回は東京での用事に合わせて有給を取得したため、平日に参加することができました。予約開始直後にサイトを確認した際は、ファンクラブ先行販売の影響もあって夏休み、特にお盆期間はほぼ完売していましたが、それ以外の日程には比較的空きが残っており、思っていたほど予約のハードルは高くありませんでした。
これまで遊園地脱出には何度か参加してきましたが、ホテル脱出ならではの非日常感も非常に魅力的でした。旅行というと観光地を巡って慌ただしく過ごすことも多いですが、本公演はホテル内だけで完結できるため、ゆったりと滞在を楽しみながら謎解きに没頭できます。リゾートホテルで過ごすような贅沢な時間を味わえる点も、ホテル脱出ならではの魅力だと感じました。
料金は決して安くありません。しかし、東京ドームホテルへの宿泊に加え、夕食(軽食)やワンドリンクサービスまで含まれていることを考えると、純粋な謎解き公演としての価格は1万円弱程度でしょうか。一般的な公演と比べれば高価格帯ではあるものの、4~6時間に及ぶ大ボリュームの謎解きと、数年に一度しか開催されない特別な体験を踏まえると、その価格にも十分納得できる内容でした。
ホテル脱出の謎解き難易度をレビュー!時間との勝負
次に、謎解き要素について触れていきます。
※ストーリーや具体的な解法には一切触れずにレビューします。
本作の謎解き難易度は「やや難しい」で、中級者向けの内容です。通常公演のような脱出成功・失敗こそありませんが、チェックインから23時開始のエンディングまでという時間的な制約があるため、実質的には緩やかな時間制限付きのリアル脱出ゲームと言えるでしょう。
チェックインは16:00~18:00ですが、夕食やキャストによるイベント、館内の移動時間などもあるため、実際に謎解きへ充てられる時間は想像以上に限られています。公式の想定プレイ時間も4~6時間となっており、途中で休憩を挟むことを考えると決して余裕はありません。エンディングでは、謎解きの進行状況に関係なく全参加者が集合するため正確なクリア率は分かりませんが、会場の様子を見る限りでは、完全クリアまで到達していたのは3~4割程度という印象でした。もちろん、配布されるヒントを利用してクリアした方も含まれていると思われます。
難易度自体は理不尽に高いわけではなく、基本的には解答へ向かうための指針が適宜与えられるため、「何をすればよいのか分からない」と手が止まる場面はほとんどありませんでした。一方で、終盤になるにつれて解答へ繋がる要素が巧みにカモフラージュされていたり、「まさか本当に?」と思うような行動を求められたりする場面もあります。また、一部では発想の転換が必要となる謎も用意されており、こうした要素を総合的に踏まえて難易度は「やや難しい」と評価しました。
謎解きのボリュームは約45問と非常に多く、4~6時間というプレイ時間にも納得の内容でした。自室でじっくり取り組む謎からホテル館内を巡る探索謎、さらにはホテルという舞台を活かしたユニークなギミックまで用意されており、終始飽きることなく楽しめます。自室だけを見ても、小道具を活用する謎、探索、パズルなどバリエーションが豊富で、次々と新しい仕掛けが登場する点も魅力でした。
また、本作は謎解きの進行にも変化があり、ロビー、自室、館内と舞台を移しながら物語が展開していきます。その合間にはキャストとの掛け合いや特殊な操作を伴う場面もあり、単調さを感じることはありません。一方で、各ステージの情報を最後まで持ち越して解くような大謎は比較的少なく、多くの謎はその場で完結する構成となっています。そのためテンポ良く次の展開へ進める一方、ホテル全体を使ったさまざまなギミックが次々と現れ、最後まで新鮮な気持ちで謎解きを楽しめる作品でした。
ホテル脱出を体験レビュー!キャストと物語への没入感が魅力
では最後に、実際のプレイ感について触れていきます。
今回は東京での用事に合わせて参加しました。以前からSCRAPのホテル脱出には興味があったものの、なかなか参加する機会に恵まれず、今回が念願の初参加です。
正直なところ、参加前は「ホテル館内をのんびり巡りながら謎を解く作品」というイメージを抱いていました。しかし、その予想は開始早々に覆されます。ホテルという非日常的な舞台を活かした演出に加え、キャストの迫真の演技や物語への巻き込まれ方が非常に巧みで、気付けば自分も物語の登場人物の一人になったかのような感覚でプレイしていました。そのため、かなり物語性への比重も大きい公演といえます。
今回は東京での予定を済ませてから向かったため、チェックインは17時頃。当初は「何だかんだですぐ終わるだろう」と少し甘く見ていましたが、その考えは完全に間違いでした。
チェックインは通常の宿泊手続きとは少し異なり、事前に届く招待状の内容も含めて、すでに物語が始まっています。
私は忘れてたけど、招待状の事前確認!忘れずにね。
ホテルへ足を踏み入れた瞬間から現実と物語の境界が曖昧になり、「宿泊客」と「物語の登場人物」が自然と重なっていく感覚は、ホテル脱出ならではの、想定外の魅力でした。
物語は基本的にLINEを通じて進行します。友人から届くメッセージや動画を確認しながらホテル館内を巡り、結婚式に向けて起こるさまざまな出来事を解決していく構成です。ロビーや客室、館内各所へと舞台を移しながら進んでいきますが、ホテルならではの設備や空間を活かした演出が随所に盛り込まれており、「ホテルでしか実現できない謎解き」を存分に味わえました。
また、本作で特に印象的だったのはキャストとの距離感です。詳細は伏せますが、映像やメッセージだけでは終わらない演出も用意されており、物語との距離が一気に縮まる瞬間があります。こちらの受け答えにも自然に反応してくれるため、単なるイベントを見ているというより、本当に作品世界の中で会話をしているような没入感がありました。

ホテル館内を巡るパートでは、普段は意識しないような場所やサービスまで巧みに物語へ組み込まれており、「ホテル」という舞台を最大限に活かした演出に思わず感心させられます。夕食も物語の流れを妨げることなく自然に組み込まれており、軽食とは思えないほど満足感がありました。美味しかったです。
中盤以降は客室でじっくり腰を据えて取り組む場面も増え、小道具を活用したホテル脱出らしいギミックが次々と登場します。詳細は伏せますが、「隠しもの」「内線」「ホテルの案内サービス」など、ホテルという舞台だからこそ成立する仕掛けが特に印象的でした。本当にホテルのサービスを利用しているかのような自然さで物語が進行し、「ここまで作り込むのか」と何度も驚かされました。
そんなことできちゃうの!?とか、そこまで対応するの?なんて感想が出ちゃうね。
終盤は物語も一気に盛り上がり、キャストによる演技とホテルならではの演出が畳み掛けるように続きます。ラストの謎解き自体は極端に難しいわけではありませんが、これまで積み重ねてきた体験が一つにつながっていく構成となっており、最後まで飽きることなく楽しめました。特にラストで待ち受ける演出は、本作を締めくくるにふさわしい完成度だったと思います。
ここでのキャストとの緊張感ある展開はもうドキドキが止まらなかったね。
総じて難易度は終始中級者向けという印象で、大きく難易度が跳ね上がることはありません。ヒントも用意されているため、初心者でも時間を意識しながら活用すれば十分楽しめるでしょう。
遊園地脱出でも非日常感は味わえますが、本作はホテルという空間そのものを舞台装置として活かし、キャストの演技や宿泊体験、ホテルならではのサービスまで一体となって物語を作り上げています。気付けば時間を忘れて夢中になり、「ホテル脱出だからこそ味わえる体験だった」と心から感じられる、非常に満足度の高い公演でした。
最後は…本物のチャペルでリアル結婚式に参列!?

さて、謎解きはここで一区切りとなりますが、本公演はエンディングまでしっかり楽しませてくれます。
本公演最大の見どころの一つが、公式サイトでも公開されている「結婚式への参列」です。東京ドームホテルのチャペルを舞台に、参加者は新郎新婦の友人という立場で結婚式へ参列し、物語のラストをリアルに体験できます。
服装に指定はなく、Tシャツなどラフな服装でも問題ありません。ただ、当日はワンピースやスーツなど、少しフォーマルな装いで参加されている方も多く見受けられました。私自身も、オフィスカジュアル程度の服装で参加しましたが、チャペルの雰囲気ともよく合っており、より特別感を味わえたように感じます。せっかくの機会なので、少しだけおしゃれをして参加するのもおすすめです。

式そのものも、本物の結婚式の雰囲気を大切にした演出となっており、ホテル脱出の締めくくりとして非常に印象深い時間でした。実際に結婚式へ参加した経験がある方はもちろん、まだ参加したことがない方にとっても、新鮮な気持ちで楽しめる演出だと思います。何より、ここまで物語へ没入した状態で迎える結婚式だからこそ、感情移入の度合いもひと味違いました。
なんたってハプニングを共に乗り越えた友人の結婚式だからね!
最後はキャストの皆さんとの記念撮影が行われ、引き出物(SCRAP恒例の…)を受け取って公演は終了となります。
謎解きだけで終わるのではなく、ホテルという舞台を活かした演出の集大成として結婚式まで体験できる――このスケール感こそが、東京ドームホテル脱出ならではの最大の魅力でした。「ここまでやるのか」と最後まで驚かされる、唯一無二のエンディングだったと思います。
今回が初めてのホテル脱出への参加でしたが、そのスケールの大きさには終始驚かされました。ホテル全体を舞台にした謎解きはもちろん、キャストによる演技や物語への巻き込まれ方など、参加者自身が登場人物の一人として結婚式にまつわるハプニングへ関わっていく構成が見事で、ホテルという舞台だからこそ実現できる特別な体験を味わえました。
これまで遊園地脱出にも何度か参加してきましたが、本作は謎解きだけでなく、物語や演出にも大きく重きを置いた作品という印象です。謎を解く楽しさはもちろん、ホテルという非日常の空間で物語を体験する楽しさが最後まで続き、気付けば時間を忘れて没頭していました。
決して安価な公演ではありませんが、それに見合うだけの価値と満足感を得られることは間違いありません。SCRAPのホテル脱出が気になっている方はもちろん、「一度は特別なリアル脱出ゲームを体験してみたい」という方にも、自信を持っておすすめできる公演でした。