リアル脱出ゲームを展開するSCRAPの公演『ダイナマイトジャケットからの脱出』をプレイしました!
本作は2026年6月から開催されているリアル脱出ゲームです。脱出の成否が決まる時間制限付き公演でありながら、ミステリーサーカス館内を巡って謎を解き進める周遊型という、少し珍しい形式を採用しています。プレイヤーはダイナマイトジャケットを装着し、時限爆弾が作動するまでのカウントダウンを音とともに感じながら、ジャケットを解除するための謎解きへ挑みます。
プレイ人数は2人限定。お互いが装着したジャケットに隠された情報を読み解きながら協力して進める内容で、コミュニケーションが重要となる作品です。難易度は「普通」で中級者向けのバランス。成功率は現時点では公表されていませんが、ヒントを使わない場合は2割前後ではないかという印象を受けました。ジャケットから得られる情報と館内で集めた情報を組み合わせながら解き進める、王道の周遊型謎解きを楽しめます。
そして、今回の結果は……脱出失敗!
今年参加したSCRAP公演はこれで3勝3敗の五分となりました。本作は全体を通して極端に難しいわけではありませんが、ラストで発想力が大きく問われる構成となっています。周遊型ゆえに移動時間も考慮しながら進める必要があり、時間にもそれほど余裕はありません。最後は「気付けるかどうか」が勝敗を分ける印象で、解法を知れば納得できるものの、その発想にたどり着けなかったことが非常に悔しく感じる公演でした。
「その服の謎が解けなきゃ、ド派手にボッカ―――ン!」
【公式】ダイナマイトジャケットからの脱出(ダイナマイト脱出)
怪しげな男はニヤリと笑う。
「おっと、紹介がまだだったな。お前たちが着ている服の名は・・・ダイナマイトジャケット!!」
古着屋を訪れたあなたたちは、なんと爆弾付きの服を着せられてしまった!
次々と見つかる驚きの仕掛け、ポケットに潜む秘密のアイテム、そして迫り来るタイムリミット…
起爆寸前のダイナマイトを胸に抱え、2人協力してクレイジーなジャケットから脱出せよ!
”実際のプレイデータ“、評価”、そして”プレイの感想”を共有したいと思います!

ぼどわん(当サイトの運営者)
- 一般企業勤めの20代後半
- 協力系ボードゲーム、謎解き大好き!
- 負けず嫌いなので対戦系はほどほどに…(笑)
- 100種類以上のアナログゲームを保有、順次紹介!
Contents
実際のプレイデータと評価
SCRAP店舗で開催されている公演『ダイナマイトジャケットからの脱出』です。
本イベントは、SCRAP店舗内を舞台にした「屋内周遊型」のリアル脱出ゲームです。各チーム(2人1組)が15分間隔で順次スタートし、ダイナマイトジャケットを装着した状態で会場内を巡りながら、制限時間内の脱出を目指します。
参加人数は2人1組限定。制限時間は40分で、導入やエンディングを含めた所要時間は約60分です。
| メーカー | SCRAP |
| 作品名 | ダイナマイトからの脱出 |
| ジャンル | 謎解き公演:屋内周遊型 |
| 開催期間 | 2026年6月~ |
| メーカー価格 | 約2,200円/1人(2026/6現在) |
| 参加人数 | 2人 |
| 目安時間 | 約60分(制限時間40分) |
| 商品リンク | ー |
プレイデータ(人数、時間)
今回の謎解きは謎解き経験者2人でプレイしました!
(私:謎解き中級者レベル、相方:謎解き中級者レベル)
プレイ詳細
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:40分
- 場所 :東京ミステリーサーカス店舗内
本作品の個人的評価
本作品の評価は以下の通りになります!
謎解きの評価
| 難易度 | :3 | 普通 |
| 時間制限 | :4 | 制限時間40分 |
| 面白さ | :4 | |
| ボリューム | :2 | 謎解き約10~15問 |
| 価格 | :2 | |
| おすすめ度 | :3 |
本公演の謎解き難易度は「普通」です。制限時間は40分、問題数は約15問と比較的コンパクトですが、東京ミステリーサーカス館内を移動する時間も含まれるため、体感としては時間にあまり余裕はありませんでした。
本作最大の特徴は、ダイナマイトジャケットを装着した状態で館内を周遊するというユニークなゲームシステムです。常に時限爆弾のカウントダウン音が鳴り続けるため、時間制限以上の緊迫感があります。また、2人1組限定の公演ということもあり、お互いのジャケットに記された情報を確認・共有しながら進める協力プレイが中心となります。自身では確認しづらいジャケットの構造を活かしたゲームデザインになっており、ペアならではの連携を存分に楽しめました。
【おすすめ度:3】とした理由は、良い点と惜しい点がそれぞれあったためです。
良かった点は、他チームとの干渉がほとんどなく、自分たちのペースで楽しめる2人限定の協力型公演として完成度が高いことです。自身では見えにくいジャケットの情報を活用する仕組みもテーマとよく噛み合っており、「ダイナマイトジャケット」という設定を違和感なくゲームへ落とし込めています。
一方で、会場は東京ミステリーサーカスの1階から5階までを使用するため、フロア間の移動時間も制限時間に含まれます。館内の混雑状況によっては思うように移動できず、攻略しやすさが左右される場面もあるでしょう。また、時間に追われて階段を急いで移動する場面もあるため、安全面には十分注意してプレイすることをおすすめします。
本作品は…
・中級者向け謎解き
・屋内周遊型謎解き
・リアルにダイナマイトジャケットを装着してプレイ
プレイの感想
さて、ここからは実際のプレイ感想をお伝えします!
なお、本公演は内容に関するネタバレが禁止されているため、ストーリーや具体的な謎解きには触れず、プレイして感じたことを中心にレビューしていきます。

SCRAP成長初期を支えた「ルーム型」リバイバル

本公演『ダイナマイトジャケットからの脱出』は、2026年6月から開催されている比較的新しいリアル脱出ゲームです。
物語は、怪しげな古着屋へ立ち寄ったことをきっかけに、ダイナマイトが仕込まれたジャケットを着せられてしまうところから始まります。時限爆弾が作動する前に、謎を解いてジャケットを解除し脱出を目指すという、スリル満点の設定です。
形式は制限時間40分の屋内周遊型公演で、参加人数は2人1組限定。本作の特徴は、「2人で協力するゲームデザイン」と「時間制限付きの周遊型」という2点にあります。
まず、本公演ではお互いが装着したジャケットに異なる情報が隠されており、自分では確認しづらい構造になっています。そのため、互いに情報を伝え合いながら館内を探索し、得られた情報を組み合わせてジャケットの解除を目指します。ペアならではのコミュニケーションが重要となる一方で、それ以外のゲーム性は比較的オーソドックスな周遊型謎解きとなっています。
もう一つの特徴は、周遊型でありながらリアルタイムで時間が進み続けることです。プレイヤーは時限爆弾付きのジャケットを装着したまま館内を移動するため、周囲から見ても一目でプレイ中と分かるほど存在感があります。もちろん館内の移動時間も制限時間に含まれるため、目的地までいかに素早く移動できるかも攻略のポイントとなります。
比較的リーズナブルな価格で参加できるうえ、2人1組限定のため他チームの進行に左右されることなく、自分たちのペースで楽しめる点も魅力です。短時間で気軽に協力型リアル脱出ゲームを体験したい方には、参加しやすい公演だと感じました。
脱出に向けた怒涛の大謎ラッシュが半端ない
次に、謎解き要素について触れていきます。
※内容や具体的な解法に関する言及は一切なしでの感想です。
本作の謎解き難易度は「普通」で、中級者向けの内容です。クリア率は公表されていませんが、プレイした印象ではヒントを使用しない場合、およそ20%前後ではないかと感じました。SCRAP公演全体で見ると、難易度は標準的に位置付けられる作品だと思います。
制限時間は40分、問題数は約15問と比較的コンパクトですが、本作は屋内周遊型のため館内の移動時間も制限時間に含まれます。そのため、謎をスムーズに解けていても時間にはあまり余裕がなく、体感としては数字以上にシビアな印象を受けました。
ゲームシステムとしては、お互いが装着したジャケットに記された情報を共有しながら進める点が最大の特徴です。それ以外の謎解きは比較的オーソドックスな周遊型リアル脱出ゲームとなっており、道中の難易度もそれほど高くありません。多くの参加者が終盤までは順調に進められる一方で、最後の謎だけは一段階難易度が上がる構成になっていると感じました。
ラストでは、発想の転換が求められます。詳細には触れませんが、「正攻法ではうまくいかない状況をどう突破するか」という視点が重要で、特に同系統のギミックをあまり経験したことがない方には厳しい印象です。解法を知れば納得できる内容ではあるものの、制限時間のプレッシャーの中でその発想に辿り着けられるか、そして行動に移すことができるかどうかが脱出成功の大きな分かれ目になる作品でした。
2度目の残り数秒でのクリアに歓喜
では最後に実際のプレイ感について触れていきます。
東京での用事に合わせて、今回も東京ミステリーサーカスへ。先日の「脱出ゲームの日」記念配信では、大阪ミステリーサーカスの誕生予定も発表され、関西在住としては非常に楽しみなニュースでした。とはいえ、現時点ではやはり東京がリアル脱出ゲームの聖地。公演数の多さは羨ましい限りです。
今回は比較的新しい公演ということで『ダイナマイトジャケットからの脱出』に挑戦しました。もともと少人数で協力する公演が好きなので、2人1組限定という時点で期待大。大人数公演のように役割が分散しすぎることもなく、常に二人で考えながら進められる点はやはり魅力ですね。
事前情報をあまり入れずに参加したこともあり、最初は「小部屋に閉じ込められて時限爆弾付きジャケットを解除するタイプかな」と想像していました。しかし実際は、ダイナマイトジャケットを装着したまま東京ミステリーサーカス館内を巡る周遊型。なかなか目立つ見た目なので最初は少し恥ずかしさもありましたが、カウントダウンが始まるとそんなことを気にしている余裕はなく、自然と謎解きへ集中していました。
館内は1階から5階まで幅広く使用するため、移動だけでも意外と時間を消費します。ジャケット自体にも多少の重量があり、想像以上に体力を使う公演でした。特に上階への移動ではエレベーター待ちが発生することもあり、館内の混雑状況によっては攻略しやすさにも多少影響しそうです。
エレベーターに同乗した海外の方に「ワオッ!」って言われたよ(笑)
特にエレベーターでは時限爆弾の刻む音がかなり響くね!
道中の謎は比較的テンポ良く解き進められ、ラストまでは順調そのもの。しかし、ラスト謎へ到達した時点で残り時間は約6分でした。時間としては十分間に合うはずだったものの、最後に求められる発想へどうしてもたどり着けず、そのままタイムアップ。結果は脱出失敗となりました。
ラストでは「そういうことだったのか」と納得できる内容でしたが、プレイ中にその発想へ切り替えられるかどうかは別問題。方法論は理解できても、その一歩を踏み出す柔軟な発想が最後まで出てこず、今回は完敗でした。道中とのギャップを感じるほど終盤だけ難易度が一段上がる構成で、最後のひらめきが勝敗を分ける公演という印象でしたね!
