謎解きキット

【評価/感想】FouRe:(SCRAP定期便)

SCRAPの『FouRe:』のプレイが終了しました!
本作はMystery for you(2026年4月号)に収録されている2作目です。

第2作目となる本作は、珍しく1作目に続いて物語要素の無い謎解き作品です。タイトルの「Four」には「Re:」という意味も掛けられており、作品には「Re〇〇(リユースなど)」をテーマにした4種類の封筒が収録されています。それぞれの封筒は記載された言葉をテーマにした異なるギミックで構成されており、開封するたびに新鮮な気持ちで挑戦できます。

謎解きの難易度は中級者向けで、ジャンルとしては「パズル系」
4つの封筒はいずれも正方形のピースを切り取って遊ぶという共通点があります。ピースを配置して意味を持たせたり、立体的な構造を組み立てたりと、同じ素材を使いながらも封筒ごとに異なる体験が楽しめるのが魅力でした。基本的には各封筒で内容が完結していますが、最後の封筒では大謎が待ち受けています。それまでに使用したピースや情報を活用して挑む構成となっており、作品全体を通して遊んだからこその達成感を味わえます。

同じパズル系作品でも、1作目『馬崎春のぱずる祭り2026』のように試行錯誤を繰り返すタイプとは異なり、本作は「ひらめき」を重視した謎解き寄りの内容です。そのため、パズルが得意なだけでは突破しにくく、謎解きらしい発想力も求められます。

初心者には少し歯ごたえのある難易度ですが、ある程度経験を積んだ謎解きプレーヤーであれば、各封筒ごとに異なるギミックを楽しみながら最後まで気持ちよく遊べる作品でした。

物語無し

※本記事のストーリー紹介は、製品付属テキストの内容に基づき、筆者の表現で再構成しています。

さて、”実際のプレイデータ“評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん

ぼどわん(当サイトの運営者)

  • 一般企業勤めの20代後半
  • 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
  • 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
  • 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!

実際のプレイデータと評価

本作品はSCRAP社から提供される「mystery for you」の2026年4月号に収録される謎解きになります。

本作はウェブを使用して謎解きの解答を行います。
また、本作は正方形ピースを切り出して謎解きを行うため、キットの破壊を伴い、非破壊プレイは困難です。

そんな『FouRe:』をクリアしたので共有します!

メーカー SCRAP
作品名 FouRe:
ジャンル オフライン謎解き、キット
発売日 2026年4月
価格 1,200円(2026/4現在)
推奨人数 1人~
目安時間 約2時間
商品リンク

プレイデータ(人数、時間)

今回の謎解きはSCRAP謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)

本作品の目安時間は記載なしでしたが、136分でクリアしました!

プレイ詳細

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:136分(2時間16分)
    封筒①:20分
    封筒②:54分
    封筒③:33分
    封筒④:29分
  • 場所:自宅(オフライン)

本作品の個人的評価

本作品の評価は以下の通りになります!

謎解きの評価

難易度:4やや難しい
時間制限:1時間制限なし
面白さ:2
ボリューム:3謎解き約20問
価格:4
おすすめ度:2

本作の謎解き難易度は「やや難しい」で、中級者向けの作品です。正方形ピースを用いるパズルが中心ですが、指示文が最小限に抑えられているため、何を求められているのかを読み解く力も求められます。特に終盤の2問は難易度が一段上がり、本作の山場と言えるでしょう。

問題数は約20問で標準的なボリューム。1問ごとの作業量はそれほど多くありませんが、純粋に難易度が高いため、クリアまでにはある程度の時間を要する印象でした。

【おすすめ度:2】とした理由は前半と後半で作品の完成度に差を感じたためです。前半2つの封筒は、コンセプトを活かしたギミックが印象的で、解いていて思わず感心するような良問が揃っていました。一方、後半は難易度が上がるだけでなく、解法に対する納得感やギミックの工夫という点ではやや物足りなさを感じる場面もありました。

総じて、特に印象的な要素はさほどなく、スタンダードなパズル系謎解き作品という感想に収まった印象です。

本作品は…
・中級者向け謎解き
・パズル系謎解き
・4種の謎解きコンセプトが楽しめる

プレイの感想

さて、プレイ感想に移ります!
基本的に謎解きはネタバレNGなので、大雑把な感覚を共有できればと思います!

パズル謎が4種封筒に同封

謎解き要素について触れます。

本作の謎解き難易度は「やや難しい」で中級者向けの作品です。
ジャンルとしては「パズル系」に分類され、問題数は約20問と標準的なボリュームとなっています。

内容は、「Re」が付く言葉をテーマにした4つの封筒を順番に解き進めていく構成です。4つのうち3つはそれぞれの封筒内で完結する謎解きとなっており、最後の1つはそれまでの内容も活用する大謎のような位置付けになっています。

難易度の配分もバランスが良く、前半2つはギミックを楽しみながらテンポ良く進められる内容です。一方、後半2つは純粋な謎解き要素が強くなり、手応えも十分。特に終盤は考え込む場面も多く、作品全体としては「やや難しい」と評価しました。

全体を通して、正方形のピースを活用したパズルが共通のテーマとなっています。しかし、各封筒でピースの使い方や発想は大きく異なり、「また同じ仕組みか」と感じることはありません。それぞれ異なるアイデアやギミックが盛り込まれているため、最後まで新鮮な気持ちで楽しめる作品でした。

封筒①の謎解きギミックと動線が良い

さて、ここからは実際のプレイ感について触れていきます。

2026年4月号は珍しく物語性のない純粋な謎解き作品が2作品、さらにどちらもパズル系という、毎月の収録内容とは少し異なるラインナップとなっていました。

封筒には「Re」が付く言葉をテーマにした4つ(Four)の謎が収録されていることは分かりますが、実際にプレイするまではパズル作品だとは気付きませんでした。1つ目の封筒で正方形ピースを用いたパズルが登場したものの、「この封筒だけかもしれない」と思っていたところ、2つ目を開けた時点で「これはパズルを軸にした作品なんだ」と理解しました。

パズル系があまり得意ではない私としては良い練習になりましたが、「そろそろ物語重視の作品もプレイしたいな」と思いながら進めていたのも正直な感想でした(笑)。

個人的に最も印象に残ったのは1つ目の封筒でした。王道のパズルではありますが、最後には発想の転換を求められるギミックが用意されており、その気付きへ自然に誘導しつつも簡単には見抜けない絶妙なバランスになっていました。

2つ目の封筒は「Reverse」というテーマを上手く活かしたオリジナリティのある内容で、難易度自体はそれほど高くありません。ただし、ルールの解釈を誤ると「解き方が間違っているのか、それとも途中でミスをしたのか」が判断しづらく、慎重に進める必要があります。実際、私はルールを勘違いしたまま考え続けてしまい、かなり時間を消費してしまいました。やり直してみると意外なほどスムーズに解けたので、最初の理解が重要な謎解きでしたね。

一方、3つ目と4つ目の封筒では難易度が一段上がります。特に3つ目の終盤は発想のハードルが高く、気付くのはかなり難しい印象でした。私はここでヒントを使用してしまい、少し悔しさが残りました。

4つ目も終盤が難所ですが、3つ目ほどの難しさは感じませんでした。比較的よく見かけるタイプの発想ではあるため、一度気付いてしまえば突破は難しくありません。ただし、与えられる情報量が少ないため、「まずは試してみる」という姿勢で手を動かしていくことが攻略への近道だと思います。

最終的なクリアタイムは136分。さまざまな思い込みや勘違いにも惑わされ、想像以上に時間が掛かってしまいました。

総じて、パズル系謎解きの練習作品としては十分楽しめる内容でした。一方で、個人的には1つ目の封筒の完成度が特に高く、それ以降はややインパクトに欠ける印象も受けました。同じ正方形ピースという題材を使いながらも、それぞれ異なる発想で楽しませてくれる点は本作の特徴でしたね。

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二人協力ゲーム専門のレビューブログ
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