ボードゲーム 紹介

【ボドゲ紹介】「グルームヘイヴン」シリーズ徹底解説

今回紹介するゲームは【グルームヘイヴン】シリーズです!

『グルームヘイヴン』シリーズは、ファンタジー世界を舞台に、仲間とともに数々の冒険を繰り広げる協力型RPGボードゲームです。キャラクターを成長させながら強敵に立ち向かい、壮大な物語を少しずつ進めていく、長期的な冒険を楽しめる作品となっています。

シリーズには、比較的手軽に遊べる作品から、1プレイに数時間を要する本格的な大作まで、さまざまな関連作品が登場しています。なかでも初代『グルームヘイヴン』は、世界最大級のボードゲームレビューサイト「BoardGameGeek(BGG)」で、約3万作品の中から総合ランキング4位(2026年10月現在)にランクインするほどの高い評価を獲得しています。

戦略性の高いバトルと、冒険を重ねるほど深まっていく物語。じっくり遊び込める本格的な協力型ボードゲームを探している方には、ぜひ注目してほしいシリーズです。

本作は、進化する幻想世界を舞台とするユニークで戦術的な協力ゲームです。各プレイヤーは、それぞれ固有の目的を秘めた百戦錬磨の傭兵を演じます。一致団結して戦い抜くことになる一連のキャンペーン・シナリオは、各プレイヤーの行動に応じて分岐します。見つかる財宝、冒険者の引退、未来を左右する決定的な選択によって、特異な経験を得られること間違いなしです。
どのシナリオでも、高度に戦術的な決断が要求されます。ダイスを廃したスタイリッシュな戦闘システムを採用し、適切なタイミングで適切な能力を使えるかどうかが、勝敗の分かれ道となります。
あなたはボードゲーム史に残る大作のエンディングを迎えることができるでしょうか?

グルームヘイヴン 完全日本語版 - ArclightGames Official

今回はそんな「グルームヘイヴン」シリーズの概要を紹介します。

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

  • 一般企業勤めの20代後半
  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
  • 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!

グルームヘイヴンってどんなゲーム?

『グルームヘイヴン』シリーズは、プレイヤーがそれぞれ異なる能力を持つ傭兵となり、協力してシナリオの攻略を目指すボードゲームです。

特徴的なのは、能力カードを使って移動や攻撃などの行動を決める戦闘システム。毎ラウンド限られた手札からカードを選び、上段・下段の能力を組み合わせながら行動します。カードの使い方や仲間との連携が攻略の鍵となる一方、カードを使い切ると行動の選択肢が減っていくため、先を見据えた戦略も重要です。

シナリオを攻略しながら経験値や装備を獲得し、キャラクターを強化していくのも魅力のひとつ。戦闘だけでなく、成長や探索、キャンペーンを通じた物語の進行まで楽しめる、戦略性とRPG要素が詰まった作品です。

作品名 グルームヘイヴン
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 約30~150分/1プレイ
ジャンル 協力型:RPG, カード, 物語
プレイ方式 キャンペーン/レガシー型
関連作品 5作品
おすすめ度(個人的)

グルームヘイヴンの世界観

そこは文明世界の果て。傭兵は気楽な稼業とはほど遠い。それでも彼らは冒険や富や名声を求めて、比較的安全なグルームヘイヴンから防壁を超え、闇深き野性の森、雪深き山の洞窟、そして永らく忘れられた地下聖堂へと、蛮勇を武器に赴いていく。だがどんな依頼だろうと前金は期待するな。諸君が無事戻ってくるなどとは、誰も信じていないのだから。

グルームヘイヴン 完全日本語版 - ArclightGames Official

グルームヘイヴンのゲーム性

本シリーズ最大の特徴は、能力カードを使った戦略性の高い戦闘システムです。カードには移動や攻撃などのアクションが記載されており、毎ラウンド手札から2枚を選び、それぞれの上段・下段の能力を組み合わせて行動します。どのカードを使い、どの順番で行動するかによって戦況が大きく変わるため、仲間との連携はもちろん、限られた手札をどう使うかという判断も重要になります。さらに、カードは使用するほど手札から失われていくため、目先の戦闘だけでなく、シナリオを最後まで乗り切るためのリソース管理も欠かせません。

また、シナリオをクリアすることで経験値やお金を獲得し、レベルアップや装備の購入を通じてキャラクターを強化できます。キャンペーンを進めると新たなクラスやシナリオが解放され、物語も少しずつ広がっていきます。プレイヤーの選択がその後の展開に影響することもあり、単発の戦闘を繰り返すだけでは味わえない、長期的な冒険の楽しさが詰まっています。

1回のシナリオを攻略するだけでも、戦術を練る楽しさと達成感を味わえますが、キャンペーンを通じてキャラクターを育て、仲間とともに数々の難関を乗り越えていくことで、その魅力はさらに深まります。本格的な戦術バトルと、長い冒険を積み重ねていくRPGの醍醐味を両方楽しめる、重量級の協力型ボードゲームシリーズです。

グルームヘイヴンの一覧の紹介とレビュー

現在、グルームヘイヴンシリーズは全5作品が登場しています(2026/10現在)。

シリーズの中心となるのは、初代『グルームヘイヴン』と、その続編にあたる『フロストヘイヴン』です。ただし、どちらも超弩級の重量級作品で、プレイには相応の時間と労力が必要になります。

そこで本記事では、まずは手軽に遊べるスターターキットや、ルールを簡略化した『ボタンズ&バグズ』から紹介していきます。

サブタイトルタイプ発売日メーカー価格販売状況
獅子のあぎと独立セット2022/49,900円(税込)Amazonリンク
ボタンズ&バグス独立セット2025/93,960円(税込)Amazonリンク
無印(第1弾作品)基本セット2020/133,000円(税込)Amazonリンク
解明篇:忘れられし輪拡張セット2022/16.820円(税込)Amazonリンク
フロストヘイヴン基本セット2025/149,500円(税込)Amazonリンク
※本情報は2026/10時点のものです。

【スタートセット/基本】グルームヘイヴン:獅子のあぎと

『グルームヘイヴン:獅子のあぎと』は、グルームヘイヴンシリーズの戦闘システムを受け継ぎながら、より遊びやすく調整されたスタートセットです。

シリーズの基本セットである『グルームヘイヴン』や『フロストヘイヴン』は、膨大なシナリオと豊富なゲーム要素を備えた超重量級作品であり、キャンペーンのクリアまでに年単位の時間がかかることもあります。その点、本作は遊びやすさを重視しつつ、同価格帯の一般的なボードゲームにも引けを取らないボリュームを備えています。シリーズに興味がある方は、まず本作から始めてみるのがおすすめです。

なお、スタートキットとは言えど、名作「グルームヘイヴン」シリーズとして、世界最大級のボードゲームレビューサイト「BoardGameGeek(BGG)」で、約3万作品が登録されている中、総合ランキング12位(2026年10月現在)にランクインするほどの高い評価を獲得しています。

本作は単体で遊べ、成長要素を含むキャンペーン型で、基本セットを持っていなくてもプレイできます。プレイヤーは4人の傭兵の中からキャラクターを選び、港町グルームヘイヴンで発生した連続失踪事件の謎を追いながら、全25本のシナリオに挑みます。シナリオをクリアすることでキャラクターが成長し、冒険の進行に応じて物語も展開していきます。

最大の特徴は、シナリオブックがそのままゲーム盤になることと、段階的にルールを学べるチュートリアル形式を採用していることです。基本セットと比べて準備や管理の負担が抑えられており、能力カードを駆使した戦略的な戦闘や、キャラクターを育てながら冒険を続けるRPGの醍醐味をしっかりと楽しめます。

プレイ時間は1シナリオあたり約30分が目安で、プレイ人数は1~4人。正統派RPGや協力型ボードゲームが好きな方はもちろん、名作として名高い『グルームヘイヴン』シリーズに興味がある方にも、最初の一作としておすすめです。本作を遊んでシリーズの魅力にハマったら、ぜひ『グルームヘイヴン』や『フロストヘイヴン』にも挑戦してみてください。

Amazonでチェック

【1人プレイ用/基本】グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズ

『グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズ』は、グルームヘイヴンシリーズの戦闘システムをコンパクトに再構成した、1人用の作品です。

本作では、キャラクターが小さくなってしまうというユニークな設定のもと、少数の敵を相手にシナリオを攻略していきます。通常の『グルームヘイヴン』が複数人で協力して戦う大規模な作品であるのに対し、本作は小さな盤面と限られたカードで戦闘を進めるため、ひとりで気軽に遊べるのが特徴です。

本作は単体で遊べるキャンペーン型のゲームとなっており、従来作品とは異なり引継ぎ要素がほぼ無いため、任意のシナリオを選んでプレイできます。シナリオごとの簡単な物語も用意されているため、基本的には最初から順番に進めるのがおすすめではありますが、別キャラクターを使った周回などでは順序を気にせず遊ぶことができます。シナリオは全20種以上を収録しており、コンパクトなパッケージながら十分なボリュームがあります。

能力カードを使った行動選択や、敵の動きを予測した立ち回りといった戦略性は健在です。一方、1人用のため、ほかの作品のように仲間同士で弱点を補い合うことはできません。複数の敵を相手にひとりで戦う場面が常にあり、『獅子のあぎと』よりも難易度は高めに感じられました。

プレイ時間は1シナリオあたり約30分が目安で、プレイ人数は1人。ひとりでグルームヘイヴンの世界を楽しみたい方や、費用を抑えながらシリーズならではの戦略的な戦闘を体験してみたい方におすすめの作品です。

Amazonでチェック

【第1弾/基本】グルームヘイヴン:無印

『グルームヘイヴン』は、シリーズの原点となる本格的な協力型RPGボードゲームです。

本作は、世界最大級のボードゲームレビューサイト「BoardGameGeek(BGG)」で、約3万作品が登録されている中、総合ランキング4位(2026年10月現在)にランクインするほどの高い評価を獲得しています。

プレイヤーはそれぞれ異なる能力や目的を持つ傭兵となり、仲間と協力してダンジョンや遺跡を攻略していきます。全95本のシナリオが収録されており、冒険の結果やプレイヤーの選択によって物語が変化する引継ぎ要素のあるキャンペーン型を採用しています。シナリオを進めることでキャラクターも成長し、新たな能力や装備を獲得しながら、長期にわたる冒険を楽しめます。

戦闘ではダイスを使わず、能力カードを組み合わせて行動を決定します。限られた手札から状況に応じた行動を選ぶ必要があり、カードを使い続ければ手札が減って、やがて戦闘を続けられなくなる危険もあります。目の前の敵を倒すだけでなく、先の展開を見据えたカードの運用や、仲間との連携が攻略の鍵となります。

プレイ人数は1~4人で、1シナリオのプレイ時間は約30~120分。キャラクターの成長や装備の獲得、選択によって変化する物語など、長期的に遊び込める要素が豊富に詰まっています。準備やゲームの管理に手間がかかる重量級作品であり、年単位を掛けてプレイすることすら可能な壮大な冒険の世界が広がっており、戦略性の高い戦闘の正統派RPGを楽しみたい方におすすめの名作です。

【第2弾/拡張】グルームヘイヴン:解明篇 忘れられし輪

『グルームヘイヴン:解明篇 忘れられし輪』は、初代『グルームヘイヴン』の世界をさらに深く楽しめる拡張セットです。

本作は単体では遊べず、基本セットの『グルームヘイヴン』が必要になっています。本作は初代グルームヘイヴンと同様に引継ぎ要素のあるキャンペーン型で、追加シナリオを通じて、本編では描ききれなかった物語や世界の謎に迫ることができ、初代を遊び込んだプレイヤーでも、新たな冒険を楽しめる内容となっています。

本作では、新たなプレイアブルキャラクター「ディヴァイナー」が登場します。既存の傭兵とは異なる能力を持ち、戦闘では仲間の支援や状況に応じた立ち回りが重要になります。また、新しい敵やルールも追加されるため、これまでの戦闘とは違った戦略を考える楽しみもあります。

追加シナリオは歯ごたえのある内容となっており、難易度は高め。敵の特徴や戦況を見極めながら、能力カードを効果的に使う判断力が求められます。初代の基本システムを理解したうえで挑むことで、新たな戦術を試しながら、より奥深いゲーム体験を味わえるでしょう。

初代『グルームヘイヴン』を遊び終えても、まだこの世界を冒険したい方や、新しいキャラクターや戦略で戦闘を楽しみたい方におすすめの拡張セットです。

【第4弾/基本】フロストヘイヴン

『フロストヘイヴン』は、『グルームヘイヴン』のゲームシステムを発展させた、単体で遊べるシリーズ最大級の重量級協力型RPGボードゲームです。

本作の舞台は、厳しい寒さに覆われた北方の辺境。プレイヤーは傭兵となり、過酷な自然環境や未知の脅威に立ち向かいながら、拠点となる集落「フロストヘイヴン」を発展させていきます。全138本のシナリオが収録された大規模なキャンペーン型作品で、冒険の進行に応じて新たなシナリオや要素が解放されていきます。キャラクターの成長や装備の獲得など、長期的に遊び込める仕組みも健在です。

基本となる戦闘システムは初代『グルームヘイヴン』を受け継いでおり、能力カードを使った戦略的な戦闘を楽しめます。一方、本作では資源の収集やアイテムの製作、季節ごとのイベント、拠点の建設・強化といった新たな要素が加わっています。シナリオを攻略するだけでなく、限られた資源をどう使い、集落をどのように発展させるかも重要なポイントです。冒険と戦闘に加えて、拠点運営や資源管理まで楽しめる点が、本作ならではの魅力となっています。

さらに、新たなキャラクターや敵、装備品も多数収録されており、初代を遊んだことがある方でも新鮮な気持ちで挑戦できます。シナリオの選択やキャンペーンの進行によって遊びの展開も変わるため、仲間と相談しながら長期的な目標に取り組む楽しさも味わえます。

プレイ人数は1~4人で、プレイ時間は1シナリオあたり約90~180分が目安です。世界最大級のボードゲームレビューサイト「BoardGameGeek(BGG)」でも、総合ランキング20位(2026年10月現在)にランクインする高評価を獲得しています。初代以上に多彩な要素を盛り込んだ大作であり、年単位でじっくり遊び込める重量級の協力型RPGを求めている方におすすめの作品です。

グルームヘイヴンの遊び方はコチラ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ぼどわん

二人協力ゲーム専門のレビューブログ
年齢:20代後半
職業:普通の会社員×2
好物:ジャンル問わず協力型
互いに負けず嫌いで対戦ゲームNG…!?
そんな二人の実体験ゲームレビュー&紹介


-ボードゲーム, 紹介
-, , ,