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【遊び方】パンデミックレガシー:シーズン0の変更点とプレイ方法

ここでは、ボードゲーム『パンデミックレガシー:シーズン0』の変更点を画像付きで紹介します。

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

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ゲーム概要

『パンデミック』の基本シリーズは、病原菌の感染拡大による人類滅亡の危機から世界を救う、協力型ボードゲームです。プレイヤーは医療研究チームの一員となり、それぞれの役職能力を活かして世界各地の感染を食い止め、4種類の病原菌の治療薬を開発して人類を救います。

関連作品には、基本システムを踏襲しながら、水害やローマ帝国の戦いなど、さまざまなテーマを取り入れた作品が登場しています。今回紹介する『パンデミックレガシー:シーズン0』の舞台は、1962年の冷戦時代。世界の均衡を脅かす新たな脅威が迫る中、プレイヤーはCIAエージェントとなり、敵側のスパイとの攻防を繰り広げながら、世界各地で重要なミッションを遂行していきます。

本作は1プレイ約60分の中量級ボードゲーム。タイトルにもある「レガシー」システムが最大の特徴で、各プレイの結果が次回以降に引き継がれ、ゲームの展開や物語が変化していきます。プレイヤー自身の選択によって物語を紡いでいく、キャンペーンを通じた一度きりの体験が楽しめます。

2020年に発売された本作は、世界最大級のボードゲーム情報サイト「BoardGameGeek(BGG)」で、約3万作品が登録される中、総合ランキング60位(2026年10月時点)にランクイン。世界中のボードゲームファンから高い評価を受けている、まさに名作と呼ぶにふさわしい作品です。

ここでは、シリーズの基本となる『パンデミック:新たなる試練』からの「変更点」を解説します。

ボードゲーム 紹介

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ゲームの目的

『パンデミックレガシー:シーズン0』の最終目標は、冷戦下でソ連が開発を進める未曾有の生物兵器の脅威を食い止め、世界を救うことです。

そのために、プレイヤーはCIAエージェントとして全12か月のキャンペーンに挑みます。各月には異なるミッションが用意されており、敵側スパイの排除や重要人物の確保など、さまざまな任務を遂行しながら兵器開発の阻止を目指します。

基本となるゲームシステムは『パンデミック』を踏襲していますが、本作では病原菌の代わりに世界各地へ潜伏するソ連側のスパイが脅威となります。スパイの拡散を食い止めながら、限られた行動の中で複数のミッションを達成しなければなりません。目の前の脅威への対処と重要任務の遂行を両立させる、判断力とチームワークが試されます。

各月のミッションをどこまで達成できたかによって評価が決まり、その結果は次の月の資金やキャンペーンの進行にも影響します。失敗しても再挑戦できる場合はありますが、任務を十分に果たせなければ、世界を救う道は険しくなっていきます。

仲間と力を合わせて数々の任務を乗り越え、世界を破滅から救い出しましょう!

・従来のパンデミックが病原菌から西側スパイに
・各キャンペーンではパンデミックシステムに加え、複数個の特殊ミッションを遂行
・レガシー型で各キャンペーンの結果が続くプレイ、物語へ影響

『パンデミックレガシー:シーズン0』の変更点

ここでは、基本セット『パンデミック:新たなる試練』からの主な変更点を解説します。

変更点は以下のとおりです。各項目の詳細については、順番に紹介していきます。

主な変更点

  • レガシーシステムの導入
  • プレイ上の変更点

なお、『パンデミック:新たなる時代』の遊び方についてはコチラから。

ボードゲーム 遊び方

【遊び方】パンデミック:新たなる試練のプレイ方法解説(画像/動画付き)

ここでは、ボードゲーム『パンデミック:新たなる試練』の遊び方を動画、画像付きで紹介します。 ゲーム概要 『パンデミック』シリーズは、病原菌の感染拡大による人類滅亡の危機から世界を救う、協力型ボードゲー ...

レガシーシステムの導入

本作『パンデミックレガシー:シーズン0』では、レガシーシステムが導入されています。

レガシーシステムとは、プレイ中の選択や結果が次回以降のゲームにも引き継がれ、遊ぶたびにゲームそのものが変化していく仕組みです。通常のボードゲームはプレイごとに初期状態へ戻しますが、レガシー作品では、ゲーム中に発生した出来事がその後の展開に影響を与えます。

本作では、全12か月のキャンペーンを通じて物語が進行します。各月のミッションの達成状況によって次の展開や資金が変化するほか、カードへのシール貼りや新たなルールの追加など、ゲームの内容そのものにも変化が生じます。また、ゲームを進めることで、それまで封印されていた新たなカードやコンポーネントが解放され、物語の真相へと少しずつ近づいていきます。

つまり、その場のミッションを成功させるだけでなく、これまでの選択や結果を踏まえて次の月に挑むことが重要になります。同じ作品を遊んでいても、プレイヤーたちの判断や戦績によって異なる展開が生まれるのが、本作ならではの魅力です。

主なレガシーシステム

  • ルールの追加・変更
  • エージェントの能力変化
  • 次回のゲームへの影響
  • 機密情報の獲得と活用

ルールの追加・変更

キャンペーンを進めると、新たなルールが追加されたり、既存のルールが変更されたりします。例えば、新しい行動や特殊な要素が導入されることで、これまでとは異なる戦略が必要になることもあります。その追加されるルールの数は20種類以上にも上ります。

本作では、衛星やアクショントークンなどの新たな要素が登場するほか、専用のシールをルールブックやゲームボードに貼り付けることで、ゲームのルールそのものが変化していきます。

最初はシンプルだったゲームも、キャンペーンが進むにつれて新たな仕組みが加わり、攻略の幅が広がっていくのが特徴です。

エージェントの能力変化

本作では、プレイヤーが使用するエイリアス(偽名)に、さまざまな能力や特性が付与されます。

例えば、銃を仕込んだ傘などの資産を獲得すると、通常より多くの敵側工作員を排除できるようになるなど、任務を有利に進める能力を得られます。一方で、負債に相当するマイナスの特性を抱えることもあり、必ずしも能力が強化されるとは限りません。

こうした能力の変化は、対象となるエイリアスに紐づいて次回以降のプレイにも引き継がれます。どの資産を獲得するか、どのエイリアスを使用するかによって、任務の進めやすさが変わっていくのです。

次回のゲームへの影響

各月のミッション終了後には、達成状況に応じてチームの評価が決まり、その結果が次回以降のプレイに影響します。

評価に応じて予算が与えられ、資産の購入や隠れ家の設置などに活用できます。また、ミッションの成否は次回のプレイで使用できるイベントカードの枚数にも影響し、ゲームの難易度を左右します。

つまり、ミッションの結果によって次回のゲーム環境が変化するのです。成功を重ねれば、潤沢な予算を活用して有利な状況を整えられる一方、失敗が続くと予算面では苦しくなります。しかし、その場合は支援によってイベントカードの使用可能枚数が増えるなど、次の任務に向けた救済措置も用意されています。過去の戦績が次回の戦略に直結する点も、本作ならではの特徴です。

機密情報の獲得と活用

本作の最終目標は、ソ連側が開発を進める生物兵器「プロジェクト・メデューサ」の脅威を食い止めることです。そのためには、各地で任務を遂行するだけでなく、敵側の計画や兵器開発に関する情報を集めることも重要になります。

キャンペーンを進めると、機密資料や新たな情報を獲得でき、専用のファイルなどに記録されていきます。こうした情報は、敵の計画を解き明かす手掛かりになるだけでなく、潜入先や任務の進め方を判断する際にも役立ちます。

ただし、すべての情報が最初から理解できるわけではありません。暗号化された情報も存在するため、内容を解読したり、得られた手掛かりを整理したりしながら、いつ、どのように活用するべきかを考える必要があります。

単にミッションを達成するだけではなく、集めた情報をもとに敵の計画を読み解き、少しずつ真相に迫っていく。スパイ映画のような情報戦を楽しめるのも、本作ならではの魅力です。

プレイ上の変更点

ここでは、基本セット『パンデミック:新たなる試練』からのプレイ上の主な変更点を解説します。本作では、基本的なゲームシステムを踏襲しながらも、冷戦下のスパイ活動をテーマにした独自のルールが多数追加されています。特に重要な変更点は、以下の6項目です。

各種の変更点

  • ミッション
  • 所属
  • 移動
  • チーム
  • 事件
  • パスポート

ミッション

基本セットでは、4種類の病原菌の治療薬をすべて発見することが主な勝利条件でしたが、本作では、CIAの上司であるクープから指示される複数のミッションを達成することが各月の目標となります。

ミッションの内容は、特定の地域にいる工作員の排除や、指定された都市への潜入、特定の都市へのチームの設立などさまざまです。プレイヤーは、これらの任務を限られた手番の中で遂行しなければなりません。

また、ミッションは単なる勝利条件ではなく、キャンペーンを通じて物語を進める重要な役割も担っています。各月の任務を通じて、ソ連側が開発を進める生物兵器の謎に迫っていきましょう。

所属

本作では、各都市が「同盟国」「中立国」「ソ連側」のいずれかに所属しており、その所属によって実行できるアクションや移動方法に制限が設けられています。

例えば、都市カードを使用して移動する場合、同盟国ではカードを公開するだけで移動できる一方、中立国ではカードを消費する必要があり、ソ連側の都市には同じ方法では移動できません。また、チームの設立などにも所属による制限があります。

さらに、都市によっては監視の目が存在し、そこで手番を終えるとパスポートに「重荷」が追加される場合があります。重荷はエージェントに不利な影響を与えるため、目的地へ移動するだけでなく、どの国で行動を終えるかも重要です。

冷戦下の緊張関係が、移動や任務遂行に直接影響するのが本作の特徴です。

移動

基本セットと同様に、隣接する都市へ移動する方法に加え、都市カードを利用して離れた都市へ移動する方法も用意されています。ただし、本作では都市の所属によって移動の条件が変わるため、基本セットとは異なる判断が求められます。

都市カードを利用する移動では、同盟国の都市ならカードを公開するだけで移動できますが、中立国の都市ではカードを消費する必要があります。一方、ソ連側の都市には通常の方法では直接移動できず、潜入など別の手段を考えなければなりません。

また、基本セットにあった、調査基地のある都市へ移動する「チャーター便」はありません。その代わり、都市カードを活用した移動が重要になり、カードを温存するか、移動のために使用するかという判断がプレイの鍵を握ります。

チーム

基本セットでは、治療薬を発見することで病原菌への対処を有利に進められましたが、本作では「チーム」の設立が重要な役割を担います。チームはプレイヤーとは別にマップ上を移動し、配置された都市の工作員を排除してくれる、いわば別動隊のような存在です。

チームは隠れ家で設立でき、都市の所属に応じたチームを配置します。プレイヤーは自分自身を移動させるだけでなく、アクションを使ってチームを隣接都市へ移動させることも可能です。チームがいる都市では工作員の排除を進められるため、プレイヤー自身が各地を移動し続けなくても、複数の地域で工作員に対処できます。

さらに、チームの設立はミッションの達成条件になることもあります。どの地域にチームを配置し、どこへ移動させるかが、任務の成功を左右する重要な戦略となります。

事件

基本セットでは、アウトブレイクが発生すると周囲の都市へ病原菌が拡散します。一方、本作では「事件」が発生すると、事件トークンを配置したうえで脅威カードの山札の一番下からカードを引き、そのカードに記載された効果を解決します。

事件の効果はさまざまで、特定の地域に工作員が追加されたり、都市に監視が設置されたり、チームが移動・排除されたりすることもあります。単純に周囲へ工作員が拡散するのではなく、事件ごとに異なる影響が発生する仕組みです。

事件が重なると、工作員への対処が難しくなるだけでなく、移動や潜入にも支障が出る可能性があります。発生した事件への対応と、ミッションの遂行をどう両立するかが重要です。

パスポート

本作では、プレイヤーはCIAエージェントとして活動するため、身分を偽装する「パスポート」を使用します。パスポートには資産や重荷を記録する仕組みがあり、キャンペーンを通じてエージェントの能力や状態が変化していきます。

例えば、資産を獲得すると工作員の排除を有利に進められるなど、任務に役立つ能力を得られます。一方で、監視などによって重荷を負うと、プレイに不利な影響が生じます。こうした変化は、キャンペーンを通じて引き継がれていきます。

さらに、本作では複数のパスポートを使い分けることができ、自分の手番に使用するパスポートを変更することで、状況に応じて異なる能力を活用できます。どのパスポートを使用し、どの能力を活かすかという判断も、戦略の幅を広げる要素となっています。

パンデミックのプレイレビューはコチラ

【第1弾/基本】パンデミック:新たなる試練

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