ボードゲーム レビュー

【評価/感想】UNLOCK!アンロックシークレットアドベンチャー(第3弾)

ホビージャパンから2018年6月に発売された『アンロック:シークレットアドベンチャー』のプレイが終了しました!

『UNLOCK!』シリーズは、カードと専用アプリを使って制限時間付きの謎解きに挑戦する、謎解き型の協力ボードゲームです。

1プレイ約60分の中量級ボードゲームであり、1作品に複数のシナリオが収録されたキャンペーン型の作品。ルールはシンプルで準備も非常に手軽ながら、カード探索・暗号解読・アイテムの組み合わせなど、多彩なギミックによって高い没入感を実現しています。プレイヤー同士で密に相談しながら推理を進める協力性と、制限時間による緊張感が魅力のシリーズです。

第1弾作品、第2弾作品に引き続き、第3弾作品であるシークレットアドベンチャーもプレイしました!

難易度は第3弾<第1弾<第2弾という印象で、これまでの作品と比べるとやや易しくなっています。本作では、アプリを活用したさまざまなギミックや物理的なアクション要素が取り入れられており、第1弾・第2弾との差別化が図られていました。また、シナリオと謎解きの結び付きもこれまで以上に強くなっており、カードから得られる情報によって物語が時系列で進行していくため、没入感の高い体験を楽しめます。

その一方で、シナリオ演出や体験性が強化された反面、純粋な謎解きのボリュームや手応えはやや控えめになったようにも感じました。

そのため、ストーリーや世界観への没入感を重視する方には第3弾を、歯ごたえのある謎解きを求める方には第1弾・第2弾をおすすめしたいところです。

この記事では、”実際のプレイデータ“評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

  • 一般企業勤めの20代後半
  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
  • 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!

「UNLOCK!」シリーズの紹介記事遊び方に関してはコチラから!

ボードゲーム 紹介

【ボドゲ紹介】「UNLOCK!」シリーズ徹底解説

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ボードゲーム 遊び方

【遊び方】「UNLOCK!」シリーズのプレイ方法解説(画像/動画付き)

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実際のプレイデータと評価

まずは、実際のプレイデータと評価を記載していきますね!

『UNLOCK!』は各シナリオ約60分でプレイ可能な「中量級ボードゲーム」に分類されます。

プレイ中は複数枚のカードを卓上に展開しますが、比較的省スペースで遊ぶことが可能。基本構造も非常にシンプルで、ルール説明も短時間で済むため、すぐにゲームへ入り込めます。また、専用アプリを用いて時間管理や暗号入力などを行う仕様となっており、事前にアプリをダウンロードしておけば、プレイ自体はオフライン環境でも楽しめます。

世界最大級のボードゲームレビューサイト「BoardGameGeek(BGG)」では、本作はBGGランキングで1032位/約3万作品であり、謎解き型という独特なジャンルを代表する人気シリーズのひとつ。ボードゲームファンのみならず、リアル脱出ゲームや推理ゲームが好きなプレイヤーからも支持を集めている作品です。

作品名 UNLOCK!アンロック:ミステリーアドベンチャー
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 約60分/1プレイ
ジャンル 謎解き型:協力ゲーム、カード
プレイ方式 スタンドアロン型
メーカー価格 4,950円(2026/5現在)
関連作品 9作品
BGG ranking Rate 6.639:rank:1032位/30657 (2026.5)
商品リンク Amazonリンク

全3シナリオのプレイ完了!

「シークレットアドベンチャー」には3つのシナリオが収録されており、今回そのすべてをプレイしました。

本シリーズはシナリオごとに完結するキャンペーン型の作品であり、一度謎の構造や解答を知ってしまうと再プレイ時の新鮮さは大きく薄れてしまいます。そのため、基本的には各シナリオで“1度きりの体験”となるタイプのボードゲームです。もちろん、内容を忘れた頃であれば再び楽しめる可能性はありますが、今回は各1回のみプレイしています。

プレイデータ

  • プレイ人数 : 2人
  • プレイ時間 : 1時間56分(1プレイ40分程度)
  • プレイ回数 : 3回
  • プレイ期間 : 約1週間(5月27日~5月29日)

案外レアな時間制限付き謎解きが魅力的!

実際にプレイしてみて、『UNLOCK!(第3弾)』の評価はコチラの通りになります!

プレイ評価

盛り上がり:3時間制限が肝
難易度:2
知略:5
運要素:1
コスパ(ボリューム/時間):1
おすすめ度:3
制限時間付きの謎解き作品が魅力的

「UNLOCK!」は、60枚のカードと専用アプリのみで完結する、制限時間付きの謎解き型協力ボードゲームです。

本作では、シナリオ面の強化に加え、物理的なアクション要素や専用の小道具など、前作にはなかったユニークな仕掛けが数多く取り入れられています。一方で、基本システムはこれまでのシリーズ作品を踏襲しており、暗証番号の入力やアイテムの組み合わせを間違えると、ビープ音とともにタイムペナルティが発生します。解答への確信と不安が入り混じる独特の緊張感は健在で、盛り上がりながらプレイすることができました。

難易度はシナリオによって多少の差はあるものの、全体としては「普通」程度です。シリーズ内では比較的易しめの部類に入る印象でした。運要素に左右される場面はほとんどなく、観察力や発想力、情報整理力といった“謎解き力”が試される、頭脳派寄りのボードゲームとなっています。

また、コストパフォーマンスについては、一度クリアすると再プレイする機会が少ないため、ボードゲームとして見るとやや割高に感じる部分があります。ただし、約1時間規模のシナリオが3本収録されていることを考えれば、謎解き作品としては十分に満足できる内容でした。なお、本記事の評価はボードゲームとしての観点から付けています。

【おすすめ度:3】とした理由は、謎解き型ボードゲームとして完成度の高い第1弾、第2弾と比較して、シナリオ重視になる一方で肝心な謎解き要素がやや満足度が落ちた印象を受けたからです。各シナリオのゲーム進行中の落とし込みは向上しており、没入感は高くなる一方で、やや謎解きが不可解あるいは理不尽なペナルティを受けることもあり、第1弾、第2弾の【おすすめ度:4】からは1段階下げました。

プレイの感想(ネタバレなし)

さて、本ゲームのプレイ感想に移ります。

本作品における良い点・悪い点は、【UNLOCK!】シリーズ全体で共通している部分も多いため、シリーズ共通の詳細なレビューや特徴については、下記記事にて詳しく紹介しています。あわせてご参考ください。

GOOD!

  • 時間制限とタイムペナルティにより高い緊張感
  • シナリオごとに制作者が異なり作風が多彩
  • 協力プレイならではの情報共有型シナリオも

BAD…

  • 一度クリアすると再プレイしづらい
合わせて確認

プレイの感想(ネタバレあり)

ここからは、ボドゲのコンテンツにより触れた内容を共有していきます!

シナリオ1:ノーサイド物語

まず1つ目のシナリオ「ノーサイド物語」です。

過去作品やこれまでのシナリオでは、基本的に最初のカードにあらすじが記載されており、それを読んでゲームを開始する形式でした。しかし本シナリオでは、導入部分が専用アプリ上の“電話音声”によって語られる点が出だしからユニークでしたね。

ここ最近、町では原因不明の不気味な煙が広がり続けていた。
煙にさらされた住民の間では体調不良を訴える者も増え、事態は深刻さを増している。

警察による捜査の結果、ついに煙の発生源が特定された。
しかし、その場所の奥では何者かが不穏な計画を進めているという。

事態を解決するため、君たちは発生源へと潜入する。
目的は、煙を生み出す元凶を突き止め、その企みを阻止すること。

果たして君たちは町を覆う煙を消し去り、住民たちを危機から救うことができるのだろうか――。

※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストに基づき、筆者の表現で再構成しています。

本シナリオは公式難易度★☆☆の“初級”に分類されていますが、個人的な体感としては程度の難しさに感じました。

本作には、【ノーサイド教授】が再登場します。第1弾の『ネズミとソーセージ』に登場したキャラクターですが、シナリオ制作者は異なるものの、イラストは同じくLegruth氏が担当しており、シリーズ作品ならではの“再会の楽しさ”を味わうことができました。こうしたキャラクターや世界観の繋がりは、シリーズ作品を追いかける醍醐味のひとつですね。

さて、本シナリオを体感難易度と感じた最大の理由は、暗号解読だけでなく、アイテムの組み合わせにもかなり独特な発想が求められる点です。

通常の【UNLOCK!】では、「AとBを組み合わせればこうなるだろう」という比較的素直なロジックで進められる場面も多いのですが、本シナリオではその発想がなかなか通用しません。むしろ、「制作者は何を意図してこのアイテムを取得させたのか」という視点で考えないと正解へ辿り着けない場面が多く、かなり癖のある構成になっています。

もちろん、本シリーズの特徴である“誤答=タイムペナルティ”も健在し、安易に組み合わせを誤ると持ち時間が減少。その状態で難度の高い暗号解読へ突入すると、一気に時間的余裕がなくなってしまいます。

そのため、公式表記こそ初級ですが、実際にはかなり歯応えのあるシナリオという印象でした。少なくとも、シリーズ初心者向けの“お試しシナリオ”というよりは、ある程度【UNLOCK!】の発想に慣れたプレイヤー向けの作品だと感じましたね。

檻から脱出する謎

ここでは、特に印象に残った謎解きを軽く紹介したいと思います。

まず中盤で登場する“檻から脱出する謎”です。

潜入中にノーサイド教授に見つかり、檻に閉じ込められるシーン。ここでは、盤面のカードの使用が封じられるため、単純にカード1枚の情報だけで暗号解読を行う必要があります。そのため、普段のように大量の情報に翻弄されることがなく、一見すると難易度は低そうに見えるのですが……実際にはかなり迷った挙句、最終的にはヒントを使用してしまいました

“5049”と“Memo”という紙、そして南京錠に記載されたヒントがあることはすぐに理解できますが、南京錠のヒントの指し示すところに時間を要した他、その意味に気づいても結局暗証番号4桁に辿り着くことはできませんでした。

思考としては、“5049”が英単語で全て4文字…というところまで来ていたのでもう一歩だったのですが、南京錠の情報がさらに文字数と数字を変換するルールを示すということが認識できていませんでした。やや不親切な印象も受けましたが、人によってはサクッと解けそうなので頭が固かったかな~という感じですね。答えは「4444」です(5→4文字、0→4文字、4→4文字、9→4文字)。

ケーキを製造する謎

次に印象的だったのが、“ケーキを製造する謎”です。終盤に迫る謎解きラッシュの1つとして登場します。

ここでは、「24」カードが装置カードとなっており、アプリ上に表示される“全自動調理器”を操作しながら謎解きを進めることになります。

ただ、この場面は従来の暗号解読やアイテムの組み合わせというよりも、どちらかといえばIQテストや認知力テストに近い内容です。材料の情報とカードに描かれた図形や色を照らし合わせながら、瞬間的に正しい答えを導き出していく形式となっていました。

これまでのシナリオでは、基本的に時間制限はシナリオ全体に対して設定されているだけで、個々の謎解きそのものに制限時間が設けられていることはありませんでした。そのため、いつもの感覚でじっくり考えていたところ、突然タイムペナルティが発生。「えっ、これ個別に制限時間があるの!?」とそこで初めて気付きました。

そこからは、「卵の図形の色は?」「この材料に対応するマークは?」といった問題へ次々に答えていくことになり、想像以上に慌ただしい展開に。さすがに一度タイムペナルティを受けた後は要領を掴み、何とか突破することができました。難易度自体は低いもの、ユニークで面白かったですね。

本シナリオのクリアタイムは51分04秒(ペナルティ込)、ヒント3回使用、被ペナルティは5回(計11分)でした!

シナリオ2:ツームストーン急行

次に2つ目のシナリオ「ツームストーン急行」です。

1890年、アメリカ西部。
君は一人の保安官として、極めて重要な任務を任されていた。

目的はただ一つ。
どんな危険が待ち受けていようとも、この列車を1時間以内にツームストーンへ到着させることだ。

車内には連邦保安官が乗り込み、アパッチ族との平和条約締結に必要な貴重な宝石が運ばれている。
この任務が失敗すれば、和平への道は閉ざされてしまうかもしれない。

君は機関車後方の無蓋貨車へ陣取り、周囲に目を光らせる。
迫り来る脅威から列車を守り抜き、無事に目的地へ辿り着かなければならない。

果たして君は、この危険な護衛任務を成し遂げることができるのだろうか――。

※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストに基づき、筆者の表現で再構成しています。

本シナリオは公式難易度★★☆の“中級”に分類される作品ですが、体感難易度で、時間的にも謎解き的にも総合的にさほど難易度は高くありませんでした。個人的には本作品で公式難易度★☆☆(初級)に分類されるシナリオ1:ノーサイド物語の方が難しかった印象です。

『ツームストーン急行』では、これまでのシナリオとは異なり、制限時間が減少していく方式ではなく、0分からタイマーが進行していくシステムが採用されています。

そして、この経過時間に応じて列車内でさまざまなイベントが発生する仕組みになっているのが特徴です。そのため、一定時間が経過しないと新たな展開が起こらず、プレイヤー側はその仕様を知らないまま「どこか見落としているのでは?」「何か解けていない謎があるのでは?」と悩む場面もありました。実際、このシステムの初対面時はさすがに謎が解けなさ過ぎて焦りましたね。

また、シナリオ中には無法者との銃撃戦も発生します。とはいえ、ここで求められるのは暗号解読や推理ではなく、完全に物理的なアクション要素。これまでの「UNLOCK!」にはあまりなかったタイプのギミックであり、西部劇らしい世界観を上手くゲームへ落とし込んでいました。

さらに、本シナリオには謎解きの進行状況によって到達する結末が変化する、2種類のエンディングが用意されています。シリーズでは基本的に一本道のシナリオが多いだけに、自分たちの行動や成果がエンディングへ影響するという要素は新鮮で、「物語を体験している感覚」をより強く味わうことができました。

ミスリードを誘う設計

本シナリオは、謎解きそのものに強く印象に残る要素はなく、どちらかといえばそれ以外の部分に魅力を感じました。

まず印象的だったのは、アイテムの組み合わせです。序盤から保安官らしくリボルバーを入手できるのですが、このアイテムカードがなかなか曲者。犯人捜索では非常に役立つのですが、プレイヤーの思い込みを巧みに利用した仕掛けも用意されています。

列車に乗車するJANE(ジェーン)に対し、情報提供をするようリボルバーを使って脅し、聞き出そうとするとペナルティを受けてしまいます。他の人物には銃をちらつかせた強引な情報収集が通用する場面もあるだけに、銃を振りかざすのが正義と思い「これもいけるだろう」と考えてしまい、見事にタイムペナルティ3分を受けました…(泣)。

ネタ要素も満載なシナリオ

次に印象に残ったのが、シナリオ終盤に登場する“ハーモニカの謎”です。

これは一般的な謎解きというより、音感や音楽的な感覚が試される要素でした。流れるメロディーを聞き取り、それに対応するハーモニカの番号を選択していく内容となっています。

幸い各番号の音は個別に確認できるため、「メロディーを聞く」→「音程を確認する」という作業を何度も繰り返しながら進めることができましたが、私の場合は突破までに十回以上聞き直すことになりました。

音楽が得意な人ならスムーズに解けるのかもしれませんが、音楽センスのない私にとっては、本シナリオで最も苦戦したポイントだったように思います。

本シナリオのクリアタイムは41分34秒(ペナルティ込)、ヒント1回使用、被ペナルティは5回(計12分)でした!

シナリオ3:オズの冒険者たち

最後に3つ目のシナリオ「オズの冒険者たち」です。珍しく制限時間は90分のシナリオです。

うとうととまどろんでいたあなたは、飼い犬トトの激しい鳴き声で目を覚ます。

その瞬間、家全体が大きく揺れていることに気づいた。
窓の外では猛烈な風が吹き荒れ、周囲の景色が渦を巻くように流れていく。

――ドロシー。あなたは今、巨大な竜巻の中心にいた。

家ごと空へ巻き上げられ、故郷カンサスからはるか遠くへ運ばれているのだ。
こうして、あなたの不思議な冒険が幕を開けることになる――。

※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストに基づき、筆者の表現で再構成しています。

本シナリオは公式難易度★★★の“上級”に分類される作品ですが、体感難易度はとやや難しめでした。

本シナリオでは、童話『オズの魔法使い』を題材にした物語が、謎解きとともに展開されます。地図や「真実の鏡」を用いた特色あるギミックが用意されており、地図に記された地名や旅のルートも原作の流れを忠実になぞっているため、『オズの魔法使い』の世界を追体験しているような感覚を味わえます。

また、作中では『オズの魔法使い』に登場する仲間たちと協力しながら謎解きを進めていきます。終盤にはシナリオが分岐する展開も用意されており、それぞれの仲間が抱く願いを叶えるための連続クエストに挑むことになります。

南の魔女の謎解き

本シナリオでヒントを使用してしまった謎の一つが、“南の魔女の謎”です。

南の魔女から助言を受け、「行ってはならない道」を探すことになります。最終的には、画像右に示したカードを裏返すことで解答へたどり着けるのですが、私はそのカードを単なる仕切りカードだと思い込み、山札から取り出した後は机の隅に放置していました。

一度「これはゲーム中では使わないカードだ」と認識してしまうと、なかなか見直そうとは思わないものです。そのまま手詰まりになって時間だけが過ぎていき、ヒントを確認した瞬間にようやく気付きました。

まさにしてやられたという感じです。ギミック自体はシンプルですが、プレイヤーの思い込みを巧みに突いた印象的な仕掛けでした。

水晶が指し示す行き先の謎解き

次に、“水晶が指し示す行き先の謎”です。

この謎では、色が変化する水晶の装置カードと気球の装置カードを用いて、水晶が示す方角を導き出します。個人的には、本シナリオ最大の難関でした。ヒントを使用したうえで挑戦したものの、結局最後まで自力では解答にたどり着けませんでした

解答は方角で表す必要があるのですが、水晶は地図上に存在する5色の間で計8回色が変化します。変化した色を順番に地図上で追ってみても図形が浮かび上がるわけではなく、また地図上の道筋が「S」や「N」のような文字に見えたため、その順番で入力するのかとも考えました。しかし、その方法では「NSW」のような意味の分からない答えになってしまいます。

その後もさまざまな視点から考えてみたのですが、有効な手掛かりを見つけることができませんでした。

さらにヒントを確認しても、「水晶の色は地図上の場所と対応していること」「水晶と地図を組み合わせて解くこと」といった方向性が示されるのみで、私にとっては決定的な気付きにはつながりませんでした。

最終的には少し反則気味の方法で突破したものの、最後まで納得のいく解法にはたどり着けずじまいでした。もし自力で解けた方や、解法のポイントが分かった方がいれば、ぜひコメントで教えていただきたいです!

本シナリオのクリアタイムは86分06秒(ペナルティ込)、ヒント3回、被ペナルティは11回(計19分)でした。

全体的な所感

【UNLOCK!】シリーズ自体は、制限時間やタイムペナルティによる緊張感シナリオごとの個性、そして完成度の高いギミックが魅力の、非常に完成度の高い謎解き型ボードゲームシリーズです。

また、本作はシナリオ面が大きく強化されており、単なる謎解きだけでなく物語を楽しめる作品へと進化しています。カードの描写を通じてNPCとの会話が展開されるなど、ストーリー要素がこれまで以上に明確に組み込まれていました。そのため、謎解きを進めながら物語を追体験できる没入感の高い作品に仕上がっています。一方で、謎解きについては前作までと比べてやや分かりにくいものや、理不尽に感じる場面が増えた印象も受けました。ただし、専用キットを用いたギミックや物理的なアクション要素など、新たな試みも数多く盛り込まれており、シリーズ作品としての進化を感じられる内容でした。

謎解きキットだけでなく、ボードゲームという形でも多くの謎解き作品が登場していますが、その中でも本シリーズは“自宅で本格的な脱出ゲーム体験ができる作品”として、特に満足度の高いシリーズだと感じます。リアル脱出ゲームや体験型謎解きイベントが好きな方には、ぜひ一度遊んでみてほしい作品ですね。

また、普段は正統派ボードゲームを中心に遊んでいる方にとっても、本作のように運要素をほとんど排除し、純粋な発想力・観察力・情報整理力だけで挑む作品は、かなり新鮮な体験になるはず。いつもの“駆け引き”とは異なる、“純粋な頭脳勝負”の面白さを味わえる作品でした。

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ぼどわん

二人協力ゲーム専門のレビューブログ
年齢:20代後半
職業:普通の会社員×2
好物:ジャンル問わず協力型
互いに負けず嫌いで対戦ゲームNG…!?
そんな二人の実体験ゲームレビュー&紹介


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